
こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。香りの良い干しえびは、お料理にコクやうま味を加えてくれる嬉しい食材です。和食やエスニックで使う事の多い食材ですが、今回は洋風にじゃがいものガレットに加えてみましょう。焼いている時から香ばしい香りが漂いますよ。それでは早速作っていきましょう!
干しえびが香ばしいじゃがいもとチーズのガレットの材料(4人分)

材料一覧
じゃがいも | 2~3個(300g) | |
塩 | 小さじ1 | |
干しえび | 5g | |
ピザ用チーズ | 15g | |
小麦粉 | 大さじ1 | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
バター | 10g |
干しえびが香ばしいじゃがいもとチーズのガレットの作り方

スライサーが強い味方
スライサーでカットする事によって簡単に極細切りに出来るので、是非使いたいキッチンツールです。また、包丁でカットするより断面がギザギザした状態になるので、適度にしんなりと柔らかくなりやすいのが特長。
じゃがいもにハリがありすぎると、ガレット状にまとまりにくくなるので、スライサーを使って頂く事をおすすめします。

じゃがいもから出た水分はしっかり絞る
15分置いたじゃがいもの水分は、しっかり絞ります。手で握るようにしてギュッと水分を絞ると良いですね。絞ってもでんぷん質はあまり出ないのでご安心下さい。

干しえびが香ばしさのポイント
今回のガレットの美味しいポイントは「干しえび」です。香ばしい風味が魅力の干しえびは、通常は和食やエスニック料理で使う事が多い食材ですね。でも、洋食で使っても美味しく仕上げてくれる名脇役です。
ガレットに入れて一緒に焼く事で、香ばしい香りが広がりますよ。また、高タンパク低カロリーで栄養価的にも優秀、保存も効く嬉しい食材です。

ガレットを返す時はお皿を使うと便利
ガレットを上手くひっくり返せない時は、フライパンよりひと回り小さめのお皿を乗せて返すと便利です。
一度火を止めてからお皿を乗せ、フライパンごとひっくり返してガレットをお皿に乗せます。そのままフライパンに戻し入れて再度焼いて下さい。ふきんやミトンを使って火傷しないようにご注意下さいね。
干しえびの香りが香ばしい!外はカリッと中はモチッと美味しく仕上がります

干しえびの香ばしい香りがプラスされて、いつものガレットとひと味違う美味しさになりました。低温から焼き始めた事で、じゃがいもの甘みが倍増しています。外はカリッと、中はモチッとした幸せ食感、チーズの香りもプラスされて止らない美味しさです。しかもフライパンひとつで作れるのが嬉しいポイントですね。
ボリュームがあるので、このガレットと簡単なスープだけのランチやブランチにもおすすめです。お酒のおつまみやおもてなしの一皿にもぴったりな一品です。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」