料理研究家・栄養士のななです。今回は大葉を使った塩唐揚げのレシピを紹介します。幅広い世代から人気のおかずのひとつ、唐揚げですが、定番のしっかりした醤油味が非常に根強いですよね。たまにはさっぱりめの塩味もまた違った美味しさを見つけることができるかもしれませんよ。では早速作ってみましょう。
大葉の塩唐揚げの材料(2人分)
具材
鶏もも肉鶏むね肉でも代用可 | 300g | |
大葉 | 10枚 |
調味料
にんにくチューブでも代用可 | 小さじ1 | |
ショウガチューブでも代用可 | 小さじ1 |
調味料A
料理酒 | 大さじ2 | |
塩鶏肉の重量の約0.7%目安 | 2g |
調味料
片栗粉 | 少々 | |
油 | 適量 |
付けあわせ
大葉 |
大葉の塩唐揚げの作り方
脂肪は取り除こう
皮の近くに、薄く黄色いぶよぶよしたものがあります。これは鶏肉の脂肪の部分になり、肉臭さや食感が悪くなる原因になりますので、キッチンばさみなどで取り除いてから使用してください。
下味のみの冷凍も可能
作り置きにする場合、下味をつけてから、そのままジップロックなどに移して、冷凍保存ができます。食べたい時に解凍して揚げるだけですので、こちらも忙しい方はぜひ頭に入れておいてもいいですね。
余計な粉ははたこう
片栗粉をまんべんなくまぶした後、真っ白な状態になるかと思いますが、手で鶏もも肉を少し叩くようにして余計な粉をはたき落とします。ムラなく薄付きで大丈夫です。こうすることで、唐揚げの衣のみの塊がなくなり、さらに食感が良くなりますので、ここではひと手間かけてみましょう。
油の温度目安
温度計がある方は、温度計が推奨ですが、ない場合は菜箸で温度を見てみましょう。菜箸を軽く水で濡らしてから、布巾などで拭き取ります。そのまま油に菜箸を入れて、大きな気泡が勢いよく出たら180度の目安になります。菜箸は木製を使用してくださいね。
後味の塩気と香りがハマる
大葉が入ることで、色合いが綺麗かつ、重たい印象の唐揚げも、塩との相性が良いため、さっぱりと食べやすいアレンジ唐揚げになりました。にんにくとショウガのアクセントが、つい箸とお酒が進みますので、おつまみにもおすすめですね。冷めても美味しいのでお弁当にも向いていますが、「サクッ」とした出来たてならではの食感を一度味わってほしいですね。定番も美味しいですが、塩唐揚げの美味しさをぜひお試しください。
料理研究家・栄養士・NadiaArtist。主宰してた料理教室が雑誌に多数掲載。企業さん向けのレシピ開発やコラム執筆などで活動中。自身も料理嫌いだったため、料理初心者さんからでも美味しく作れる簡単なレシピを目指してます。