洋食歴20年の料理人hiroです。大人も子供も喜ぶポテトサラダ。今回は生ハムを使ってリッチ感をアップさせ、さらに隠し味を用いて食べやすく保存がきくものにしています。冷蔵庫で3日間は楽しめます。お弁当のおかずはもちろん、おつまみに最適です。それでは早速作っていきましょう。
生ハム入りポテトサラダの材料(5人前)
具材
ジャガイモ(メークイン)男爵でも可 | 6個(正味750g) | |
人参 | 1/2本分 | |
玉ねぎ | 1個 | |
きゅうり | 1本分 | |
生ハム切り落とし | 60g |
調味料
塩 | 適量 | |
白胡椒 | 少々 | |
米酢 | 大さじ1 | |
薄口醤油 | 小さじ1 | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
マヨネーズ | 175g |
生ハム入りポテトサラダの作り方
玉ねぎはレンチンします
電子レンジ600Wで7分かけて、玉ねぎを火入れします。しんなりする上、本来の甘さが出て、ポテトサラダをより美味しくします。
きゅうりは塩で揉んでおこう
きゅうりは2mm幅の輪切りにします。カットしたらボウルの中へ。
塩をひとつまみまぶして、手で揉みます。きゅうりに下味をつけることはもちろんのこと、脱水させて味を染み込みやすくすることと、ポテトサラダの保存性を高めることができます。
沸騰している中にジャガイモを茹で、10分タイマーをかけます。
同時に人参も茹でよう
ジャガイモを茹でている間に、2分間、一緒に人参を茹でましょう。
2分経ったら穴ジャクシとザルで水気をとります。
キッチンペーパーを敷いた器にとっておきます。そのまま冷蔵庫に入れて冷ましておくと良いでしょう。
ジャガイモのチェックを忘れずに
ジャガイモに竹串を刺してみて、スッと入るようだったら茹で上がりサイン。ザルにあけて、水気をしっかり取ります。
さらに塩と白胡椒を少々。ジャガイモはゴロゴロした状態でも、マッシャーで潰すのでも、お好みでOKです。
米酢、オリーブオイル、薄口醤油を加えて混ぜておきましょう。オリーブオイルと薄口醤油が今回の隠し味です。オリーブオイルは風味をプラスするのと保存性を高め、薄口醤油は野菜の色を活かし、和の要素が加わり、食べやすくなります。
氷をうまく使おう
ジャガイモを入れたボウルの下に、氷や保冷剤を入れると作業がスムーズになります。
ここでジャガイモを急冷することが大切です。同時に水気を切った玉ねぎを入れておくと良いです。時折混ぜながら、冷ましていきましょう。15分ほどで冷めます。急冷させることも、保存性を高める手段のひとつです。
次に水気をギュッと絞ったきゅうりを加えてさっくりと混ぜ合わせます。
次に冷ましておいた人参を加えてさっくりと。
生ハムは一枚一枚、丁寧に手ちぎりしよう
最後に生ハムを一枚一枚を丁寧にはぎ取って、手ち切りしていきます。生ハムは重なっていると塩っ気を強く感じてしまいます。さっくりと混ぜ合わせたら味見をして、足りなければマヨネーズを少し足す程度で味が決まります。
ご馳走感は隠し味と生ハム、玉ねぎにあります
今回紹介しましたポテトサラダは、薄口醤油で和を感じさせ、オリーブオイルでグッと風味もアップし、玉ねぎの甘さと生ハムのアクセントも味の決め手となります。冷蔵庫保存で3日間楽しめますのでお弁当におかずやおつまみにも最適。いつもとは違うワンランク上のレシピを、是非ともレパートリーに加えてみてください。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。