洋食歴20年の料理人hiroです。しらすの旬は4〜6月と8〜10月。トマトの旬は夏ですね。旬と旬が出会うと、一番美味しい時に、お値段も一番安くで仕上がります。オリーブオイルと薄口醤油はとても相性がよく、出汁昆布を使うので、和風感が大幅UP。さっぱりと頂けます。それでは早速作っていきましょう。
しらすとトマトの和風マリネの材料(2人前)
具材
釜揚げシラス | 20g | |
トマト | 2個 | |
九条ネギ | 適量 | |
出汁昆布 | 3cm×2cmほど |
調味料
塩 | 少々 | |
白胡椒 | 少々 | |
薄口醤油 | 大さじ1 | |
エキストラバージンオリーブオイル | 大さじ2 |
しらすとトマトの和風マリネの作り方(1分動画で早回し解説)
しらすとトマトの和風マリネの作り方
出汁昆布を水につけておこう
出汁昆布を水で戻して柔らかくします。20分ほどつけておくと、カットしやすい状態となります。今回はこの出汁昆布が良い仕事をしてくれますよ。
薄口醤油とオリーブオイルは相性が良いです!
薄口醤油とオリーブオイルを加え、スプーンなど使ってしっかりと混ぜ合わせます。オリーブオイルと薄口醤油は相性が良く、こういった和のマリネには最適。是非ともこの組み合わせを覚えておいて下さい。他の食材にも色々と使えますよ。薄口醤油に関しては食材の色を生かし、ほん海苔と塩味を上塗りしてくれます。少量サイズでもご家庭に1本、常備しておきたい調味料です。
ハサミを使って、細めにチョキチョキとカットします。慣れている方は包丁でカットするのでもOKです。
くし切りにしたトマトをマリネ液の中へ。形を崩さないように優しく扱います。
食材の旬を知ると、料理はさらに楽しくなります!
今回はしらすとトマトと夏の旬同士で組み合わせましたが、旬の時期は一番美味しいだけでなく、安くで作れることも魅力のひとつ。私の中ではこの「ギャップ」が、一番の贅沢なのだと思うことがあります。刻んだ出汁昆布と九条ネギは、今回の食材の引き立て役。食材がその場その時の舞台で主役、脇役を演じてくれているようですね。旬を意識して、スーパーの食材コーナーを覗いてみましょう。安くで手に入って、美味しいものが作れると幸福感が増し、料理が楽しくなります。和風マリネ、是非とも食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。