ごはんが進む！フライパンひとつで作る豚肉とたけのこの中華炒めのレシピ

1まずは豚肉に下味をつけよう

豚肉をポリ袋に調味料A（しょうゆ、酒）と一緒に入れ、よくもみ込んで馴染ませたら調味料Aの片栗粉を加え、全体に粉が行き渡り、馴染むようにします。

豚肉が長ければ味付け前に5cm幅に切ってください。

2野菜を切ろう

水煮たけのこは縦半分、もしくは縦に三等分に切り、さらに5mm幅に切ります。用意した水煮たけのこによって大きさが違いますが、目安は一口で食べれるくらいの大きさに切ります。特に、下のかたい部分は大きいので、火の通りも遅くなるので、小さく切っても大丈夫です。

玉ねぎは薄切り、パイナップルは十字に切って1切れを四等分に切ります。今回使用するパイナップルは缶詰のもので、厚みは1cm程度です。

3カシューナッツは乾煎りし、調味料Bを用意

カシューナッツは、今回生タイプを用意したので、フライパンに入れ、弱火～中火でフライパンを揺すりながら乾煎りします。乾煎りすることで香ばしく、カリッとした食感に仕上がります。調味料B（砂糖、甜麺醤、豆板醤、鶏ガラスープの素、湯、片栗粉）をボウルに混ぜ合わせ、甜麺醤と鶏ガラスープの素がしっかり溶けて馴染むまでかき混ぜます。この段階でしっかり溶いておくと、あとで使うときにかたまりにならずに使えます。

4豚肉をこんがり焼く

フライパンにサラダ油、片栗粉をまぶした豚肉を入れ、中火で焼きます。豚肉同士がくっつきやすいので、ほぐしながらこんがり軽く焦げ目がつくまで焼き、火を通します。

豚肉に火が通ったら一旦バットなどに取り出します。豚肉から出た油がフライパンに残っていますが、拭き取らずにそのままフライパンに残します。

この状態の豚肉はカリカリに焼け、淵がこんがり焼き色が付いている状態です。

5たけのこ、玉ねぎを炒める

豚肉を焼いたフライパンにたけのこ、玉ねぎを入れて炒めます。たけのこは水煮の状態のものを使用していますが、かたい部分もあるので、しっかり焼き色がつき、やわらかくなるまで炒めます。同時に長く焼くと玉ねぎが焦げやすいので、気をつけてください。

6材料をすべて入れ、炒め煮にして完成！

たけのこに火が通ったら調味料B（砂糖、甜麺醤、豆板醤、鶏ガラスープの素、湯、片栗粉）、パイナップルを加え、5分程度中火で炒め煮にして味を絡めます。

仕上げにカシューナッツを散らして完成です。

カシューナッツをパイナップルと一緒に入れて加熱すると、やわらかくなりすぎてしますので、火を止める直前（もしくは火を止めてからでも大丈夫です）に加えます。

ぜひ豚肉とたけのこを一緒に食べていただきたい。豚肉のとろみとたけのこのシャキッとした食感がピリ辛で甘辛な味の中でとても存在感があります。そして、たれの中にパイナップルの酸味が溶けだして甘酸っぱさが加わり箸が止まらない中華味に。 豚肉はカリッと焼いたものの、片栗粉がついているのでたれで煮ている間にとろみが出てプリプリとした表面につやのある見た目がおいしさをそそります。たけのこは食材の中でも特に食感があるので、歯応えと染み込んだ味がジューシーに噛めば噛み程にじみ出てきます。 そんな中にカシューナッツのカリッとした爽快で軽いナッツらしい食感が他の食材では出せないアクセントになっています。 白ご飯のおかわり必須メニュー。