こんにちは。フードコーディネーターの上田みえです。今回は「明太子の鶏むね包み焼き」のご紹介です。明太子をまるごと鶏むね肉で包んでバター醤油で焼いた、おつまみにもおかずにもおすすめな一品。鶏むね肉はたたいて包みやすく、柔らかく仕上げるのがポイントです。それでは早速作っていきましょう!
明太子の鶏むね包み焼きのレシピの材料(2人分)
具材
鶏むね肉皮なし | 200g | |
明太子 | 2腹 | |
大葉 | 2枚 |
調味料A
酒 | 小さじ1 | |
砂糖 | 小さじ1/2 | |
塩 | ひとつまみ |
調味料B
醤油 | 小さじ1 | |
有塩バター | 5g |
調味料
ごま油 | 小さじ1 | |
水 | 小さじ1 |
トッピング
白炒りごま | 適量 |
明太子の鶏むね包み焼きのレシピの作り方
切り離さないよう、全体の厚さが均等になるように開きましょう。
観音開きにして厚みを無くす!
「観音開き」とは、開き戸のように真ん中から左右に開いてお肉の厚みを無くす方法です。こうすることで全体の厚みが均等になり、厚いお肉も薄くなることで火通りが良くなります。主に厚みのある鶏肉で用いられる下処理です。
薄くなったら、明太子を包みやすいように2等分に切ります。
たたくことで柔らかく&包みやすい!
鶏むね肉をたたくことで繊維が壊れ、加熱しても柔らかく仕上がりますよ。また、今回のように包んで調理する場合などは薄くすることで包みやすくなり、火通りも良くなります。
巻き終わりをつまようじで留めます。
つまようじで留めてはがれ防止!
つまようじで留めることで、焼いた際に巻き終わりが開いて崩れることを防ぎます。巻き終わりから焼いてもしっかりとくっつかない事があるので、留めておくと安心です。
焼き色が付いたら裏返し、転がしながら中火で全体に焼き色を付けます。焼き時間は大体3分程です。
有塩バターが溶けて全体に馴染んだら火を止めます。
今回は中心部分は明太子なので、明太子まで火を通さなくても大丈夫ですが、焼き加減はお好みで調整してくださいね。周りの鶏むね肉にしっかりと火が通れば大丈夫です。火通りが心配な場合は、一度切って確認しましょう。
ビールが進むおつまみ!おかずやお弁当にもどうぞ
リーズナブルで食べ応えのある鶏むね肉で明太子をまるごと包んだ、「明太子の鶏むね包み焼き」です。鶏むね肉はバター醤油で味付けした、ビールが進むおつまみですよ。ご飯のおかずとしてももちろん、冷めてもおいしいのでお弁当にもおすすめです。
パサつきがちな鶏むね肉をしっとり仕上げるポイントもたくさんあります。お好みで鶏ささみでも代用できますよ。ぜひ作ってみてくださいね。
フードコーディネーター/料理研究家。料理講師、レシピ開発、レシピ動画制作、広告撮影などを経験し、現在は料理人ライターとしての執筆でも活動中。「特別な食材を使わない、簡単ほっこりおうちごはん」をテーマに料理の楽しさをお伝えします。