
洋食歴20年の料理人hiroです。夏から秋が旬の茄子。安い時期に色々と試したくなる野菜ですね。今回は簡単に作れるシンプルな漬物をご紹介いたします。塩水に漬けて、しんなりさせながらもアクを取るというやり方。同時期に旬を迎える大葉とミョウガを使って良いとこどりのお漬物。早速作っていきましょう。
茄子のカンタン漬けの材料(3〜4人前)

具材
茄子 | 3本 | |
大葉 | 5枚 | |
ミョウガ | 1本 |
調味料
塩 | 30g | |
水 | 600g | |
濃口醤油 | 適量 |
茄子のカンタン漬けの作り方(1分動画で早回し解説)
茄子のカンタン漬けの作り方

刻んだ後は、手で軽くほぐします。その後は器に入れて冷蔵庫に保管しておきましょう。

全ての茄子を輪切りにしたら、両手で塩水をもみこむように混ぜて、常温で小一時間置いておきましょう。茄子の上に落としブタをしておくと良いでしょう。

漬けた後の塩水は廃棄しよう
茄子の水分を絞った後の塩水です。茶色く濁っているのが分かります。また、手で絞った茄子は変色していないのも分かりますね。水にさらすことで、変色を防ぐことは前述しましたが、変色した茄子は見た目が悪くなるだけでなく、同時に渋みまで出てしまいます。こういったひと手間が料理の仕上がりを左右してしまいますので、下ごしらえはとても大事なことだと言えますね。こちらの塩水は廃棄します。
パクパクいけても、食べ過ぎ注意!

こういった漬物はついついパクパクと食べてしまって、お酒を共にしがちですが、食べ過ぎ注意です。先述した涼つながりで、「茄子は嫁に食わすな」という言葉があり、これは主に秋茄子を指すんですが、茄子は体を冷やす食べ物なので、特に女性にとっては体を冷やすことは健康によろしくない為、こういった言葉で戒めがあるくらい効能があるものなんですね。冷蔵庫保管で3日は持ちますので、ほどほどにゆっくり食べて、消化するようにして下さいね。簡単に作れる漬物につき、おさけのおつまみや、ごはんのお供に何か…と考えた時、こういったレシピもあることを気に留めておいていただけたら幸いでございます。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。