こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。イタリアンの前菜として定番のカルパッチョ。簡単でおしゃれ、そして美味しい前菜です。今回はほたてを使った基本のカルパッチョを作っていきましょう。ほたての生臭みを抑えてくれるひと手間や、相性の良い意外なフルーツをご紹介します。それでは早速作っていきましょう!
ほたてとキウイフルーツで作る基本のカルパッチョの材料(4人分)
主な材料
ほたて | 8個 | |
塩ほたての下処理用 | 小さじ1/4 | |
キウイフルーツ | 1/3個 | |
ベビーリーフ | 5g | |
ピンクペッパー | 適量 |
カルパッチョソースの材料
オリーブオイル | 大さじ1 | |
酢 | 小さじ1 | |
塩 | 小さじ1/4 | |
こしょう | 少々 |
付けあわせ
ピンクペッパー |
ほたてとキウイフルーツで作る基本のカルパッチョの作り方
今回のレシピのポイント
ほたてをカットしたら、軽く塩で下味を付けます。こうする事で生臭みが抑えられて、グッと美味しく召し上がれますよ。
半分の厚みになる位置に包丁を置いて、包丁を前後に動かしてカットしましょう。まな板に面している部分(出っ張っている部分)は切り離しにくいので、まな板を切りつけるようなイメージでしっかり切り離してください。
半分の厚みにカットする事で、食べやすく、またソースの絡みも良くなります。カットが終わったらキッチンペーパーなどで軽く水分を拭き取っておきましょう。
塩の力で生臭みが抑えられる
ほたては比較的生臭みが少ない食材ですが、それでも気になる場合がありますね。塩で下味を付ける事で、生臭みが抑えられて美味しく召し上がれます。こしょうがお好きな方はプラスしても良いですね。
キウイフルーツとほたては相性抜群
ほたてはフルーツとの相性が良い食材です。特にキウイフルーツは、その甘みと酸味がほたての優しい美味しさ引き立ててくれる名脇役。彩りも良くなるので、おすすめの食材です。
他にも、柿やオレンジ、いちごなども相性が良いのでおすすめですよ。
オイルと酢の割合は3:1
オイルと酢の割合は「3:1」が基本となります。カルパッチョのソースに限らず、サラダのドレッシングもこの割合がちょうど良いバランス。覚えておけば自家製ドレッシングが簡単に美味しく作れるようになりますよ。
サッと作れてとってもおしゃれ!ワインのお供におすすめ
あらかじめ下味を付ける事で、ほたての生臭みが抑えられてグッと美味しく仕上がりました。ほたてのねっとりとした食感と甘みがたまりません。キウイフルーツの酸味と甘みが、ほたての美味しさを引き立ててくれます。
手軽に作れるのにとても華やかな仕上がりに大満足、おもてなしの一品として、ワインのお供として、色々楽しんで下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」