料理人hiroです。今回は基本の春雨サラダのレシピをご紹介します。春雨の仕上がりが固く味がボケてしまいがちですが、下茹で後に水洗いして、水気をしっかり取ることがポイントとなります。具材と合わせたタレと和えるだけで味が決まりやすくなります。お子様も好んで食べる味付けです。では早速作っていきましょう。
春雨サラダの材料(2〜3人分)
具材
春雨 | 50g | |
きゅうり | 1本 | |
人参 | 1/3本 | |
ロースハム | 4枚 | |
白ごま | 適量 |
調味料A
ごま油 | 少々 |
調味料B
鶏ガラスープの素 | 小さじ1/2 | |
上白糖 | 大さじ1 | |
米酢 | 大さじ1 | |
濃口醤油 | 大さじ1 | |
ごま油 | 大さじ2 |
春雨サラダの作り方
今回のレシピのポイント
春雨を茹でる時は標準時間で茹で、水洗い後に水気をきっちり取って水っぽさをなくすことで味を含みやすくなります。具材をタレに浸けた後に春雨と合わせることで、具材がしんなりした状態で味が決まり、食べやすくなりますよ!
春雨はパックに記載されている標準時間で茹でます。例えば3〜4分と記載されている場合、4分でタイマーをセットし、かき混ぜながら茹でましょう。
標準時間茹でたらザルにあけ、お湯を捨て、流水で春雨を洗います。
冷水で水洗いは必須!
茹でた春雨は、流水でしめた後に水洗いすることで、表面に付着しているぬめりを取ることができます。このぬめりを取っておかないと、後でベタベタとして食感が悪い状態となります。春雨の下処理が今回の肝となります。
入念に水気を取って味ボケ防止!
さらにキッチンペーパーを上からサンドして、入念に水気を拭き取ります。水気をしっかりと取ることが味ボケ防止に繋がります。手で押さえつけて、丁寧に水気を取っておきましょう。
春雨とごま油はサッと和える程度でOK。
冷蔵庫に冷やして休ませておきましょう。
鶏ガラスープの素と上白糖を溶かすよう、しっかりと混ぜておきましょう。
人参1/3本分を極細にカットします。こちらもカット後はタレにつけます。
ロースハム4枚も細切りにして、タレにつけます。
具材がしんなりするのは酢のチカラ
すでに先に入れていたきゅうりはしんなりとしています。これは米酢のチカラによるものです。同時に人参も生の状態でもしんなりとして歯応えもあり食べやすくなります。タレと具材を混ぜ合わせておくこともポイントとなります。
春雨に歯応えがあり、具材がしんなりしていて食べやすい!
春雨は標準時間茹で冷水でしめることで、歯応えを残すことができます。酢のチカラでしんなりと下味がついた具材と合わせたタレで味が決まり、食べやすくなります。春雨の扱い方ありきなんです。ごま油の香りと米酢のさっぱりとした酸味が春雨をどんどんすすませます。
お好みでマヨネーズを添えたり、錦糸卵を一緒に和えるのも彩り良く美味しさアップとなりますね。まずは基本からしっかりと作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。