フリーランスで管理栄養士をしているmihoです。今回はフライパン1つで作れるアクアパッツァをご紹介します。一見とてもハードルが高そうなイメージですが、実はポイントを抑えればとっても簡単に作れちゃいますよ! 魚介の旨味たっぷりで、見栄えもいいのでおもてなしやパーティーにもおすすめです!それでは早速作っていきましょう!
たらの切り身で簡単即席アクアパッツァの材料(2人分)
具材
生たら | 2切れ | |
あさり | 200g | |
エリンギ 大きめなら1本 | 小2本 | |
ミニトマト | 4~5個 | |
にんにく | 1片 | |
オリーブオイル たらを焼く用 | 大さじ1 | |
オリーブオイル 仕上げにかける用 | 大さじ1/2 | |
酒 | 30ml | |
水 | 50ml | |
パセリ | 少々 | |
ブラックペッパー | 少々 |
塩抜き用
水 | 500ml | |
塩 | 大さじ1 |
たらの切り身で簡単即席アクアパッツァの作り方
ボウルに新聞紙やアルミホイルをカブせ、常温(20度前後)で1時間以上砂抜きして下さい。砂抜きしたあさりは水を捨てて軽く洗い、ザルにあげて水気を切っておきましょう。
にんにくはみじん切りにしておいてください。
両面に焼き色がついたら、火を弱め、にんにくを加えます。この時、たらはまだ火が通っていなくて大丈夫です。
スープをたらにかけるように1〜2分煮込んだら火を止めます。
【ポイント】あさりの砂抜きはポイントを抑えて!
あさりは食べる時に砂がジャリッと口の中に残って苦手という方も多いのではないでしょうか?たとえスーパーで購入したものでも砂抜きが不十分なこともあるので、砂抜きをすることが大切です。
ポイント1【塩水の濃度】
あさりの塩抜きをする時は、海水に近い3%濃度の塩水を作ります。塩分濃度が濃すぎても薄すぎても、あさりはうまく砂を吐いてくれません。 ペットボトル(500ml)1本の水に対し、塩大さじ1が作りやすい量なので、覚えておくと便利です。
ポイント2【塩水の量】
あさりを入れる塩水の量は、あさりの頭が少し出る程度までにとどめましょう。塩水が多ければ少し捨てるとよいです。あさりが塩水にしっかり浸かってしまうと、呼吸できなくなってしまいます。
ポイント3【冷暗所で行う】
あさりを砂抜きする際は、新聞紙やアルミホイルをカブせることで、光を遮断し、あさりが砂にもぐった『冷暗所』に近い状態になります。この際しっかり蓋をせず、少し隙間を開けたり、アルミホイルの場合は穴を開けることでアサリが呼吸できるようにして下さい。 またあさりは20度前後で活発に動くので、真夏以外は冷蔵庫に入れない方がしっかり砂抜きできますよ。
いざ実食!魚介の旨味がギュッと詰まる一皿
早速出来立てを実食です!まず、スープが魚介の旨味たっぷりで、そのスープをたっぷりかけたたらもふんわりと仕上がっています。きのこを加えることで、さらに旨味がプラスされ、とてもにんにくや酒のみの味付けとは思えません。 今回はたらを使いましたが、白身のお魚ならなんでも代用可能です。魚介の料理は少しハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、このアクアパッツァはほぼほったらかしで完成するので、実際はとても簡単に完成しますよ。あさりの砂抜きを除けば、15分以内には完成します。
華やかな食卓の一品に
この記事ではフライパン1つで完成するアクアパッツァをご紹介しました。本格イタリアンで難しいイメージのアクアパッツァですが、切り身を使うことで手軽に作ることができちゃいます。
あさりの砂抜きは他のあさり料理でも活用できるので、ぜひ活用してみて下さいね。
栄養士/管理栄養士。企業での経験を積み、現在はフリーランスの管理栄養士としてレシピ記事の執筆に従事。時短&節約をしながら栄養バランスの整った料理を得意とする。