フードコーディネーターのyurikaです。今回はとろっとシャキシャキ食感がクセになる、生もずくを使った基本の「もずくスープ」と「サンラータン風スープ」のレシピをご紹介。生もずくは採れたての風味や食感を楽しめるのが魅力なので、美味しさを損ねずに調理するのがポイントです。それでは作っていきましょう!
基本の「もずくスープ」と「サンラータン風スープ」の材料(2人分)
基本のスープ
生もずく | 60g | |
生姜 | 1/2かけ | |
水 | 400ml | |
和風だしの素 | 小さじ1 | |
酒 | 大さじ1 | |
醤油 | 大さじ1/2 | |
小ねぎ 小口切り | 適量 |
サンラータン風スープ
生もずく | 60g | |
ミニトマト | 5個 | |
生姜 | 1/2かけ | |
溶き卵 | 1個分 | |
水 | 400ml | |
鶏がらスープの素 | 小さじ2 | |
酢 | 大さじ1 | |
醤油 | 小さじ1 | |
ラー油 | 適量 | |
粗びき黒こしょう | 適量 |
基本の「もずくスープ」と「サンラータン風スープ」の作り方
今回のレシピのポイント
「生もずく」はそのままでも食べられるので、加熱し過ぎるとせっかくの新鮮な食感や風味が損なわれてしまいます。スープに入れるときは最後に加えてさっと加熱するのがポイントです。
「生もずく」は採れたての新鮮さが魅力
もずくといえば「もずく酢」が定番ではありますが、「生もずく」を使ったことがないという方は少なくないのではないでしょうか。「生もずく」とは味付けや加工をせずに海で採れたままのもずくのことで、シャキシャキの歯ごたえとぬめりのある食感や磯の風味が魅力です。
そのまま食べることができ、酢の物やスープのほかにも沖縄方面では天ぷらにして食べるのが定番です。今回は生もずくを使ったスープレシピを2つご紹介しますよ。
すりおろした生姜を容器の上で絞って絞り汁を出しておきます。絞った後の生姜もトッピングに使うので取っておいてくださいね。
「生もずく」は加熱しすぎない
生もずくは加熱し過ぎるとせっかくの風味や食感が損なわれてしまうので、最後に加えてさっと火を通す程度にするのが美味しく食べるポイント。もずくを入れて箸で3回ほど混ぜたくらいで火を止めてOKです。
トマトがしんなりしたら酢、醤油、生姜を加えてひと煮立ちさせます。
生もずくならではの新鮮な食感が美味しい
フレッシュなシャキシャキ感にとろっとした食感は「生もずく」でしか味わえない特別な美味しさ。基本の和風スープは生もずくのほのかな磯の香りが感じられ、生姜やネギの薬味がアクセントで上品な味わいです。サンラータン風スープはトマトの酸味と甘みに、ピリッとした辛味が効いた中華風味で生もずくとの相性抜群です。
ポイントに従えば生もずくならではの美味しいスープを楽しめるので、ぜひお試しくださいね!
フードコーディネーター/料理研究家。食系のメディア制作会社での経験を経て、現在はフリーランスとして食品企業のレシピ開発、フードコーディネート、レシピ写真・動画制作等に従事。手間をかけずに簡単に作れる、工程をシンプル化した時短料理が得意。約20カ国を旅した旅行好きで、世界の料理を手軽にアレンジしたレシピを研究中。