料理人hiroです。今回は基本の味噌汁のレシピをご紹介します。味を濃くしてしまったり、風味を飛ばしてしまいがちですが、ベースとなる分量を決め、火加減を調整することがポイントとなります。固いものから柔らかいものを煮て、味を整えることを意識。お豆腐の味噌汁を彩りよく!早速作っていきましょう。
味噌汁の材料(4人分)
具材
絹ごし豆腐 | 半丁(200g) | |
乾燥ワカメ | 大さじ1/2 | |
長ネギ | 1/3本 | |
人参 | 1/4本 | |
油揚げ | 30g |
調味料
水 | 1ℓ | |
出汁パック和風顆粒出汁でも可 | 1包 | |
味噌 | 80g |
味噌汁の作り方(1分動画で早回し解説)
味噌汁の作り方
今回のレシピのポイント
水1ℓに対しての粉末出汁の量と味噌の量を目安で決めます。風味を飛ばさないように火加減を調整することがポイントです。基本が出来れば、あとは季節の野菜など加えて楽しみましょう!
人参1/4本分は0.3cm幅に輪切りにしたあと、重ねてイチョウ切りに。
油揚げ30gを1cm角にカットしておきましょう。
豆腐は水気を取っておくとなお良し!
カットした豆腐はじんわりと水分が出てきます。キッチンペーパーを敷いておくと余分な水分が味噌汁の中に入らずに済みます。具材は加えていく順番があるので、バットに分けておくと良いでしょう。
ワカメを加えたら、軽く煮立たせる程度でOK。ワカメの歯応えを残し、色が変わらないようにするためです。
味噌の風味を飛ばさないように、火を切ることが大事!
味噌を溶く時は、必ず火を止めましょう。せっかくの味噌の風味が飛んでしまうからです。丁寧に味噌を溶いて全体に溶いた味噌が行き渡るようにしましょう。
再度温め直すときもグラグラと沸かしてしまうと、これも味噌の風味が飛んで品質が低下するので気をつけるようにしましょう。
味噌を溶きました。具材と馴染んだ味噌汁となりました。ここから火にかけて温め直すのも、そのままで食べるのも好みの問題です。私はそのままいただきます。 汁物といってもアツアツすぎるのが美味しい…というわけではありません。沸騰させない程度に温め直すくらいに捉えておくと良いでしょう。
季節の野菜や、合わせ味噌も楽しみましょう!
人参とネギ、油揚げで自然な甘さを感じられ、具材も彩りよく盛り付けると、それだけで食欲をそそります。ベースができると、季節の野菜を取り入れて楽しめるのも味噌汁の醍醐味。夏はナスやプチトマト、冬は大根や白菜、ゆず皮を入れたり、赤味噌や白味噌で合わせ味噌を楽しんだりと組み合わせは無限です。
味噌汁があるとホッコリしますね。風味を飛ばさず、丁寧な味噌汁作りを心がけましょう。是非、ポイントを押さえて作ってみて下さいね♪
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。