
料理人hiroです。今回は基本のキャベツの味噌汁のレシピをご紹介します。加えては見たものの具材が多すぎて汁が溢れがちですが、大まかにカットしたキャベツを「炒める」ことがポイントとなります。大きめでもカサが減り、短時間で煮て甘味を引き出せます。具沢山に「魅せる」味噌汁ですよ!早速作っていきましょう。
キャベツの味噌汁の材料(4人分)

具材
キャベツ | 200g | |
油揚げ | 30g | |
長ネギ | 1/5本 |
調味料
米油 | 大さじ0.5 | |
出汁パック | 1包 | |
水 | 1L | |
味噌 | 80g |
キャベツの味噌汁の作り方
今回のレシピのポイント
キャベツを軽く炒め軽く焼き色をつけると甘みが増します。大きめにカットしてもカサが減り、煮る時間も短縮できて大量消費にも便利です。

油揚げ30gは少し太めの短冊切りに。

キャベツ200gは3cmほどの角切りにしておきます。

角切りにしたキャベツを一気に加え、弱火で炒めます。

軽く焼き色をつけるよう混ぜる回数は少なめに
弱火の状態なので焦げてしまう心配なし。焼き色を軽くつけるよう時折混ぜる程度でOK。時間とともにカサは減っていきキャベツがしんなりとしてきます。キャベツは水分を吐き出すと同時に甘味が増してきます。
3出汁を加えよう

軽く焼き色がついたら、水1Lと出汁パック1包を加え強火にします。事前にお湯と出汁パックを合わせておくと時短にもなります。和風顆粒出汁で代用する場合は、小さじ2ほど加えると良いでしょう。

煮汁が沸騰したら弱火にして3〜4分でキャベツが柔らかくなります。アクが出たらサッとすくっておきましょう。

味噌の風味を飛ばさないよう火を切る
味噌は火にかけて沸騰している中で加えてしまうと風味が飛んでしまいます。必ず火を切ってから味噌と煮汁を合わせて溶いていくようにしましょう。味噌漉しを使って溶くか、お玉を使って溶くかはお好みです。
キャベツの甘みと味噌の塩味で良い塩梅に!

キャベツを炒めずに煮ることで作ることも可能ですが、短時間で作るならばキャベツを小さくカットする必要があります。何を主役として演じさせるかを考えると、存在感を全面に出す方が良いです。
3cm角に切って軽く焼き色を付けたキャベツは具材として存在感も大きければ、出汁と味噌と合わさることで甘味が強く感じられるようになり塩梅の良い味噌汁となります。是非「炒める」というひと手間でキャベツの味噌汁を作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。