洋食歴20年の料理人hiroです。今回は心も体もホッとするスープレシピです。イタリアはローマにあるスープを和風に。最近、薄口醤油とオリーブオイルがとても相性が良いことに気がつき、是非ともレシピルにてご紹介したいという一心でレシピにしました。作り置きにも最適です。それでは早速作っていきましょう。
和風ストラッチャテッラの材料(10人前)
具材
イタリアンパセリ | 適量 | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
ニンニク | 2かけ | |
生ハム切り落とし | 50g | |
卵Mサイズ | 3個 |
調味料
パルメザンチーズ | 10g |
調味量
オリーブオイル | 大さじ1 | |
塩 | 小さじ1ほど | |
黒胡椒 | 適量 | |
白ワイン | 大さじ1 | |
みりん | 大さじ1 | |
薄口醤油 | 大さじ2 | |
鶏ガラスープの素シャンタン | 大さじ1 | |
水 | 2ℓ |
和風ストラッチャテッラの作り方
包丁のエッジをうまく使って、葉っぱの部分をまとめてザクザクと押し切りにします。決して押し潰さないように。粗くみじん切りにします。
イタリアンパセリの保管は?
器に少量の水を湿らせたキッチンペーパーを敷いて、その中に刻んだイタリアンパセリを。ラップして冷蔵庫に3〜4日は日持ちします。茎は、味噌汁やパスタソース等に刻んで入れると美味しくいただけます。
時には包丁を両手で持って、トントンと。
細かく刻みました。みじん切りにすることでスープにニンニクの風味をプラス。ニンニクには疲労回復や、免疫力アップ、冷え性改善など体に良いことばかりです。
イタリアンパセリをふたつまみほど、さらにパルメザンチーズを加えて混ぜておきます。
ここまで準備しておけば、あとは簡単に作れます。ホイッパーはここではまだ洗わないで下さいね。
玉ねぎがしんなりしたら、ニンニクを加え、さらに弱火のままで炒めていきます。
ニンニクが色づいたら、生ハムを投入。ここで生ハムも軽めに炒めておきます。旨味アップの秘訣です。
そして、黒胡椒を少々。今回のスープは黒胡椒を強めにしても美味しくいただけます。一度、ここでスープの味見をしておきましょう。
沸騰したら、弱火にして卵液を
沸騰したら、弱火にします。そしてホイッパーでスープを混ぜながら卵液を加えていきます。今回のスープの特徴ですが、ふわっとした卵スープとは違うのがお分かりいただけます。
しっかりとホイッパーでかき混ぜて仕上げるスープです。再度、味見して足りなければ塩を足す程度でOK。火を止めて熱いうちにお皿に盛り付けましょう。仕上げに、パルメザンチーズとイタリアンパセリを散らして完成です。
薄口醤油とオリーブオイルはとても合います
私がこの組み合わせをやり始めて随分と長いんですが、ソースにも、マリネにも、そして今回のスープにも薄口醤油とオリーブオイルを組み合わせ、日本人好みにアレンジします。また今回のスープは卵の食感も面白く、お子様にも喜んでいただけるスープとなっています。是非ともスープのレパートリーにこちらのレシピも取り入れてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。