こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。春に旬を迎えるアスパラガスを使って春色のポタージュを作ってみましょう。アスパラガスやその他の野菜のうま味が生きるので、味付けは塩だけで十分です。自然なとろみやコクを加えるポイント満載ですよ。それでは早速作っていきましょう!
アスパラガスの冷たいポタージュの材料(2人分)
材料一覧
アスパラガス | 150g | |
じゃがいも | 30g | |
玉ねぎ | 30g | |
無塩バター | 15g | |
牛乳 | 100ml | |
生クリーム | 50ml | |
塩 | 小さじ1/2弱 |
付けあわせ
パセリのみじん切り、オリーブオイル |
アスパラガスの冷たいポタージュの作り方
アスパラガスは栄養豊富な野菜です
アスパラガスに含まれる「アスパラギン酸」は疲労回復効果が期待出来る栄養素。栄養ドリンクなどにも使われるほど、効果抜群な栄養なんです。その他「ベータカロテン」「ビタミンC」「ビタミンE」など、お肌に良い栄養素も豊富。疲れが取れて綺麗になれるとっても嬉しい野菜、是非積極的に取り入れたいですね。
じゃがいもはメークインがおすすめです
ポタージュに使うじゃがいもはメークインがおすすめです。きめ細かい食感が特長のメークインは、ポタージュに使うと滑らかな喉ごしになります。それに対して男爵を使うと、少し粉っぽいざらついた仕上がりになります。
攪拌にはハンドブレンダーが便利です
ポタージュ状に攪拌する時は、ハンドブレンダーがあると便利です。お鍋に中に入れたまま攪拌出来るので、他の容器に移す必要がありません。洗い物が減るだけでなく、移し替える時に容器に食材が残ってしまうロスも減ります。ハンドブレンダーはフレッシュジュースやジェノベーゼのようなソースを作る時にも活躍するので、ひとつあると料理の幅が広がりますよ。
ホットする美味しさ、野菜本来の優しい味を楽しんで
お皿に盛り付け、お好みでパセリやオリーブオイルを添えれば華やかな仕上がりです。味付けは塩だけ、野菜本来の美味しさが味わえるポタージュになりました。優しいうま味や甘みに癒やされますよ。今回は冷たいポタージュとしてご紹介しましたが、もちろん温かい状態でも召し上がれます。その場合は少し塩を少なめにして頂くとバランスの良い味になります。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」