Name: 鯖缶で作るミネストローネ
Cook time: 30 min
Total time: 30 min
Yield: 4人分
Cuisine: 洋食
Ingredients: 玉ねぎ…1/2個; 人参…1本; じゃがいも…１～2個; きゃべつ…130g; バター…10g; にんにく…1片; 水…4カップ; ローリエ…1枚; コンソメキューブ…1個; トマト缶…200g; 塩…小さじ1; ブラックペッパー…少々; 鯖缶…1缶

内田有紀

フードコーディネーターの内田有紀です。今回は鯖缶で作るミネストローネのご紹介です。サバとトマトは実は相性ピッタリです。野菜ももりもり食べられて、サバのうま味とトマトスープが良く合います。朝ごはんにも、夜ご飯にもぴったりの便利な一品です。

鯖缶で作るミネストローネの作り方

1玉ねぎを5㎜角に切る

玉ねぎは皮をむいて、みじん切りにするように5㎜角に切ります。玉ねぎを入れると、コクがでて、うま味がアップするのでぜひ入れてください。ここで大きさをそろえることで炒めたときにまんべんなく火が通り、美味しく仕上がりますよ。小さなお子様は小さめに切ることで食べやすくなります。使っているスプーンに乗るくらいの大きさを意識しましょう。

2人参を5㎜角に切る

人参は皮を剥いて、5㎜角にします。人参嫌いのお子様にはさらにもう少し小さく切ると良いです。人参は彩りも良く仕上がり、味もおいしいのでぜひ入れてくださいね。

3にんにくを薄くスライスする

にんにくは皮を剥いて、気になるようなら芯を取って使用しましょう。にんにくの皮は、少し水につけておくとするっとむけますよ。にんにくを入れるとぐんと風味がよく仕上がるので、ぜひ入れましょう。生のにんにくが一番香りがよくおすすめです。生のものが無ければ、おろしにんにくや、にんにくパウダーなどでもOKです。

4鍋にバターとにんにくを入れて弱火にかける

鍋を弱火にかけて、バターを溶かします。にんにくスライスを入れて、弱火でじりじり火にかけます。にんにくの香りをバターに移すイメージです。バターは焦げやすいので注意しましょう。バターで作るととても美味しいのですがご家庭になければ、オリーブオイルやサラダ油などでもOKです。バターとオリーブオイルを混ぜてもおいしいですよ。良い香りがしてきたら次の工程に進みましょう。

5鍋に、切った人参と玉ねぎを入れて炒める

鍋からバターとにんにくの良い香りがしてきたら、先ほど切った玉ねぎと人参を入れて炒めましょう。具材が焦げない程度の中火にし、油がなじんでしんなりするまで炒めましょう。

ゆっくりと丁寧に、が野菜の甘味を引き出す

スープなのでこの後煮て火を通していくのですが、ここでゆっくりと丁寧に炒めることで、優しい野菜の甘みのするスープに仕上がりますので、ひと手間かけましょう。

6しめじは石突をとって、小房に分ける

小房に分けた後で大きすぎる場合は、食べやすい大きさにカットしましょう。今回はしめじを使用しますが、他のきのこもおいしいですよ。舞茸やマッシュルーム、エリンギなどおすすめです。きのこ好きなら、何種類か合わせて使うとうまいがアップして美味しいですよ。きのこ類を入れると、風味良く仕上がるのでお勧めです。

7じゃがいもは7㎜角に切る

じゃがいもは皮を剥いて、7㎜角に切ります。ほかの具材よりも崩れやすいので、やや大きめ身切ります。一度水にさらしてあく抜きをしましょう。5分くらいさらせばOKです。その後水気をしっかりと切ります。今回はじゃがいもをしようしますが、さつまいもやカボチャもおいしいですよ。また、里芋も良く合うのでお好きな方はお試しください。
イモ類のほくほく感が良いアクセントになります。

8きゃべつを粗みじん切りにする

きゃべつはよく洗い、5㎜位にザク切りにします。ちょっと多く感じますが、炒めるとかさが減るのでご安心ください。今回はくきゃべつを使用しますが、白菜やほうれん草でも美味しいですよ。お好みの葉野菜でお試しください。

9鍋に、しめじ、キャベツを入れて炒める

先ほど炒めていた、人参と玉ねぎに、キャベツとしめじを入れてさらに炒めます。油がなじむくらいでOKです。初めに具材を炒めることで、美味しいスープが出来上がりますよ。じゃがいもはとろけてしまうので、あとから入れましょう。

10水、ローリエ、コンソメキューブを入れて火にかける

沸いてきたらあくを取りましょう。ローリエは半分にちぎると香りが増しておいしく仕上がりますよ。他に、ディルやパセリなどのハーブもおすすめです。生の物がなければ、ドライハーブでもOKです。使い勝手の良いものを用意しておきましょう。コンソメキューブは1個入れています。粉末状のものを使用する場合は小さじ1程入れて、味をみて調整しましょう。5分ほどこのまま煮ていきましょう。

11じゃがいもを入れて煮る

具材が柔らかくなってきたら、じゃがいもを入れてさらに煮ていきましょう。じゃがいもは煮崩れしやすいので後から入れます。カボチャやサツマイモで調理する場合も、崩れやすいので後から入れましょう。じゃがいもが柔らかくなるまで中火にかけていきます。鍋の大きさによって水分量が少なくなってしまうので、様子を見ながら足していきましょう。

12調味料Aと鯖缶を入れてひにかける

じゃがいもが柔らかくなったら、最後の仕上げです。鯖缶は身をほぐしてから入れましょう。骨が気になる方は取り除いて入れます。缶んの汁ごと入れてOKですよ。トマト缶はカットトマトを使用しています。ホールトマトを使用する場合は、細かく切ってから入れてくださいね。鯖缶の塩気によって味が変わってくるので調整しながら塩を足します。
さらに5分ほど煮たら完成です。

著者／内田有紀

フードコーディネーター、調理師として活動中。企業お料理教室のレシピ開発、カフェ等でのメニュー開発、保育園給食調理の実績あり。幼児食インストラクターを活かし、親子で楽しめるレシピを目指しています。

トマトと相性ぴったり、鯖缶で作るミネストローネのレシピ

鯖缶で作るミネストローネの材料（4人分）

主な材料

調味料A

その他材料