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料理人hiroです。今回は基本の大根の味噌汁のレシピをご紹介します。作ってはみたものの大根が苦くて固いままになりがちですが、先に下茹ですることがポイントです。大根はこの味噌汁のメインなので、大きめの短冊切りにして存在感をアピール!甘みがあり柔らかく煮崩れなしです。それでは早速作っていきましょう。
大根の味噌汁の材料(4人分)
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具材
大根 | 1/4本 | |
油揚げ | 30g | |
細ねぎ | 適量 |
調味料A
水 | 1L |
調味料B
水 | 1L | |
出汁パック | 1包 | |
味噌 | 80g |
大根の味噌汁の作り方
今回のレシピのポイント
厚めにカットした大根を下茹でしてちょっとした「ひと手間」。煮汁は苦いので捨てて、別の出汁で軽く煮ていきます。
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あらかじめ鍋に用意していた水1ℓに入れて火にかけます。
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細ネギはお好み量を小口切りにしておきましょう。
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沸騰したら弱火にして10分タイマーをかけます。
![苦味とアクを抜き取る下茹で!](https://recipe-le.com/wp-content/uploads/2023/10/7-1-1024x576.jpg)
苦味とアクを抜き取る下茹で!
大根は下茹ですることで、気になる人には嫌な苦味を取ります。さらに加熱することで甘みも増してきます。
また、同時にアク取りにもなります。アクは食材から出るエグ味、臭みの原因となる成分です。事前に抜いておくと料理の品質が向上します。過去のレシピでお米の研ぎ汁で下茹でする方法をお伝えしましたが、具材がそこまで大きくないので今回は水だけで下茹でです。
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タイマーが鳴ったら下茹で完了です。煮汁は苦味などが移っているためザルにあけて捨てます。
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さらに流水した状態で大根の中心温度を下げてキュッとしめておきます。
![](https://recipe-le.com/wp-content/uploads/2023/10/10-1-1024x576.jpg)
ザルにあけて水分を切った状態にしておきましょう。
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再沸騰後は弱火にしてコトコトと煮ます。
![下茹ですることで短時間で出汁が入る!](https://recipe-le.com/wp-content/uploads/2023/10/15-1-1024x576.jpg)
下茹ですることで短時間で出汁が入る!
大根を加えて沸騰させ、弱火で煮ること3〜4分。この短時間で太めに短冊切りした大根に味が入ります。下茹でしてしんなりとさせた上、水分が抜けた分、味が入りやすくなってる状態なんですね。
大根の甘みプラス出汁を吸って、さらに後に加える味噌も染み込みます。下茹でのひと手間が大きいことが分かります。
![味噌を溶く時は必ず火を止めて!](https://recipe-le.com/wp-content/uploads/2023/10/17-1024x576.jpg)
味噌を溶く時は必ず火を止めて!
味噌を加える際はお玉に煮汁を含ませて溶く、あるいは味噌漉しで溶いてもOKです。これは好みですね。その時に注意したいのが火を止めておくこと!沸騰した状態で味噌を加えてしまうと、風味が飛んでしまうからです。
必ず火を止めて味噌を溶き、全体に馴染ませるようにしましょう。
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味噌が全体に行き渡りました。大根が柔らかい状態なので、あまり混ぜすぎないようにしましょう。
日持ちする味噌汁は多めに作って◎
![日持ちする味噌汁は多めに作って◎](https://recipe-le.com/wp-content/uploads/2023/10/665ade416e82a64a725377c5ad67a401-1-1024x576.jpg)
下茹では大切なひと手間になります。手間をかけるからこそ柔らか大根の甘みを感じられる味噌汁になります。
例えば今回のレシピの1.5倍量や2倍量を仕込んで細ネギが入っていない状態で粗熱をとり、冷蔵庫で冷ますと3日ほど楽しめます。再度器に注いでレンチンするか、鍋で温めなおすだけで良いんです。私は味噌汁を作る際はそうやって楽しみます。寝かせたほうが美味しいですしね。ちょっとした簡単ひと手間でいつもとは違う味噌汁を味わってくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。