こんにちは、ハーブ料理研究家の桑村です。今回は、にんじんを丸ごと2本使った食べ応えのある「食べるスープ」を紹介したいと思います。味の決め手は、じっくりにんじんを炒めること。にんじん甘みに爽やかなミントの香りが合わさり、コクがありながらさっぱりとした味わいのスープに仕上がります。食欲のない時や朝食にもおすすめのレシピです。
にんじんとミントの食べるスープの材料(2人前)
材料
にんじん | 2本(約300g) | |
コンソメ | 10g | |
レモン汁 | 大さじ1 | |
フレッシュミント | 5g | |
無塩バター | 40g | |
牛乳 | 100ml | |
水 | 500ml |
お好み
フレッシュミント飾り用 | 適量 |
にんじんとミントの食べるスープの作り方
【ポイント】香りを活かす!スープにハーブを合わせるコツ
スープを作る時にハーブを使う場合、ローズマリーやタイムなど煮込み料理やスープに適したハーブ。バジルやミントなど熱に弱いハーブがあります。そこで、今回は熱に弱いハーブやハーブの香りを活かしたい時におすすめの「スープにハーブを合わせるコツ」をご紹介したいと思います。 まず、熱に弱いハーブだけでなく、香りを活かしたい場合はスープをよそう器にあらかじめ枝から外したハーブの葉やみじん切りにしたハーブを入れておきましょう。そして食卓に出す直前に温めたスープをよそうようにします。 これだけでハーブの香りがしっかりと香るスープの出来上がりです。ただ、ハーブの量が多い場合はハーブの香りが強すぎたり、苦味がでたりするので気をつけて下さいね。
朝食にもおすすめ!にんじんとミントの食べるスープ
にんじんを丸ごと2本使っタコのスープは、とても食べ応えのあるスープです。爽やかなミントの香りが食欲をそそり、食欲の無い時にもおすすめです。また、忙しい朝にもさっと食べられる様に、前の晩に多めに作っておくのもいいですね。 ミントの香りや味が強く感じる場合は、量を少なめにしてください。ミントの味や香りが苦手な人もいるので、その場合は使わなくても十分美味しくいただけます。 フェンネルやクミンなどのスパイスとも相性がよいので、ミントが苦手な人は色々なスパイスやハーブを合わせて好みの味を見つけてみて下さい。
ミントの香りとにんじんの甘さがひき立つ食べるスープ
にんじんの甘味を最大限活かした食べ応えのあるにんじんスープ。ミントの香りが甘さをぐっと引き立て、レモンの酸味がさっぱりとした味わいに仕上げてくれます。にんじんを炒めるのは大変ですが、その分とても美味しいスープに仕上がります。
お好みでカイエンペッパーを少量加えてあげると、味がぐっと引き締まります。カイエンペッパーが無い場合は、ブラックペッパーでもかまいません。甘すぎるなと感じた時はぜひ試してみて下さいね。
ハーブ料理研究家、ハーブ講師。私たちの健康や食文化に欠かせない植物「ハーブ」の魅力を発信中。ハーブ料理教室「手作り香房なごみ」を主催し、ハーブ活用術講座など多数開催。