おしゃれ手作りスイーツに。米粉のカップケーキ

1オーブンを160度に予熱し、卵を卵黄と卵白に分けよう

オーブンを160度に予熱しておきます。次に、卵を卵黄と卵白に分けておきましょう。卵黄の分量より卵白の方が、卵を多く使用することになるはずです。卵の大きさにもよりますが、卵黄と卵白を分量ずつとるのに、大体2個程度の卵を使用します。

卵黄と卵白に卵を分けるとき、卵白に卵黄が混ざると、シフォンケーキの要であるメレンゲ(卵白に砂糖を入れて泡立てたもの)がうまく作れません。混ざらないように注意して分けていきましょう。分け終わったら、使う直前まで卵白を冷蔵庫で冷やしておきます。

2卵黄に砂糖、水、油を混ぜ合わせよう

卵黄に砂糖の半量を加え、泡立て器で卵黄とよく混ぜ合わせます。

砂糖が混ざったら、水、油の順で加え、その都度材料が生地になじむまで混ぜましょう！泡立て器でグルグルと円を描くようにすると、しっかり混ざります。

3米粉をふるい入れ、混ぜる

米粉をふるい入れ、混ぜましょう。ここで、混ぜ方にコツがあります！最初に泡立て器で5回程、グルグルと円を描くように混ぜます。

そのあと、ゴムベラに持ち替えます。奥から手前に生地をすくうようにして軽く持ち上げ、手首をくるっと返し、奥に向かって生地をひっくり返します（最後に写真のように親指が上に向くようなイメージ）。こうすると、ボウルの底にたまった粉類が表面に出てきます。この動作を、底にたまった粉類が出てこなくなるまで全体的に繰り返します。

4香りづけにブランデーを加える

粉がよく混ざったら、香り付けにブランデーを加えます。ブランデーを加えたら、ヘラか泡立て器で、全体になじむまでさっと混ぜましょう。

5卵白と砂糖でメレンゲをつくる

冷やした卵白に、残りの砂糖を数回に分けて加え、中高速のハンドミキサーで泡立てます。しっかりとツノがたつまで泡立てましょう。ここで泡立てが足りないと、膨らまなかったり、焼いた後にしぼんだりする原因になります。

6生地とメレンゲを混ぜ合わせる

工程3で作った生地と、メレンゲを混ぜ合わせます。まずは、メレンゲの1/3の量を生地に加え、泡立て器でグルグルと混ぜて全体にメレンゲをなじませましょう。

メレンゲがなじんだら、ヘラに持ち替え、残りのメレンゲの1/2の量を加えます。工程3と同じように、底にある生地を奥から手前にすくうように軽くもちあげ、手首を返して、生地を奥に返します。この動作を全体的に繰り返して、メレンゲの白い塊がなくなるまで混ぜましょう！混ざったら、残りのメレンゲも加えて同様に混ぜていきます。

メレンゲの塊が残るようであれば、その部分だけヘラの先で軽く潰してください。メレンゲの塊が残ると、その部分が焼いたときに空洞になってしまいます。目視できるメレンゲの白い部分がなくなるまで、手早く混ぜましょう。ここまでできたら、あとは焼くだけです！

7生地をお好きなカップにながす

生地をお好きな型に流します。カップの7分目までを目安に流しましょう。

8160度に予熱したオーブンで20分焼く

予熱したオーブンで20分焼きます。温度が低いと失敗する原因になるため、必ずしっかり予熱するのがポイントです！焼いている最中は、生地がちゃんと膨らむか、いつもドキドキします・・・（笑）だんだんと甘い匂いがオーブンから漂いはじめ、お腹の減り具合もピークに！

焼き上がったら、天板ごと20センチほどの高さから落として空気を抜き、粗熱が取れるまで涼しいところで放置しておきます。

9焼いている間にデコレーションの準備

生地を焼いている間に、デコレーションの準備をしましょう。フルーツは洗って拭いておきます。砂糖を加えた生クリームを泡立てておき、絞り袋にセットして、冷蔵庫で冷やしておきます。デコレーションをすると、より華やかに、美味紫蘇うに仕上がりますよ！

10デコレーションする

しっかり粗熱をとったシフォン生地に、お好きなようにクリームとフルーツをデコレーションします。シフォンの中央にスプーンなどで穴をあけ、中にクリームを絞るのもおすすめです！今回は、さくらんぼをトッピングしました。とっても可愛いフォルムに仕上がりました！

甘い香りに我慢できず、デコレーションが終わったら、コーヒーを淹れてさっそくいただきました！フォークで切る瞬間、そのふわふわと軽い食感がフォーク越しに伝わってきます。 期待を込めて口に入れると、しっとり、しゅわっと軽い口当たり。この軽くてふわっとした食感は、シフォンケーキならではですね！米粉で作っているので、小麦のシフォンケーキよりも、より軽い食感で、ぺろりと食べられてしまいました。一口サイズなので、ちょっとしたおやつに小分けにして食べられるのもGOODです。