管理栄養士の坂田です。今回は、オイルサーディンを使用したお手軽アヒージョをご紹介します。すでに油が馴染んだオイルサーディンと、マッシュルーム缶を使用するので、包丁要らずで煮込むだけで簡単に作れます。さっと作れて、本格的な味が楽しめるので、おうちイタリアンのおともにもぴったりですよ。さっそく作りましょう!
オイルサーディンで作るお手軽アヒージョの材料(直径18センチスキレット使用 2人分)
具材
オイルサーディン | 1缶(50g) | |
マッシュルーム缶 水分を除いたもの | 50g | |
ミニトマト | 6個 | |
オリーブオイル | 50cc | |
おろしにんにく | 小さじ2 | |
鷹の爪 | 1本 | |
塩 | 小さじ1/3 |
お好みで
パセリ | 少々 |
オイルサーディンで作るお手軽アヒージョの作り方
はしやスプーンなどで、オイルサーディンの表面ににんにくを馴染ませておきましょう。
次に、オイルサーディンを加えます。オイルサーディンを缶からフライパンに移し替えるとき、衝撃で崩さないように注意しましょう。オイルサーディンは崩れやすいので、少しの衝撃で細かく分かれてしまいます。形を残したまま、フライパンに並べるのが、見栄えよく仕上げるポイントです。
最後に、鷹の爪を加えます。辛味を出したい方は、鷹の爪を輪切りにして加えると、とうがらしの辛さがよりオイルに滲み出るので、ピリッとしたアヒージョになります。
湯気が立ち、ミニトマトが少ししんなりし始めたら、加熱終了の合図です。
ポイントは、煮込みすぎずさっと温めること!
通常、アヒージョは、オリーブオイルでしっかり具材を煮込みます。しかし、今回のレシピのポイントは「長時間加熱しすぎないこと」です。オイルサーディン、缶詰のマッシュルームは、すでに加熱済みの食材なので、加熱しすぎると食感が損なわれてしまいます。温めつつ、オリーブオイルが具材に少し染み込むくらいのイメージで煮込んでください。
いざ実食。オイルサーディンの旨味、トマトの酸味が抜群にマッチ!
さっそく熱々のうちにいただきました。オイルサーディンのコクと、トマトの酸味がバッチリ合います!マッシュルームの旨味もオイルに染み出していて、食感も楽しめました。バケットを添えて出したら、立派なおうちイタリアンになりそうです。お気に入りのワインと一緒に、大人の休日を過ごしたくなりました(笑)にんにくの香りや辛味が得意な方は、お好みでにんにくや鷹の爪を増量しても美味しくいただけそうです。
余ったアヒージョはオイルパスタにも
今回、余ったアヒージョは、オリーブオイルを足して、オイルパスタにしてみました。ゆでたパスタに、温めたアヒージョを和えれば完成!パスタの水分でやや味が薄まるので、お好みでコンソメや塩を足してくださいね。特別な工程はなく、手間いらずで楽しめます。ディナーに作ったアヒージョを、翌日のランチにもぜひ活用してみてください!
お手軽アヒージョでおうちイタリアンを楽しんで
オシャレで凝ったように見えるのに、実はお手軽なオイルサーディンのアヒージョ。具材は缶詰とミニトマトだけで作れて、包丁も使わないので、普段料理をしない方でも失敗知らずで作れますよ。おうちディナーをちょっと豪華に見せる一品として、活躍させてくださいね。
管理栄養士。レシピ提供、料理動画制作を中心に活動。カフェ、宅配食などのメニュー提供の実績あり。ヘルシーで見た目の楽しい料理が目標。趣味茶道で、和文化が好き。