ワンパン調理でも濃厚本格、なんちゃってベーコンポテトグラタン

1まずは野菜の下処理

まずは、野菜の下処理をしましょう。じゃがいもは皮をむき、芽があればしっかりと芽を取り除きます。

じゃがいもの皮むきが終わったら、じゃがいもを4等分の大きさに切りましょう。このあと、レンジで加熱して野菜に熱を通します。そのため、大きめのじゃがいもの場合は、火が通りやすい大きさに切るのがおすすめです。

玉ねぎも同様に皮をむき、1センチ程度の厚さに切りましょう。

2野菜を600Wのレンジで5分加熱する

耐熱容器にカットした野菜を入れ、ラップをかけます。600Wの電子レンジで5分加熱することで、あらかじめ野菜に熱を通しましょう。加熱が終わったら、じゃがいもにようじを刺して火の通りを確認しましょう。ようじがじゃがいもにスッと通ればOKです。

3加熱した野菜をフォークで粗くつぶす

加熱した野菜は、フォークで粗めに潰します。じゃがいもは完全に潰さず、ごろりとした大きさが残るくらいが、じゃがいものほくほくとした食感も楽しめておすすめです。お好みに合わせて、潰し加減は調整してくださいね。

写真くらいの状態になったら、OKです！

4ベーコンを食べやすい大きさにカット

ベーコンを短冊切りにしましょう。今回は、薄切りのベーコンを使用しました。薄切りのベーコンは、グラタンのホワイトソース に馴染みやすいのが特徴です。一方、厚切りベーコンを使用した場合は、ベーコンの存在感が大きいグラタンになるので、お好みに合わせてくださいね。ここまでできれば、あっという間に下準備は完了です。

5フライパンにバターを溶かす

ここから、フライパンでの調理に入ります。まずは、ホワイトソースを作りましょう。フライパンを中火にかけ、バターを完全に溶かします。この時、フライパンの温度が高すぎると、バターが焦げてホワイトソースの色が茶色になってしまうので、最大でも「中火」を厳守してください。もし、温度が高くなりすぎてしまった時は、濡れ布巾をフライパンの底にあてて、フライパンの温度を下げましょう。

6薄力粉を加える

溶かしたバターに、あらかじめふるった薄力粉を加えます。

バターと薄力粉を合わせ、軽く練るようにしながら、弱中火で炒めていきます。全体がまとまって、ひとつのかたまりになったら、ルーの完成です。

7ルウに牛乳を加え、加熱する

炒めたルーに、牛乳を少しずつ加えて、混ぜていきましょう。一気に牛乳を加えると、ルーと牛乳が混ざらずに、分離してしまいます。そのため、牛乳は必ず少しずつ加え、その都度混ざるまで攪拌するようにしてください。もし、少しずつ牛乳を加えても混ざりづらい場合は、あらかじめ電子レンジなどで牛乳を人肌程度に温めておくと、より混ざりやすくなります。

8とろみが出るまで加熱し、味付け

ルーと牛乳が混ざったら、とろみが出るまで弱中火で加熱しましょう。ホワイトソース は大変焦げやすいため、常に加熱中は、フライパンの底からしっかり混ぜましょう。ソースがふつふつとしだし、とろみがつくまで火を入れます。

とろみがついたら、塩と顆粒コンソメを加え、味を整えます。

9加熱した野菜・ベーコンを入れて混ぜ合わせる

ホワイトソースが入ったフライパンに、加熱したじゃがいも、玉ねぎ、切っておいたベーコンを加えます。

全て加えたら、中火で3分加熱します。ホワイトソース にとろみがついてくるほど焦げやすくなるので、ここでも、必ずしっかり混ぜ続けてくださいね。

写真のように、具材とホワイトソースが絡まりあい、混ぜたときに少し重さを感じるようになるまで加熱してください。

10粉チーズ、パセリ、ブラックペッパーを散らして温めたら完成！

お好みで粉チーズや、パセリ、ブラックペッパー を散らしたら、完成です！

今回のポテトグラタンは、ぜひ熱々のうちにお皿に分けていただきましょう。ほっくりとしたじゃがいもと、濃厚なホワイトソースが口の中で絡み合います。ほのかに香るベーコンのコクが、ホワイトソースにさらに深みを出していました。 ホワイトソース自体は、主張しすぎず、やさしい味だけどこってり。あくまで脇役として、けれど具材を引き立てるために重要な役割を果たしています！