こんにちは、管理栄養士の坂田です。今回は、旨味たっぷり、カリッカリの海鮮チヂミをご紹介します。 食感よく仕上げる決め手は、なんと炭酸水。水の代わりに加えるだけで、お店で食べるような食感の良いチヂミに仕上がります。野菜もたっぷり入っているので、意外とヘルシーで罪悪感なく食べられるのも魅力ですよ。さっそく、作っていきましょう!
カリカリ海鮮チヂミの材料(直径22センチのチヂミ1枚分)
具材
シーフードミックス 冷凍 | 100g | |
ニラ | 3束 | |
にんじん | 1/3本 |
生地
薄力粉 | 40g | |
片栗粉 | 30g | |
塩 | ひとつまみ | |
和風顆粒だし | 小さじ1 | |
炭酸水 | 80cc | |
ごま油 | 大さじ1 |
たれ(お好み)
ポン酢 | 大さじ1 | |
ごま油 | 小さじ1/3 | |
砂糖 | 小さじ1 | |
しょうゆ | 小さじ1 |
カリカリ海鮮チヂミの作り方
にんじんは皮をむき、3ミリ幅の細切りにします。にんじんは、太くても3ミリ幅がおすすめです。太すぎると、火が通らずにゴリッとした食感が残ってしまうので、慎重に。
今回、カリカリのチヂミに欠かせないものがこちらの炭酸水。開封したばかりのものを使うと、よりチヂミのカリッと感が増します。
粉類を全て加えたら、炭酸水もいざ投入!しゅわしゅわ〜と、生地にしみこんでいく様子が心地よいです。
炭酸水を加えたら、いったん、よく混ぜ合わせましょう。粉っぽさがなくなり、全体がよくなじめば混ぜ終わりです。
野菜に生地がからむまで、下かラスクいあげるように混ぜ合わせます。
写真はスプーンで混ぜ合わせていますが、作る量によって混ぜ合わせにくい場合は、へらなどを使うのがおすすめです。
具材と生地がからみ、なじんだら生地の完成です。
裏面をのぞき、焼き色がうっすらついていたらひっくり返します。
中火でさらに2分ほど焼き、表面がきつね色になってきたら、チヂミは完成です。
さらにカリッと仕上げるコツは、「押し焼き」!
炭酸水を加えただけでも、カリッと美味しく仕上がりますが、さらに食感よく仕上げたいなら「押し焼き」をしましょう。生地をひっくり返したら、フライ返しで軽く生地の表面をフライパンに押し付けます。こうすることで、生地の表面がしっかりと焼き付き、よりカリッと仕上がるのです。
ただし、強い力で押しつけすぎると、せっかくつくったチヂミが潰れてしまうので、力加減に注意してくださいね。
いざ実食。外はカリッカリ、中はモチモチ!
カリカリした食感が一番美味しい、焼きたてのうちに早速食べてみました。炭酸水を加えたおかげで、外はカリッカリ、中はモチモチに仕上がっています。これはクセになる! 甘酸っぱいタレが、ごま油のコクをいい具合に中和して、さっぱりといただけます。 野菜の食感と、シーフードの旨味もこのチヂミのポイントです。これは、残った炭酸水でつくったお酒が進んでしまいます(笑)
自分なりにアレンジして楽しんで
具材のアレンジも色々と効きます。チーズを表面にかけてみたり、キムチを少し入れてみたり、お好みのスタイルでカリカリチヂミを楽しんでください。辛い味がお好きな方は、タレにお好みで豆板醤やラー油を足しても、美味しいですよ。 また、このチヂミは冷めてもカリッとした食感を楽しめます。お弁当や常備菜にも、ぜひ活用してくださいね。温め直すときは、食感を出すためにトースターで加熱するのがおすすめです。
夕飯やおつまみに大活躍、間違いなし!
今回、ご紹介したカリカリのチヂミのレシピは、夕飯にもおつまみにも使えて、とっても便利。材料を混ぜて焼くだけで作れるので、手間も掛からず、すぐに作ることができます。炭酸水を入れることをしっかり覚えておけば、気軽にお店の味を楽しめますよ。具材をアレンジして、いろいろなスタイルを試してみてくださいね。
管理栄養士。レシピ提供、料理動画制作を中心に活動。カフェ、宅配食などのメニュー提供の実績あり。ヘルシーで見た目の楽しい料理が目標。趣味茶道で、和文化が好き。