フリーランス管理栄養士の坂田です。本日ご紹介するのは、フライパン一つでできて、野菜もたんぱく質もたっぷり摂れるご馳走おかず!スパニッシュオムレツのレシピです。 卵料理をメインにするとなると、意外とアレンジに悩む方も多いのではないでしょうか?このスパニッシュオムレツは、じゃがいものほか、ベーコンやピーマンも入っています。ですから、しっかり食べ応えがあって、副菜にはもちろん、メインのおかずにもぴったりです。それでは、さっそく作っていきましょう!
具だくさんスパニッシュオムレツの材料(3〜4人分)
具材
卵 | 4個 | |
じゃがいも | 1個 | |
ベーコン | 100g | |
ピーマン | 1個 | |
サラダ油 | 大さじ2 | |
塩 | 小さじ1/4 | |
こしょう | 少々 |
具だくさんスパニッシュオムレツの作り方
次に、ピーマンを用意します。ピーマンはヘタとタネを取り除き、3センチ角に切りましょう。少し大きめに切ることで、食感が残って美味しさが増しますよ。
このレシピのスパニッシュオムレツでは、牛乳や水を加えないので、卵液作りはこれで完了です。下準備を全て終えたところで、調理に移りましょう!
炒めている途中で、塩を強めに振ります。小さじ1/5〜1/4程度を目安に加えてください。塩を加えたら、具材を混ぜながらさらに炒めます。炒め終わったら、火からおろします。
卵液と具材を合わせます。まず、ピーマンを卵液に入れて軽く混ぜ合わせます。次に、炒め終わったじゃがいもとベーコンも加え、しっかりと全体を混ぜ合わせます。スパニッシュオムレツ液の用意ができました!
フライパンが温まったら、オムレツ液を流します。ふたをして、弱火で10分ほど焼きましょう。ご家庭のコンロによって、焼き時間は変わるため、様子を見ながら加熱してください。
少し表面が半熟の状態で火を止めましょう。あとは、蓋をして5分ほどおき、余熱で火を通します。スパニッシュオムレツは、加熱が甘いと形が崩れてしまうので、もし余熱後に火が通っていないようでしたら、もう一度火にかけてくださいね。
オムレツ全体が固まったら、カットして完成です!
ポイントは弱火でじっくり加熱すること
今回のスパニッシュオムレツのポイントは、焦らずにじっくり弱火で加熱することです。スパニッシュオムレツは、卵をたっぷり使うので、どうしても加熱に一定の時間を要します。急いで強火で卵を固めようとすると、底だけ焦げてしまって残念な仕上がりになってしまうことも。私自身もせっかちなので、早く卵を固めたい!という気持ちはよくわかりますが、ここは大人の余裕を持って、ビールでも飲みながら卵が固まるのを待ちましょう。
お好みでケチャップやチーズをかけて
このスパニッシュオムレツは、塩とこしょう、そしてベーコンの塩分を生かしたシンプルな味わいのレシピです。そのままでも美味しくいただけますが、お好みでケチャップをかけても合いますよ。また、チーズ好きさんなら、オムレツ液にとろけるタイプのチーズを混ぜるのもおすすめ。お好みの味にカスタマイズしてくださいね。
ぎっしりオムレツはシンプルさがいい!
さっそく、出来たての熱々の状態でいただきました。しっかりとした卵に、ゴロゴロと入ったベーコン、じゃがいも、ピーマンの旨味が染み出しています。塩とこしょうのシンプルな味つけだからこそ、ベーコンの旨味が一層ひきたつ!こどもは、ケチャップをつけると、より食べやすいかもしれません。 ご飯のおかずとして取り分けて出すのはもちろん、大皿にのせて食卓に出せば、見栄えもします。みんなでわいわい取り分けるのも楽しいですね。
メインのおかずに卵料理はイカが?
今回は、野菜やベーコンが入ったスパニッシュオムレツのレシピをご紹介しました。日頃のおかずは、つい肉や魚を使いがちですが、ワンパンで卵も豪華なメインになりますよ。「冷蔵庫に食材がない!」そんなときでも卵ならあるはず。ぜひ具材をそろえて、一品作ってみてはいかがでしょうか。
管理栄養士。レシピ提供、料理動画制作を中心に活動。カフェ、宅配食などのメニュー提供の実績あり。ヘルシーで見た目の楽しい料理が目標。趣味茶道で、和文化が好き。