
料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、具沢山でボリューム満点なのにとってもヘルシーなひきわり納豆汁です。ひきわり納豆なので、口当たりがよく、スルッと食べやすいのが特徴。定番のみそ汁とはひと味違ったおいしさをご紹介します。ではさっそく作りましょう。
ひきわり納豆汁の材料(4人分)

具材
ひきわり納豆 | 2パック(90g) | |
木綿豆腐 | 一丁(300g) | |
にんじん | 1/3本(40g) | |
しめじ | 2株(250g) |
調味料
みそ | 大さじ2~3 | |
こんぶだししょうゆ納豆に添付していたもの | 大さじ1 | |
和風だし顆粒タイプ | 小さじ1 | |
水 | 600ml |
その他
細ネギ | 3本 | |
七味唐辛子お好みで | 少々 |
ひきわり納豆汁の作り方

納豆に添付のだし醤油は取り分ける
スーパーで売られている一般的な納豆に添付のだし醤油は、後ほど使うため、納豆に混ぜずに取り分けておきます。商品によってはだし醤油が添付していないこともあるので、その際にはしょうゆを用意してください。

豆腐の厚みをきれいに切り分けるコツ
豆腐の厚みを半分に…というのを豆腐料理ではよくしますが、豆腐一丁の状態に横からまな板に包丁を平行にして切ると、どうしても斜めになることがあります。それは、包丁を平行に滑らせている時間と距離が長くなるため、だんだん包丁の向きが斜めになってきてしまうためと考えられます。
厚みをきれいに半分にするコツは、画像のように豆腐一丁の場合、まずは大きさを半分(半丁)にし、それから厚みを半分にすることできれいに半分に切ることができます。それからさいの目に切り分けると、形の整った仕上がりにします。
少し手間にはなりますが、仕上がりが格段にきれいな豆腐になるのでお試しください。
仕上げにだし醤油を加える

仕上げにひきわり納豆に添付していただし醤油(今回は昆布だし醤油)をまわし入れ、うま味を加えて完成です。 香り付け程度ですが、このだし醤油を加えることで味が締まり、風味も格段に良くなります。 このだし醤油を事前にひきわり納豆に混ぜないで使うことで、だしの味も活き、みそ味に奥深さを加えて飽きないみそ汁に仕上げている存在になります。
なめらかなとろみが優しい仕上がりに!

ヘルシーな食材をたっぷり煮込んだのに、ボリュームもあるので、意外にお腹がいっぱいになる一品です。ひきわり納豆のとろりとした粘り気がなめこのようなねっとり感ではなく、なめらかでツルンと食べやすい食感が嬉しいです。
ひきわり納豆を最後に加えることで、その独特の風味と味が変わることなく味わえ、みそ汁の中でも他の具材に負けない存在感が凄いところが納豆らしい食材です。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。