洋食歴20年の料理人hiroです。今回はミネストローネです。名前の意味はイタリア語で「具沢山なスープ」。健康志向の波に乗って、このスープを日本人向けに作りやすいレシピにしました。冷蔵庫保存で5日は楽しめます。バゲットを浮かべるも良し、お米を加えるも良しの薬膳スープです。早速作っていきましょう。
ミネストローネの材料(10人分)
具材
玉ねぎ | 1/2個 | |
人参 | 1/2本 | |
ニンニク | 1かけ | |
ベーコン | 3枚 | |
赤パプリカ | 1/2個 | |
黄パプリカ | 1/2個 | |
ジャガイモ | 2個 | |
キャベツ | 1/8玉 | |
トマト | 1個 |
調味料
米油 | 大さじ2 | |
塩 | 適量 | |
黒胡椒 | 適量 | |
白ワイン | 大さじ2 | |
鶏ガラスープのもとシャンタン | 大さじ1 | |
薄口醤油 | 大さじ1 | |
トマトケチャップ | 大さじ1 | |
水 | 1.5ℓ | |
オリーブオイル | 大さじ1.5 | |
パルメザンチーズ | 適量 |
付けあわせ
九条ネギ |
ミネストローネの作り方(1分動画で早回し解説)
ミネストローネの作り方
人参は厚さ3mmほどで、7mm角にカットします。
ニンニクは細かくみじん切りに。
玉ねぎ、人参、ニンニクの3点はセットに
玉ねぎ、人参、ニンニクは当時スタートで炒めていくため、深めの鍋にセットしておきましょう。
水につけておくことで、カットした断面からの黒ずみを防ぎ、アクを洗い出してくれます。使用する直前までつけておくと良いでしょう。
トマトはダイスカットに
トマトは、1cm角にダイスカットにして、ジュース(トマトの果汁)ごと別の器に取っておきましょう。
カットした具材はこちら
このように食材ごとに分けました。理由は火入れする順番があるからです。形を揃えてカットする、炒める順番を意識するのも料理を美味しくするコツです。
塩胡椒をして下味をつけよう
ここで、塩、黒胡椒を軽くして素材に下味をつけます。
キャベツを煮て5分経ったら味見を
味見をします。足りなければ、塩を足す程度でOKです。
色んな具材を楽しめるのがミネストローネ
今回は、スープの具材を最小限にとどめましたが、セロリを足してみたり、キノコ類を足してみたりと、香草を足してみたりと加える具材で違うミネストローネも楽しめます。
温めたスープを器に盛り付け、オリーブオイルをシュッと少量回しかけて、今回は九条ネギをあしらいましたが、そこにイタリアンパセリを振るなど楽しみ方は様々。鶏肉など上品な出汁が取れるものを具材として取り込むのも良いでしょう。
そもそもが具材たっぷりスープ、ミネストローネはイタリアの家庭料理。楽しみ方は十人十色です。是非とも、色のレパートリーにこちらのスープレシピを加えて楽しんでみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。