こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです。ボクは毎日筋トレをしながらお料理をして、コンテストに出場しながらボディメイクしています。今回作るのは焼き海苔で作るカレー。サバ缶、にんじん、ブロッコリーと具材ゴロゴロ食べごたえも十分。うま味も栄養も逃さずに摂取できる痩せカレー、さっそく作り方をご紹介!
サバ缶の海苔カレーの材料(2人分)
具材
サバ水煮缶 | 1個(160g) | |
ブロッコリー | 100g | |
にんじん | 1/2本(約70g) | |
しめじ | 100g | |
オートミールロールドオーツ | 80g | |
水 | 100ml | |
オリーブオイル | 大さじ1/2 | |
塩コショウ | 少々 |
調味料
水 | 400ml | |
カレー粉 | 大さじ2 | |
ケチャップ | 大さじ2 | |
ウスターソース | 大さじ2 | |
おろしにんにく | 小さじ1 |
サバ缶の海苔カレーの作り方
ブロッコリーはタンパク質やビタミンC、食物繊維に抗酸化力の高いスルフォラファンなどを含んでいて栄養たっぷり。ビタミンCなどの水溶性の栄養成分も、カレーなら逃さずに効率よく摂取できます。
ただ、煮込み過ぎると煮崩れてしまい色も悪くなるので、今回は仕上げに加えるためにそのまま置いておきます。
にんじんに豊富なβカロテンは脂溶性で油と一緒だと吸収率がアップするので、良質な脂質を含むサバ缶との相性バッチリ。
加熱すると独特の甘みが増すのはもちろん、オレンジ色の彩りでカレーには欠かせない食材ですね。
豊富なうま味と香りはサバのニオイ消しになるほか、カレーにコクを与える効果も。もちろん、海苔とかけ合わせればよりまろやかなカレーに仕上げることができます。
加熱後はスプーンでほぐしておくと、このあと盛り付けやすいですよ。
なお、今回はごはんの代わりということで粒が大きめのロールドオーツを使用していますが、もちろん粒が小さめのクイックオーツなどでもオーケー。お好みに応じて選んでお作りくださいね。
ごはんが太るという訳ではありませんが…
ごはんはお腹持ちもよくエネルギー源として優秀ですが、今回の具材の1つであるサバは高タンパクで脂質を含む食材。つまり、炭水化物をプラスするとカロリーオーバーになりやすい組み合わせなんです。
そのため、ダイエット中にサバなどタンパク質・脂質を豊富に含む食材を食べる場合はごはんの量を抑えるか、オートミールなどに置き換えるのがおすすめです。
にんにくの香りが立ってきたらにんじんとしめじを投入。紹介したとおり、にんじんのβカロテンは油と一緒だと吸収率がアップ。
また、しめじは炒めることでうま味がアップするので、オリーブオイルをなじませるようにして炒めていきましょう。
さらに、サバ缶を汁ごと投入。今回は脂肪燃焼をサポートしてくれるDHA・EPAが含まれている缶汁も調味料として利用します。
なお、サバの身は残したままでもグチャグチャにしても、どちらでもオーケー。好きな食感によってお選びください。
さらに、今回のキー食材である焼き海苔をちぎり入れたら…
フタをして弱火で15~20分ほど煮込んでいきましょう。
最後に忘れずにブロッコリーを加えて混ぜてひと煮立ち。塩コショウで味を調えたら火から下ろしましょう。
海苔はダイエットにも便利なスーパーフード!
海苔は100gでタンパク質41.4g、食物繊維36.0gとダイエットにも便利なスーパーフード。さらに、グルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸という3つのうま味成分も含んでいます。
そのため、湿気てしまった海苔でも今回のように煮物やスープ系のレシピに利用すれば、栄養もうま味も効果的に摂取することができるんです。
具材の組み合わせを工夫して、ダイエットカレーを楽しもう!
今回はサバ缶と海苔で作るカレーのレシピをご紹介しました。市販のカレールウは脂質も糖質も多く含まれていて、じゃがいもやごはんと合わせると結構な高カロリーになりがち。
しかし、今回のように使用して具材の組み合わせを工夫すれば、ダイエット中でもうま味たっぷりのカレーを楽しむことができます。
スパイスは代謝を上げてくれますし、消化を促してくれるので食欲がないときにもおすすめ。サバ缶の海苔カレー、ぜひ作ってみてください!
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在はパーソナルトレーナー・料理研究家として活動中。