料理人hiroです。今回は基本のさつまいもごはんのレシピをご紹介します。炊き上がりのごはんがベチャつき、苦くなってしまいがちですが、さつまいものアクを取り、水をきっちり計ることがポイントとなります。塩を加えるとさつまいもの甘さが引き立ちます。難しいことは全くなし!それでは早速作っていきましょう。
さつまいもごはんの材料(4人分)
具材
さつまいも | 1本(300g) | |
お米 | 3合 | |
昆布 | 3cm×3cm | |
黒胡麻 | 適量 |
調味料
塩 | 小さじ1 | |
酒 | 大さじ1 | |
みりん | 大さじ1 | |
薄口醤油 | 小さじ1 |
さつまいもごはんの作り方
今回のレシピのポイント
皮ごと使ったさつまいもを水でアク抜きし、水分量をきっちりと守って炊飯。炊き上がったら10分ほど蒸らすことが大事です!ベチャつかずふっくら炊き上がりますよ♪
その後にイチョウ切りに。出来るだけ大きさを揃えるようにして、ボウルに水をはって浸しておきます。
水に浸してアク抜き!
さつまいもはアクが強いです。水にさらしておくとアクとりとなります。また断面の変色を防ぐこともできます。
アクは食材から出る苦味やエグ味、臭みの成分です。仕上がりが違ってきますので、しっかりとアクとりするようにしましょう。10分ほどさらす程度でOKです。
3cm×3cmほどの出汁昆布を加えます。
塩を小さじ1、酒とみりんを各大さじ1加えます。塩はごはんの下味はもちろんのこと、さつまいもの甘さを引き立ててくれます。酒でほんのりとした塩味を、みりんで甘さをプラスします。
薄口醤油を小さじ1加えます。濃口醤油に比べ、薄口醤油は食材に色をつけず、醤油の風味と塩味をプラスします。出来るだけ薄口醤油を使ってもらいたいですが、濃口醤油を使う場合は、半量で加え塩を少し足すことで代用することは可能です。
きっちり計るべきは水分量!
ごはんがベチャつくのは水分量が原因。きっちりと3合のラインに水を注ぐと、ベチャ付き防止となります。きっちりと注ぐことが大事です。
サッとかき混ぜて、調味料が全体に行き渡るようにしましょう。
お米の中に具材があると炊きムラが出るので、さつまいもが上にある状態で炊きます。このままで炊飯器を普通炊きでスイッチオンです。
塩を加えて塩梅の良いさつまいもに!
スいかに塩を振って食べるのと同じで、火が入ったさつまいもは塩を含むと甘さが引き立ちます。10分ほど蒸らすことで、お米もさつまいももふっくらとしてとても食べやすくなります。
旬は秋冬で、この時期のさつまいもが一番甘みを含んでいて美味しく、身が丸々としています。紫色輝くものを選ぶと高貴な色が映える仕上がりとなりますよ♪しっかりアク抜きして、旬を存分に感じられるさつまいもごはんを是非作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。