こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。醤油にまぐろを漬け込んで作る漬け丼は、サッと作れてご馳走感のある嬉しい一品。いつもの作り方でも美味しいけれど、漬けダレにひと手間掛ける事でグッと美味しさがアップするのはご存じですか。とっても簡単なので是非お試し下さい。それでは早速作っていきましょう!
ごま油香る基本のまぐろ漬け丼の材料(1人分)
主な材料
まぐろサク | 100~120g | |
大葉 | 1~2枚 | |
白ごま | 小さじ1/4 | |
わさび | 適量 | |
ごはん | 150g |
漬けダレの材料
しょうゆ | 大さじ1 | |
みりん | 大さじ1 | |
ごま油 | 小さじ1 |
ごま油香る基本のまぐろ漬け丼の作り方
今回のレシピのポイント
漬けダレにごま油をプラスするのが美味しく仕上げるポイントです。コク深い香りでまぐろのうま味がグッと引き立ちます。また、油が入る事でしっとりした食感になるので、いつもの漬け丼が更に美味しい仕上がりになりますよ。
まぐろは太い繊維が入っていないものを選ぶ
まぐろの太い繊維は口当たりが悪く、食べにくい仕上がりになってしまいます。なるべく繊維が細いものを選んで購入しましょう。もし太い繊維が入っている部分がある時は、身をスプーンでそぎ取って包丁で叩き、ネギトロとして召し上がると美味しくいただけますよ。
ごま油のコクが美味しさのポイント
ごま油のコクと独特の香りが、今回の美味しさのポイントです。醤油とみりんだけでも美味しく召し上がれますが、とてもさっぱりとした仕上がりで「ちょっと物足りない」感じになりがちです。
まぐろはごま油との相性がとっても良い食材、うま味がぐっと増して「いつもの漬け丼とちょっと違う」と驚かれるはず。お家に眠っているごま油、是非ご活用下さい。
蓋をするかラップを掛けるなどして乾燥に気を付けつつ、冷蔵庫で休ませます。軽く漬け込むのがお好みの方は2時間くらい、しっかり味をつけたい方は一晩漬け込んで下さい。
端から包丁で千切りにしていきましょう。大葉が無ければ、刻み海苔、かいわれ大根、みょうがの千切り、小ねぎの小口切りなどを散らしても美味しく召し上がれますよ。
いつもの漬け丼がワンランクアップ!ごま油のコクがたまらない美味しさ
ごま油をプラスするだけで、いつもの漬け丼のコクやうま味がワンランクアップ!格段に美味しい仕上がりになりました。ご自宅のごま油をプラスするだけなので、特別な材料を買い足す必要が無いのが嬉しいですね。
今回はお刺身用のサクを使いましたが、スーパーでお刺身用にカットされているまぐろを使っても大丈夫です。残ってしまったお刺身のリメイク料理としても美味しく召し上がれますね。簡単おいしいまぐろの漬け丼、是非お試し下さい。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」