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サツマイモの存在感を十分に活かした「おさつパウンドケーキ」のレシピ
洋食歴20年の料理人hiroです。今回は旬が冬のサツマイモを丸々1本使う焼き菓子です。ほんのりと醤油と砂糖で煮たサツマイモがゴロゴロと入って存在感をアピール。味のアクセントとなる煮汁が、ベースとなるパウンド生地とマッチして、あとを引く美味しさに仕上がっています。それでは早速作っていきましょう。
おさつパウンドケーキの材料(10個分)
具材
サツマイモ | 300g |
調味料A
水 | 100g | |
グラニュー糖 | 40g | |
薄口醤油 | 10g |
調味料B
無塩バター室温に戻しておきましょう | 100g | |
グラニュー糖 | 85g | |
全卵 | 80g | |
アーモンドプードル | 25g | |
薄力粉 | 85g | |
ベーキングパウダー | 3g |
おさつパウンドケーキの作り方
サツマイモは美味しい分、アクも強いです
アクが強いため水に10分ほど浸けて、アク取りと、変色を防ぎます。
調味料Aをひと煮立ちしよう
火にかけひと煮立ちさせます。ゴムベラを使って混ぜてグラニュー糖を溶かしましょう。薄口醤油は濃口醤油のように濃い色がつかず、食材そのものが持つ色をキープし、ほん海苔と塩味を上塗りしてくれます。少量でも常備しておきたい調味料です。
落としブタをして弱火でコトコトと
オーブンシートや、アルミホイルでも構いません。煮ているサツマイモにカブせて、弱火にし、20分のタイマーをかけてゆっくり火入れしていきます。
その間にできることをやっていこう
18cmパウンド型の内面に無塩バター(分量外)を薄く塗り、オーブンシートを貼ります。余裕を持たせて、型の2cmほど上の高さでカットしておきましょう。
粉類を振るっておこう
次に計量した薄力粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダーを一緒に粉ふるいにかけておきます。粉をふるうのは固まっている粒子がパラパラになり、ダマになりにくくし、粉に空気を含ませることでふっくらと焼き上げるためです。
綺麗なパウダー状になりました。
煮汁が絡まっている状態になっています。大きさを揃えたイチョウ切りにカットして、ラップを敷いたバット(くっつき防止)の上で冷ましておきましょう。
そこにグラニュー糖を加えホイッパーで混ぜていきます。
バターが室温に戻っている分、柔らかくとても作業がしやすいです。グラニュー糖と白くもったりするまで混ぜ合わせておきましょう。
卵を2回に分けて合わせよう
卵も室温に戻っていたら作業がやりやすいです。2回に分けて、合わせていきましょう。
底の方までしっかりと混ぜよう
ボウルの下に混ざってない粉類が溜まりがち。底の部分までこそぎ落とすようにしっかりと生地を混ぜましょう。
混ざり合わさった生地はこのようになります。パウンド型に詰めていきましょう。
パウンドケーキ生地の半量をパウンド型に敷き詰め、菜箸などを使ってサツマイモをランダムに並べ、残りの半量のパウンドケーキ生地でサンドします。
170℃で1時間の焼成です
生地と具材を詰め終わりました。予熱完了後に、170℃のオーブンで1時間焼きます。
パウンドケーキは長持ちします
今回のパウンドケーキはきちんとラップで包んだ状態で冷蔵庫で5日ほど持ちますのでゆっくり少量ずつのティータイムを味わえます。甘辛く煮たサツマイモは皮ごと茹でたのはその皮が離れずに焼き上げ今回のパウンドケーキはきちんとラップで包んだ状態で冷蔵庫で5日ほど持ちますので。ゆっくりティータイムを味わえます。甘辛く煮たサツマイモを皮ごと茹でたのは、その皮が離れずに焼き上げたいため。紫色は高貴な色とされ、その色で散りばめられたパウンドケーキのデザインはひとつの「個性」です。甘さのバランスがちょウド良い今回のパウンドケーキ、「お3時」にいかがでしょうか。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。