こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。今回は身近な材料で簡単に作れる基本のミートソースのレシピをご紹介します。ミートソースは大人から子供まで人気の定番パスタソース。市販の商品もありますが、野菜のうま味や香りを生かした自家製ソースは格別の美味しさになりますよ。それでは早速作っていきましょう!
野菜もお肉もたっぷり!基本のミートソースの材料(2人分)
主な材料
スパゲッティーニ | 160g | |
合い挽き肉 | 300g | |
セロリ100gくらい | 2/3本 | |
玉ねぎ100gくらい | 中1/2個 | |
にんにく | 1片 | |
オリーブオイル | 大さじ2 | |
ホールトマト | 400g |
調味料の材料
ケチャップ | 大さじ1 | |
塩 | 小さじ1/2弱 | |
こしょう | 少々 |
野菜もお肉もたっぷり!基本のミートソースの作り方
今回のレシピのポイント
合い挽き肉はあえて少し焦がします。香ばしい香りと独特のコクがプラスされて、短い煮込み時間でも美味しく仕上がりますよ。
セロリは丸ごと使う
セロリの葉は捨ててしまいがちですが、今回の料理には是非積極的に使って頂きたい部分。茎の部分より香りが強いので、香味野菜として加熱する料理に使うと爽やかな香りがプラスされます。
また、茎の繊維の部分も取らないで大丈夫。みじん切りにしてしっかり煮込むので気になりません。セロリ丸ごと美味しく頂きましょう。
野菜の量が半分くらいになるまでしっかり炒めましょう。目安は5分くらいです。炒め終わったら一度バットに取り出します。
焦げ目が美味しさの素
合い挽き肉に付けた焦げ目がミートソースの美味しさの素になります。西洋料理ではあえて「軽い焦げ目」を付けて、そのコクや香りを楽しむレシピが多くあります。焦げた香ばしい香りは食欲をそそりますよね。
また、焦げ目から出る苦みが料理にコクや深みを与えてくれます。煮込み時間が短くてもコクのある仕上がりになる理由がここにありますよ。
短時間でもコク深い仕上がり!野菜もお肉もたっぷりミートソース
セロリや玉ねぎ、にんにくをたっぷり使ったミートソースは、とってもコク深い味わいに仕上がっています。焦がしたお肉の香りもプラスされて、短時間で仕上げたとは思えない美味しさ。冷凍保存が可能なので、多めに作ってストックしておくと便利ですね。
アレンジレシピとして、グラタンやドリアのアクセントとして加えると美味しさが広がります。身近な材料で作れる基本のミートソース、是非お試し下さい。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」