洋食歴20年の料理人hiroです。今回は手軽に作れる丼物レシピ「塩豚丼」です。若干の酸味で、女性の方でもスッと食べれてしまうさっぱり系の丼。豚肉、ニンニク、レモン汁にその秘密があります。元気が欲しい時、免疫力をつけたい時にうってつけです。それでは早速作っていきましょう。
塩豚丼の材料(2人前)
具材
白ご飯先に炊いておきましょう | 2合分 | |
豚こま切れ肉 | 200g | |
玉ねぎ | 1個 | |
ニンニク | 3かけ | |
九条ネギ | 適量 |
調味料
米油 | 大さじ1 | |
塩 | 少々 | |
酒 | 大さじ3 | |
薄口醤油 | 大さじ2 | |
鶏ガラスープの素シャンタン | 小さじ1 | |
レモンジュースポッカレモン | 大さじ1.5 | |
水 | 250mℓ | |
ごま油 | 小さじ1 | |
白ごま | 適量 |
塩豚丼の作り方
冷たい状態のフライパンからスタート
冷たいフライパンに、玉ねぎとニンニク、米油を加えて弱火にかけます。
木べらなどを使って弱火でゆっくりと混ぜながら炒めることで、玉ねぎは甘さを十分に引き出し、ニンニクは香りを立たせることが出来ます。
豚こま切れ肉を広げたところに、少し強めに肉に塩をふり、中火にして、さらに炒めていきます。
アルコール分が飛んだところに鶏ガラスープの素と、薄口醤油を加えます。薄口醤油は食材の色を活かせて、濃口醤油とは違う塩味が上塗りされます。少量でも常備しておきたい調味料です。
レモンジュースが決め手
次にレモンジュースを加えます。今回の丼はレモン汁が良い仕事をしてくれます。スッキリとした酸味が、さっぱり感を演出し、豚肉の持つしつこさを軽減。食欲増進にも繋がります。
キレイな盛り付け方は…
丼にご飯をよそい、はじめにご飯の上に玉ねぎを盛り付けます。その上に肉を盛り付けると豚肉の存在感をアピール出来ます。塩ダレは後でお好みの量をかけると良いでしょう。仕上げに、刻んだ九条ネギと白ゴマをあしらったら完成となります。
丼はお腹と心を満たしてくれます
極めてシンプルな日本の丼。親子丼、カツ丼、牛丼などもそうですが、お腹と心を満たしてくれますね。今回のさっぱりとした塩豚丼は夏の暑い時に作ってほしい丼。暑いときに人は塩を欲します。また夏バテ対策に豚肉はとても良いとされています。ニンニクとレモンが効いた塩豚丼。是非とも食のレパートリーに加えてみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。