今回は子供が喜んで食べられる・消化に良い箸休めの副菜・マンネリおかずに意外性を取り入れた焼き魚に合うレシピを、レシピル編集部員かつ5人家族の料理好き主婦が15個にまとめました。ヒントになるアイデアが見つかると嬉しいです。
旅行と料理が好きな食いしん坊主婦。約7年間作業療法士としてリハビリ病院勤務。現在は3世代5人暮らしで家族みんなが満足する簡単レシピを研究中。
箸休めに作りたい野菜の付け合わせ4選
その1:調理時間はたったの5分「きゅうりの酢の物」
必要な材料…きゅうり、乾燥わかめ、砂糖、酢、しょうゆ、塩、塩、白いりごま
調理時間の目安…5分
「急いでもう一品追加したい!」に答えてくれる、酢の物はいかがでしょうか。5分で完成、脂ののった焼き魚にぴったりな箸休めになりますよ。茶色が並ぶ食卓に、緑の差し色が入ると彩りも素敵になりますね。
わかめやきゅうりに含まれるカリウムは、体内の余分な塩分を外に出してくれる働きがあるため、むくみや高血圧予防の効果が期待されます。塩分が効いた焼き魚にぜひ合わせてみてください。
その2:ほんのり甘みが優しい「白和え」
必要な材料…絹豆腐、人参、ほうれん草、干ししいたけ、出汁、塩、しいたけ戻し汁、砂糖、醤油白ごま、砂糖、醤油
調理時間の目安…30分
今回ご紹介する白和えはほうれん草や人参を使用していますが、オクラやきのこ、春菊など季節の食材で調理することができる優れものです。油を使用しないため、ヘルシーさも嬉しいポイント。
豆腐はタンパク質以外にカルシウムも豊富です。骨や歯を丈夫にする働きに加えて、イライラを抑えて気持ちを落ち着かせてくれる働きもあるんですよ!口当たりが滑らかでほんのりとした甘みがおいしさを引き立てます。
ひと手間でお店の味!失敗なしで上手に作れる基本の白和えのレシピ
その3:大人っぽい味付け「しば漬けタルタルポテトサラダ」
必要な材料…じゃがいも、玉ねぎ、しば漬け、卵、マヨネーズ、練乳、塩、黒こしょう
調理時間の目安…20分
いつもは白いごはんに乗せる漬物をポテトサラダに混ぜると、ぽりぽり食感が見事にマッチして贅沢なおかずになりますよ!じゃがいものおかずで腹持ちも良いです。
時間がかかるゆで卵はレンジで作っちゃいましょう。ソースを作る時に潰してしまうので、最初に卵を崩していても心配ありません。注意点としてレンジの中で卵が爆発しないよう、軽く黄身を潰すかプスッと穴を数か所開けてくださいね。
ぽりぽり食感がおいしい!しば漬けタルタルのポテトサラダのレシピ
その4:とろーりあんかけでお腹に優しく「きのこの豆腐あんかけ」
必要な材料…絹ごし豆腐、しめじ、えのき茸、人参、ちぢみほうれん草、水、みりん、薄口醤油、上白糖、塩、和風顆粒出汁、片栗粉
調理時間の目安…20分
あんかけにしているため、子供から高齢の方まで食べやすい副菜です。簡単に作れて消化も良いので、風邪気味や食欲のない時にもおすすめします。ほうれん草の綺麗な緑色を保つために、最後に入れてサッと湯がくくらいがちょうど良いですよ♪
きのこはお腹の調子を整えてくれる食物繊維や、低カロリーながらミネラルがたっぷり含まれています。
胃に優しいキノコの豆腐あんかけのレシピ!風邪や二日酔い、おつまみにも最適な一品
ごはんが進むガッツリおかず4選
その5:染み染みうまい!「基本の筑前煮」
必要な材料…鶏もも肉、ごぼう、人参、じゃがいも、レンコン、こんにゃく、厚揚げ、しめじ、椎茸、和出汁、上白糖、みりん、濃口醤油、ごま油
調理時間の目安…30分
焼き魚に合わせて、メインのおかずも和風で揃えると献立がバッチリ決まります!お肉や野菜をたっぷり入れられるので、もう一品ボリュームを出したい時に作ってみてはいかがでしょう。甘辛い味付けは焼き魚の箸休めにも、ごはんが進むおかずにもなりますね。
筑前煮をおいしく作るコツは油を絡めるように炒めることと、煮たあとにしっかり冷ますこと。鶏肉の旨みが具材にコーティングされ、冷める時に味が染み込みます。ぜひお試しください!
炒め煮で煮崩れ防止!休ませて味が染み染みの基本の「筑前煮」のレシピ
その6:旬の食材でサクッと揚げたい「かき揚げ」
必要な材料…新玉ねぎ、アスパラ、にんじん、桜エビ、米粉、薄力粉、和風だし(粉末)、炭酸水、こめ油、大根おろし、生姜、お好みの塩や麺つゆ
調理時間の目安…20分
サクッと食感のかき揚げは焼き魚に合うおかずです。見た目も豪華で和定食のような仕上がりになりますね。しかし「揚げ物って油の処理が面倒…」「べちゃっとしちゃう」と困ったことはありませんか?今回は米粉使用・炭酸水を衣に混ぜる・揚げ焼きOKでカリッと!お悩みを解決してくれるレシピとなっています。
大根や生姜をすりおろしておかずに添えたら、かき揚げにも焼き魚にもぴったりな箸休めに♪
米粉でサクッと春の旬!簡単に作れる「新玉ねぎのかき揚げ」のレシピ
その7:ふわふわ食感と甘辛いタレが絡む「豆腐ハンバーグ」
必要な材料…鶏ひき肉、木綿豆腐、小ねぎ、パン粉、しめじ、みそ、酒、しょうゆごま油、酒、みりん、砂糖、しょうゆ
調理時間の目安…25分
「焼き魚だと子供が食べてくれない…」そんな時にはあっさり消化に優しい豆腐ハンバーグを合わせてみるのはいかがでしょうか。卵不使用のため、卵アレルギーの方も安心して食べられます。お好きなきのこも一緒に蒸し焼きにして、野菜の栄養を補いたいですね。
豆腐を使うことで脂質やカロリーを抑えられるので、ダイエットを頑張る方にもおすすめです!冷凍保存ができるので、作り置きにもお使いください。
卵不使用のふわふわ豆腐ハンバーグのレシピ!蒸し焼きでふっくら柔らか
その8:いつもの味に飽きたなら「アジアン肉じゃが」
必要な材料…豚バラ肉(薄切り)、じゃがいも、玉ねぎ、パプリカ、だし汁(昆布)、きび砂糖、ナンプラー、オイスターソース、塩コショウ、こめ油、にんにく、パクチー
調理時間の目安…30分
「焼き魚にはいつも肉じゃがでマンネリ化…」思いきってアジアン風に変更してみませんか!日本の醤油にあたる、タイのナンプラーを使うと全く別物の風味でマンネリ解消に。ナンプラーは塩分が多いので、少しの量でもおいしい仕上がりになります。
盛り付けの最後にはパクチーをどうぞ。ハーブの一種でデトックス効果が期待されます。パクチーが苦手な方は小ネギを添えると色合いが明るくなりますよ。
いつもの肉じゃがに飽きたら!ナンプラーで作るアジアン肉じゃがのレシピ
焼き魚に合う具沢山な汁物3選
その9:あっさりシンプルに「もずくのスープ」
必要な材料…生もずく、生姜、水、和風だしの素、酒、醤油小ねぎ、生もずく、ミニトマト、生姜、溶き卵、水、鶏がらスープの素、酢、醤油
調理時間の目安…20分
生もずくはそのまま食べてもおいしいですが、生姜と合わせたスープであっさり、同じ海のものである焼き魚との相性もぴったりです。もずくのぬめりに含まれるフコダインは食物繊維のひとつで、噛みごたえがあるため、お腹の満足感を高めてくれます。
もずくの風味や食感を残すポイントは洗いすぎない・加熱しすぎないこと。薬味を入れてお楽しみくださいね。
基本の「もずくスープ」!アレンジも♪生もずくでとろっとシャキシャキ
その10:お酢でさっぱり!「サンラータン風スープ」
必要な材料…豆腐、卵、豚肉、しめじ、しいたけ、長ねぎ、水、生姜、水溶き片栗粉、醤油、鶏がらスープの素、お酢、ラー油、ブラックペッパー、ごはん
お肉や野菜などの具材がたくさん入った、満足感のあるスープです。火の通りが早い具材なので、魚を焼いている間に作れるのが嬉しいですよね!
魚だけでは不足しがちなタンパク質を、お肉や卵で補うことができます。焼き魚と一緒にスープで味わい、シメはスープにご飯を入れて2度おいしく楽しんでみては♪酸っぱ辛い味つけがやみつきになりますよ〜
その11:いつもと同じにちょっぴり変化を「豆乳の豚汁」
必要な材料…豚バラ肉、人参、大根、しいたけ、ごぼう、長ネギ、こんにゃく、油揚げ、出汁、無調整豆乳、みそ、ごま油、ブラックペッパー
調理時間の目安…40分
「豆乳って豆臭くないの?」と心配な方にもおすすめしたい一品です。お味噌と一緒に合わせると豆の臭みを感じず、豚汁のクリーミーなコクを残したままあっさり食べられますよ。野菜をいっぱい食べられない時も、炒めて汁物にすればかさが減ってモリモリ食が進みます◎
ねぎの白い部分には抗菌作用と血行を良くする働きがありますので、ぜひ取り入れてみてくださいね!焼き魚に合わせてホッと一息つけるおいしさです。
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その12:のどごしつるりん「けんちんうどん」
必要な材料…大根、人参、しいたけ、里芋、長ネギ、油揚げ、木綿豆腐、煮干し、水、ごま油、酒、みりん、醤油、塩、うどん
調理時間の目安…20分
素朴なおいしさと、のどごしが良く子供も大好きなうどん。具材には人参や大根などの根菜類がたっぷり入っています。根菜類をしっかり煮ると柔らかくて食べやすいですね。胃やお腹に優しく消化に良いのが嬉しいポイント。血行を促進して身体を温める働きもあるんですよ♪
香ばしい焼き魚の風味を、シンプルで丁寧なお出汁が包み込んでくれることでしょう。
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その13:おかわりが止まらない「ツナとひじきの炊き込みご飯」
必要な材料…米、乾燥ひじき、人参、きのこ、ツナ缶、油揚げ、酒、醤油、みりん、顆粒だし
調理時間の目安…15分
焼き魚に白いご飯はもちろん合いますが、味の付いたご飯もボリュームがあって家族が喜ぶ一品になりますよ!炊飯器に入れるだけなので、忙しい日にもおすすめです。冷めてもおいしいので、多めに作っておにぎりやお弁当に入れてみてはいかがでしょうか。
ひじきに含まれるカルシウムの吸収率を高めてくれるのが、きのこに含まれるビタミンD!同時に摂取して栄養をたっぷり身体に取り入れましょう◎
その14:簡単!すりおろすだけ「とろろご飯」
必要な材料…山芋、白ごはん、出汁、塩、薄口醤油、味噌
調理時間の目安…20分
ほかほかのご飯に出汁香るとろろをたっぷりかけて食べたいですね。焼き魚をほぐして、薬味と一緒にとろろご飯に混ぜてもおいしい仕上がりになりますよ♪
とろろはすぐに色が変色してしまうのですが、出汁と塩を混ぜると変色しづらくなります。お店の味に近づく秘訣は、味噌を加えること。風味が格段にアップします!ぜひお試しください。
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その15:ひと手間に込める愛情「おにぎり」
必要な材料…白ごはん、海苔、鰹節、塩、濃口醤油
調理時間の目安…15分
日本のソウルフードであるおにぎり。手軽に食べられる良さと、ご家庭によって大きさや味、形がさまざまで、愛情を感じられるアイテムのひとつにもなりますね。茶碗によそったごはんは食べないけれど、おにぎりにしたら食べてくれることもあるのではないでしょうか。
タッチする回数を減らしてふんわり握るとお店のような仕上がりに!焼き魚と一緒にワンプレートに盛り付けたら洗い物が少なく片付けが楽になりますよ。
ふんわりしっかり握るコツ伝授!力まずに作る基本の「おにぎり」のレシピ
ボリュームたっぷりの付け合わせで満足感を◎
この記事では子供も食べやすい、焼き魚に合う献立15選をご紹介しました。ヒントになるレシピは見つかりましたか?
物足りなさを感じる焼き魚は、ガッツリおかずや野菜の副菜などを組み合わせてみてください。食べ応えを感じてお腹も満足するでしょう。マンネリしがちないつもと同じおかずは、ワンプラスの工夫で一味違った仕上がりを楽しめますよ。
皆さんの食事が楽しくなるお手伝いができたら嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました!