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栗ご飯の献立15選!メインになる魚や肉を使ったおかずから汁物まで幅広い組み合わせを管理栄養士が提案

食欲の秋に食べたくなる栗ご飯。しかし他にどんなおかずが合うのか、悩むこともあるのではないでしょうか。今回はレシピル編集部員でかつ子どもから大人まで幅広い方への栄養管理を行う管理栄養士の私が考える、栗ご飯と合わせて食べたいおすすめのレシピ15選をご紹介します。

ボリュームたっぷりの主菜から、寒くなっていく季節にぴったりの温かい汁物まで幅広くご提案。献立に迷ったときに気軽に選べる簡単レシピを集めました。

著者/くるみ

美味しい物を美味しく食べたい管理栄養士。保育園と病院で栄養管理を経験し、乳幼児から高齢者まで網羅。趣味はカフェ巡り、特技はふわふわのシフォンケーキを焼くこと。

栗ご飯に合う魚レシピ3選

その1:漁師料理として愛される「アジのなめろう」

必要な材料…アジ、ショウガ、小ネギ、大葉、味噌

調理時間の目安…10分

ご飯にもお酒にもピッタリな「アジのなめろう」は、栗ご飯のおかずとしても相性が良いでしょう。新鮮なアジには、DHAEPAが含まれています。DHAは脳を活性化させ、EPAは血圧を下げて血液をサラサラにしたり、中性脂肪の値を下げたりする効果があると言われています。

味噌と薬味を合わせるだけで、火を使わずに簡単に作ることができます。栗ご飯とお酒で素敵な晩酌セットを楽しんでみてはいかがですか?

その2:バター醤油の風味が食欲をそそる「めかじきのソテー」

必要な材料…メカジキ、塩、バター、にんにく、しょうゆ、みりん、酒、

淡泊な味で魚の青臭さが苦手な人にも食べやすいめかじき。年中見かけることが多いですが、本来の旬は秋から冬にかけてと言われています。そんなめかじきを使った料理は栗ご飯ともばっちりです。

味付けはシンプルな「めかじきのソテー」をご紹介します。どの家庭にも常備してある調味料であっという間にできてしまうので、栗ご飯を炊いている合間にもさっと作れる一品です。

その3:和食と言えば思い浮かぶ「カレイの煮付け」

必要な材料…カレイ、生姜、ねぎの葉、水、酒、みりん、しょうゆ、砂糖

調理時間の目安…15分

煮付け料理と言うと、少し難易度が高く聞こえる方もいるのではないでしょうか。管理栄養士を名乗る私も、始めの頃は煮付け料理に苦手意識を持っていました!しかしカレイの煮付けは、失敗の少ない簡単和食料理と言えるくらい、作りやすい一品です。

カレイは高たんぱくで低脂質。ハリのある肌を作るときに必要なコラーゲンも豊富に含まれています。そんな栄養満点のカレイの煮付けを栗ご飯の献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。

メイン料理にピッタリ肉レシピ4選

その4:アールグレイの香りでお洒落度UP「鶏もも肉と玉子の紅茶煮」

必要な材料…鶏もも肉、卵、生姜、長ネギ、紅茶アールグレイ、米油、塩、上白糖、みりん、濃口醤油、水、

調理時間の目安…30分

普通じゃつまらないと感じたときにおすすめしたいレシピです。鶏肉と玉子に紅茶?本当に合うのかと疑問に思われる方もいるでしょう。甘辛く似た鶏肉と玉子に、アールグレイの香りがプラスされることで、一気に食卓がお洒落に仕上がります。

卵を茹でることで多少工程が多くなりますが、たんぱく質もばっちり摂れる、ボリュームたっぷりの一品です!作り置きおかずとしてもおすすめできます。

その5:ピーマン嫌いの子供も喜ぶ「ピーマンの肉詰め」

必要な材料…ピーマン、合いびき肉、玉ねぎ、塩、片栗粉、サラダ油、卵、パン粉、こしょう、ケチャップ、ウスターソース、みりん

調理時間の目安…25分

ピーマンには苦みがあり、その苦みが苦手と感じる方も多くいるのではないでしょうか。ピーマンは油で炒めることで、コーテイングされ苦みが和らぎます。ピーマンの肉詰めはその効果が発揮されており、ピーマン嫌いの子供も食べられることが多いと言われています。

最後にソースをかける際、顔やメッセージを描いて遊び心を持たせてもよいですね!少し手の込んだ一品となりますが、家族みんなが喜ぶ人気のレシピです。

その6:寒くなる季節に食べたくなる「豚ロース肉のねぎソースがけ」

必要な材料…豚ロース肉、にんにく、しょうが、長ネギ、片栗粉、塩、胡椒、砂糖、りんご酢、醤油、ごま油

調理時間の目安…30分

比較的安価で手に入る豚ロース肉を使ったレシピです。揚げ焼でカリカリに仕上げることで、食感が楽しい一品となっています。

ねぎの辛み成分はアリシンと呼ばれ、疲労回復作用や血行を促進させ身体を温める働きがあると言われています。寒くなっていく秋におすすめしたい野菜の一つです。秋の定番栗ご飯と一緒に食べて、寒い冬も元気で乗り越えましょう。

その7:箸が止まらなくなる美味しさ「牛肉のしぐれ煮」

必要な材料…牛こま切れ肉、生姜、牛脂、上白糖、濃口醤油、

調理時間の目安…20分

白米がすすむ牛肉のしぐれ煮は、甘辛い味付けがやみつきになり、栗ご飯のお供としても良いでしょう。

牛肉は豚肉や鶏肉と比較すると、鉄分亜鉛が多く含まれています。日常生活で不足しがちな鉄分ですが、「なんだか疲れが取れにくい」「朝起きたときすっきりしない」と感じている場合は、鉄分が不足しているかもしれません。そんなときに取り入れたい一品です。

ほっと温まる汁物レシピ4選

その8:具だくさんで栄養たっぷり「豚汁」

必要な材料…豚こま切れ肉、長ネギ、生姜、ごぼう、人参、ジャガイモ、こんにゃく、厚揚げ、ごま油、酒、みりん、水、和風顆粒出汁

調理時間の目安…35分

肉や野菜、芋類などたくさんの食材が詰め込まれた豚汁は、栄養豊富な一品となっています。レシピには食材が乗っていますが、作り慣れたら応用として、好きな食材を組み合わせても楽しいですね!

外で冷え切った身体に、栄養たっぷりの豚汁で身体を温めて風邪を引かない強い身体をつくりましょう。栗ご飯と合わせるメニューに悩んでいるけど、たくさんの品は作れない…そんなときにぴったりです。

その9:牛肉の旨味がぎっしり詰まった「肉豆腐」

必要な材料…牛こま切れ肉、木綿豆腐、エリンギ、玉ねぎ、九条ネギ、出汁昆布、牛脂、酒、濃口醤油、三温糖、

調理時間の目安…35分

豆腐に牛肉と昆布だしの旨味がしっかりと浸み込み、たまらなく美味しい肉豆腐のレシピです。最後の汁まで飲み干したくなるような心も身体も温まる一品となっています。

豆腐に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをすることで話題とされています。更年期のサポートや骨形成サポート、生活習慣病の改善に必要とされている成分であり、豆腐はどの年代でも積極的に摂りたい食品です。

その10:とろっと飲みやすく全世代におすすめしたい「ひきわり納豆汁」

必要な材料…ひきわり納豆、木綿豆腐、にんじん、しめじ、みそ、こんぶだししょうゆ、和風だし、水、細ネギ、七味唐辛子

調理時間の目安…10分

粒が小さく食べやすいひきわり納豆を使った汁物レシピで、小さい子供からご年配の方まで、幅広い世代にとって食べやすい一品となっています。

ひきわり納豆に含まれるビタミンKは、骨密度を上げるために大切な栄養素とされています。小さなうちから、カルシウムと一緒に摂って強い骨を作っていきましょう。ひきわり納豆の他にも様々な野菜などを入れることで、さらに栄養価UPが期待できます。

その11:独特のつるっと感がたまらない「なめこのみそ汁」

必要な材料…なめこ、長ネギ、絹ごし豆腐、水、出汁パック、味噌、粉山椒

調理時間の目安…20分

なめこと豆腐が入ったみそ汁が好きという方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。みそ汁の定番の具材ともいえるこの一品ですが、もちろん栗ご飯との相性も抜群です。

食物繊維は不溶性と水溶性の2種類がありますが、なめこには、2種類の食物繊維がバランスよく含まれています。便秘を解消したいとお考えの方や、食後の血糖値上昇が気になる方へ、ぜひ食べていただきたい食材の一つです。

彩よく食卓が鮮やかになる副菜レシピ4選

その12:優しい甘さが人気の「きんぴらごぼう」

必要な材料…ごぼう、にんじん、ごま油、砂糖、酒、みりん、しょうゆ、輪切り唐辛子、白ごま

調理時間の目安…15分

よく噛んで食べなくてはいけない「きんぴらごぼう」は老若男女問わず健康効果UPが期待できます。子供の知的発達・認知症予防や、口周辺の筋肉や飲み込む力のトレーニングにも繋がります。夕食のもう一品や、お弁当のおかずに取り入れて、家族みんなの健康維持に繋げていきたいですね。

千切りにするのが大変…と感じる場合は斜め薄切りでも美味しく作ることができますよ!

その13:カラフルで色鮮やかな「卯の花」

必要な材料…生おから、乾燥しいたけ、にんじん、長ネギ、油揚げ、ごま油、砂糖、醤油、みりん、和風顆粒だし、

調理時間の目安…20分

どこか懐かしい味の卯の花は、小さい子供からお年寄りまで、幅広い世代に人気があります。また、人参のオレンジと小ねぎの、栗ご飯の黄色が組み合わさることで、色鮮やかな食卓に近づけられるのではないでしょうか。小ねぎの代わりに絹さやや枝豆を使っても彩り良くカラフルな一品に仕上がるでしょう。

おからの下処理をしっかり行うことで、日持ちが良くなり、作り置きおかずとしても活躍します。

その14:緑の一品が欲しいそんな時に「小松菜の煮びたし」

必要な材料…小松菜、油揚げ、利尻昆布、かつお節、しょう油、みりん、砂糖、料理酒、米油

調理時間の目安…30分

昆布とかつおの出汁がしっかり効いた風味良い一品です。似ている葉物であるほうれん草と比べ、アクやクセが少なく、子供も食べやすい野菜と言われています。色鮮やかに仕上げることで、献立全体も華やかになるでしょう!

疲労回復や免疫力UPのカロテンやビタミンCはもちろん、強い骨や歯を作るカルシウムも豊富に含まれている食材です。

その15:秋の食材をふんだんに使った「きのこのマリネ」

必要な材料…椎茸、舞茸、エリンギ、しめじ、イタリアンパセリ、米油、塩、白胡椒、白ワイン、米酢、レモンジュース、オリーブオイル

調理時間の目安…25分

秋の味覚を代表するきのこをマリネにしてみました。少しお洒落に聞こえるメニュー名から、作り方が難しいのではないかと心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。きのこの水分をしっかり飛ばせば、あとは調味料を組み合わせて味を調えるだけで完成の簡単レシピです。

旬の食材同士を美味しく味わって、食欲の秋を存分に堪能しましょう。

enjoy cooking!

秋が来たら一度は食べたくなる「栗ご飯」と一緒に食べたいおかずのご紹介

甘くてほくほく美味しい栗ご飯は、一年に一度は食べたくなるのではないでしょうか。今回は、栗ご飯と一緒に食べて欲しいおかずをご提案しました。栄養面はもちろん料理の手間を考えて、作りたいと思えるレシピを揃えています。

心も身体も温まるメニューがたくさんありますので、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

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