そこで今回はレシピルの編集部員でかつ管理栄養士の私が、ぶり大根に合う献立を肉おかず・副菜・主食に分けて選んでみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
管理栄養士の資格を生かしWebライターとして活動中。普段はヘルシーな和食中心の食事を心がけるが、本当はラーメンや揚げ物が大好き。趣味は猫と遊ぶことと散歩。
子供が喜ぶ肉おかず5選
その1:白菜がたっぷりとれる「鶏ひき肉と白菜のうま煮」
必要な材料…鶏ひき肉、白菜(小玉)、ゆずの皮、長ネギ(白い部分)、サラダ油、上白糖、和風顆粒出汁、酒、みりん、薄口醤油、片栗粉
調理時間の目安…25分
野菜もしっかりとれてご飯にも合う鶏ひき肉と白菜のうま煮。ゆず風味なのでぶり大根と似た味付けにならずおすすめです。無水調理なので白菜とひき肉の旨味が引き立ちます。
さらにとろみをつけることで、栄養が溶け込んだ煮汁まで余すことなくいただくことができますよ。ボリュームもあるのでぶり大根の献立にピッタリです。
その2:甘辛い味付けがご飯に合う「豚肉と豆腐の甘辛炒め」
必要な材料…豚こま切れ肉、木綿豆腐、長ネギ、生姜、輪切り唐辛子、米油、和風顆粒出汁、三温糖、酒、みりん、濃口醤油
調理時間の目安…25分
豆腐入りでタンパク質もしっかりとれる豚肉と豆腐の甘辛炒め。唐辛子がピリッと辛く食欲をそそります。「ぶり大根だけだとご飯のおかずとしてはさみしい…」そんなときにもおすすめです。
和風の味付けなのでぶり大根との相性も良いでしょう。具材を順番に炒めていくだけなのでパパっと作れるのも嬉しいですね!
その3:丸めるだけで簡単「やわらか塩麹ハンバーグ」
必要な材料…豚こま切れ肉、大葉、こめ油、塩麹、酒、片栗粉、鶏がらスープの素、黒コショウ、キャベツ、ミニトマト
調理時間の目安…15分
「がっつりお肉を使ったおかずが1品欲しい…」そんなときにピッタリなのがやわらか塩麹ハンバーグ。普通のハンバーグのように刻んだりこねたりする必要はなく、豚こま肉と大葉をまとめるだけで簡単に作れます。
塩麹の旨味がしっかり効いた味付けで、子供から大人まで大満足のおかずになるでしょう。
包丁・まな板不要で簡単!豚こまを使ったやわらか塩麹ハンバーグのレシピ
その4:ボリューム満点「鶏ささみと大葉の天ぷら」
必要な材料…鶏ささみ、大葉、酒、お酢、マヨネーズ、砂糖、酒、薄力粉、片栗粉、卵、白だし、水、塩、揚げ油(今回はこめ油使用)
調理時間の目安…15分
15分で作れる鶏ささみと大葉の天ぷら。おかずがぶり大根だけじゃ物足りないときにおすすめ。お肉がしっかりとれて子供も喜ぶのではないでしょうか。ささみをマヨネーズとお酢の入った下味に漬け込むことで、しっとりとした仕上がりになります。
作り方もささみに大葉を巻いて揚げるだけでとっても簡単。材料が少なくお財布に優しいのも嬉しいですね。
その5:子供はみんな大好き「つくね」
必要な材料…鶏ひき肉、卵、長ねぎ、ごま油、白いりごま、大葉や刻みねぎ、料理酒、塩、片栗粉、おろししょうが、料理酒、しょうゆ、みりん、砂糖
調理時間の目安…20分
お肉おかずとしておすすめのシンプルな味付けのつくね。鶏ひき肉さえあれば家にある材料でパパっと作れる便利なおかずです。甘辛いたれがご飯との相性抜群!卵白が入っているのでふっくらジューシーに仕上がります。
子供が喜ぶことはもちろん、お酒のおつまみにもなるでしょう。ねぎがない場合は玉ねぎで代用しても良いですね。
作り置きにも!冷めてもふわふわジューシーに仕上がる基本の「つくね」のレシピ
ぶり大根に合う副菜5選
その6:和食献立の定番「白和え」
必要な材料…絹豆腐、人参、ほうれん草、干ししいたけ、出汁、塩、しいたけ戻し汁、砂糖、醤油白ごま、砂糖、醤油
調理時間の目安…30分
上品な味わいがぶり大根に良く合う白和え。ポイントは豆腐の水切りをしっかりすることと、具材にあらかじめ下味をつけておくこと。味がぼやけず、豆腐の味をしっかり感じられるおいしい白和えを作ることができます。
さらにごまを炒ってから使用することで、風味豊かな仕上がりに!
ひと手間でお店の味!失敗なしで上手に作れる基本の白和えのレシピ
その7:色鮮やかで食卓が明るくなる「三度豆の胡麻ダレ和え」
必要な材料…三度豆(インゲン)、塩、白ごま、上白糖、薄口醤油、みりん、和風顆粒出汁
調理時間の目安…20分
ぶり大根がおかずのときはどうしても食卓が茶色になってしまいますよね。そんなときに一品、みどりが鮮やかな副菜があると食卓がパッと明るくなるでしょう。
具材はシンプルに三度豆のみなので、箸休めにもなりおすすめです。シャキシャキとした食感を楽しんでみてくださいね。
ごまの香りが食を加速!ヘルシー副菜「三度豆の胡麻ダレ和え」のレシピ
その8:5分でできる「白菜と塩昆布のサラダ」
必要な材料…白菜、大根、胡麻油、サラダ油、塩、塩昆布、かつお節、いりゴマ、刻み海苔
調理時間の目安…5分
「時間がないけどもう一品欲しい!」そんなときにおすすめなのが白菜と塩昆布のサラダ。白菜と大根を切って調味液とサッと和えるだけで、簡単にサラダが作れちゃいます。
和風の味付けでぶり大根との相性もばっちり。塩昆布の旨味と野菜のシャキシャキ食感がクセになるおいしさです。
【大量消費】5分でできる白菜でもう1品!白菜と塩昆布のサラダのレシピ
その9:だしをしっかり染み込ませた「小松菜と油揚げのおひたし」
必要な材料…小松菜、油揚げ、ゆず皮、塩、水、みりん、薄口醤油、上白糖、和風顆粒出汁
調理時間の目安…25分
小松菜と油揚げのおひたしは、和食の定番副菜としてみんな大好きですよね。油揚げを一度焼くことで、香ばしさとパリッとした食感がプラスされいつもと違った味わいに。
小松菜にはカロテン・ビタミンC・カルシウムが豊富に含まれているので、子供にもたくさん食べてもらいたいですね。
その10:材料2つで簡単「きゅうりの酢の物」
必要な材料…きゅうり、乾燥わかめ、砂糖、酢、しょうゆ、塩、塩、白いりごま
調理時間の目安…5分
程よい酸味が箸休めになるきゅうりの酢の物。きゅうりとわかめがあれば簡単に作れるのに存在感は抜群!きゅうりから水分が出てしまうため、合わせ調味料は食べる直前に加えるのがポイント。
酢の物があると和食の献立のアクセントになり、さっぱりと飽きずに食べられるのでおすすめです。
もう一品欲しいときの副菜2選
その11:ご飯のおかずにもなる「えびと豆腐の蒸し物」
必要な材料…むきエビ、木綿豆腐、長ねぎ、生姜、しいたけ、卵白、塩、酒、片栗粉、紹興酒、しょうゆ、オイスターソース、水溶き片栗粉
調理時間の目安…30分
もう一品欲しいときにおすすめなのがえびと豆腐の蒸し物。フードプロセッサーがあれば具材を刻む手間が省けて時短になります。ヘルシーでタンパク質がしっかり取れるのも嬉しいですね。
いつものメニューにマンネリしたときや、さっぱりしたものが食べたいときに作ってみてはいかがでしょうか。
その12:和風の味付けがやさしい「ニラ玉」
必要な材料…ニラ、卵、和出汁、みりん、濃口醤油、ごま油、塩
調理時間の目安…20分
黄色い色の卵が食卓を明るくするニラ玉。出汁を使った和風の味付けはぶり大根にも良く合うでしょう。卵を炒める時は大きく回すようにざっと炒めるようにすると、卵がふんわり仕上がります。
卵がたっぷり取れて栄養満点。材料2つであっという間に作れちゃうのも嬉しいですね!
おかわりしたくなる主食3選
その13:ひき肉入りで子供も喜ぶ「豚ひき肉と舞茸の炊き込みご飯」
必要な材料…お米、豚ひき肉、舞茸、生姜、九条ネギ、塩、ごま油、酒、みりん、上白糖、濃口醤油
調理時間の目安…25分
「ぶり大根だけだと、いまいち子供のテンションが上がらない…」そんなときにおすすめなのが豚ひき肉と舞茸の炊き込みご飯です。豚ひき肉がたっぷり入っているので子供が喜ぶこと間違いなし!
多めに作って冷凍できるのも炊き込みご飯の良いところ。ぜひたくさん作ってお腹いっぱい食べてくださいね。
旨味シミシミで、多めに作って正解!「豚ひき肉と舞茸の炊き込みご飯」のレシピ
その14:シンプルなのにおいしい「しらす入りワカメご飯」
必要な材料…お米、乾燥ワカメ、釜揚げしらす、塩、白ごま、和風顆粒出汁、酒、みりん、水
調理時間の目安…20分
彩りが悪くなりがちなぶり大根の日は、しらす入りワカメご飯で決まり。しらすにはカルシウムが、ワカメにはミネラルと食物繊維がたっぷり。おいしいのに不足しがちな栄養素も補えて一石二鳥です。
出来上がったご飯は保温しておくとワカメの色が悪くなってしまうので注意しましょう。
その15:隠し味の味噌がポイント「とろろご飯」
必要な材料…山芋、白ごはん、出汁、塩、薄口醤油、味噌
調理時間の目安…20分
あったかいご飯にかけて食べるとろろご飯はみんな大好き。塩と出汁で色を安定させることで変色を防ぎます。ぶり大根ととろろご飯の相性もばっちりで、いくらでもご飯が食べられちゃいますね。
卵黄やオクラをのせてアレンジしてみるのもおすすめです!
ふわふわで味もしっかり!味噌と出汁で作る基本の「とろろご飯」のレシピ
ぶり大根に合うおかずや副菜を組み合わせて、家族みんなが喜ぶ献立にしよう!
今回はぶり大根の献立を、子供が喜ぶおかずを中心に選んでみました。作ってみたいレシピはあったでしょうか?ボリュームが出るおかずや彩りが良くなるような副菜を選んだので、参考にしていただけたら嬉しく思います!
好みのおかずや副菜を取り入れて、楽しく献立を立てましょう。