料理人hiroです。今回は基本のとろろご飯のレシピをご紹介します。色が変わってしまい、味がしないとろろを作ってしまいがちですが、すった山芋を塩と出汁でまぜ、薄口醤油と味噌でととのえることがポイントです!ふわふわ食感で、味のバランスが取れたとろろが、白ごはんとよく合いますよ♪早速作っていきましょう。
とろろご飯の材料(2人分)
具材
山芋大和芋 | 250g | |
白ごはん | 2杯分(400g) |
調味料
出汁 | 大さじ3 | |
塩 | 小さじ1/3 | |
薄口醤油 | 小さじ1/2 | |
味噌 | 小さじ1/2 |
付けあわせ
青さのり |
とろろご飯の作り方(1分動画で早回し解説)
とろろご飯の作り方
今回のレシピのポイント
まずは水に溶かすだけの出汁作りからスタート。すり鉢とすりこぎを使って山芋と調味料と一緒に、まんべんなく混ぜ合わせ、白いとろろ作りを目指しましょう。
水で溶くだけで十分に出汁として使えます。今回は出汁を大さじ3しか使用しません。出汁の目安量をお伝えしたかったんですね笑 残りは味噌汁やだし巻き卵などに加えて楽しんでください。
すり鉢がなければ、すりおろしがねとボウルを使って、すりおろすのでもOKです。できるだけ目が細かいすりおろし金を使うとすり鉢仕上げに近いものとなります。
塩と出汁で「塩水」となり、色が変わりにくくなる!
次に、仕込んでおいた出汁を大さじ3加えて、さらにすりこぎで混ぜ合わせます。塩を加えて出汁を合わせることで「塩水」となり、とろろの色が変わりにくくなります。
味噌を加えると風味が格段にアップ!
最後に味噌を小さじ1/2加えて、ムラがなくなるまで混ぜ合わせます。味噌を加えると奥深い味わいとなり風味が格段に上がります。味付けの工夫次第で、お店の味に近づけることができますよ♪
出汁と味噌が決め手のとろろご飯です!
山芋は芋類の中で唯一生で食べられる芋です。塩と出汁で色を安定させ、味噌を加えることで味に奥行きがでて、ホカホカご飯にかけて食べる…これだけでも贅沢感がありますね。白いとろろでも空気に触れて時間が経つと、どうしても変色していきます。ご飯が出来上がるタイミングを逆算して、すぐにかけて食べられるよう段取りを組むことをオススメします。基本を押さえた上で、是非とも白いとろろご飯を作って見てみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。