
フリーランスで管理栄養士をしているmihoです。今回は一見難しそうなサンラータン風スープの作り方をご紹介します。お店でしか食べられないような印象のサンラータンですが、身近な材料で簡単に作れちゃいますよ。具材は野菜やきのこをたっぷり使うので、具沢山で満足感のあるスープです。 そして、スープとして味わい、途中でご飯を加えてアレンジすることで、2度おいしいレシピになっています。それでは早速作っていきましょう!
サンラータン風スープの材料(2人分)

具材
豆腐 | 150g | |
卵 | 1個 | |
豚肉 | 50g | |
しめじ | 1/2袋(40g) | |
しいたけ | 2個 | |
長ねぎ | 1/3本 | |
水 | 400ml | |
生姜 すりおろし | 小さじ1/2 | |
水溶き片栗粉 | 水 大さじ2 | |
片栗粉 大さじ1 | ||
醤油 | 小さじ2 | |
鶏がらスープの素 | 小さじ2 | |
お酢 | 大さじ3~ | |
ラー油 | 小さじ1~ |
お好みで
ブラックペッパー | ||
ご飯 | 100g~ | |
青ネギ | 適量 |
サンラータン風スープの作り方

また、最初の段階で水溶き片栗粉は用意しておきましょう。早めに作っておくことで、片栗粉のでんぷんと水が結合しやすくなり、とろみがよりしっかりつくようになります。

卵が固まったら火を止め、お酢とラー油を加えます。お酢の酸味は加熱で飛んでしまうため、必ず最後に加えて下さいね。酸味をしっかり感じたい方は、お好みでお酢の量を増やしてOK!お皿に盛り付け、お好みで青ネギ、ブラックペッパーをのせて完成です。辛いのが苦手な方やお子様が炒る場合は、ラー油も盛りつけ後にかけて下さい。
【ポイント】最大のコツはとろみのつけ方!


サンラータン風スープのポイントは、やはりトロっと仕上げたスープです。しかし水溶き片栗粉を使ってとろみをつけるのは、苦手という方も多いかもしれません。 調理工程にも少し記載しましたが、いきなり高温のぐつぐつした所に水溶き片栗粉を入れると、一気に片栗粉に含まれるでんぷん質が凝固してしまい、ダマになります。また冷めてしまっている料理でもうまく片栗粉が溶けずにダマになり失敗してしまうのです。 そこで一度火を止めた状態で水溶き片栗粉を加え、しっかり混ぜてからしっかり加熱することで、失敗を防ぐことができますよ。目安はでんぷん質が固まる60度〜沸騰直前の温度です。全体に水溶き片栗粉が行き渡ったタイミングでしっかり火を入れることで、きれいなとろみが完成します。
いざ実食。酸味と辛みの絶妙バランス!

早速出来立てをいただきます!熱々のスープを口に含むと、辛みと酸味の後から、豚肉やきのこの旨味が一気に広がります。そして何よりふわふわの卵と豆腐の食感がたまりません!辛さや酸味はお好みで調整可能ですよ。様々な具材が味わえ、満足感もたっぷりのスープになりました!
スープで楽しんだ後は、お好みでご飯を入れおじや風に!


しっかりめの味付けなので、ご飯との相性も抜群です。ちょっとした夜食にもおすすめですよ。
本格スープが家庭でも!

この記事では、お店でいただくようなサンラータン風スープをご紹介しました。本格中華なイメージのサンラータンは、家庭では難紫蘇うな印象ですが、実際はポイントを抑えるととっても簡単に作れちゃいます!酸っぱ辛いスープは癖になること間違いなしですよ!ぜひ試してみてくださいね。
栄養士/管理栄養士。企業での経験を積み、現在はフリーランスの管理栄養士としてレシピ記事の執筆に従事。時短&節約をしながら栄養バランスの整った料理を得意とする。