フリーランス管理栄養士の坂田です。本日ご紹介するのは、ワンパン(フライパンひとつ)で調理できる、ジューシーなロコモコ丼のレシピ。ロコモコ丼といえば、カフェのメニューでよく目にする、ハンバーグと目玉焼きをのせた丼料理ですよね。このハンバーグに添える目玉焼き、別々で焼くのは面倒だ・・・と思ったことはありませんか?だったら、同時に焼いてしまいましょう! ハンバーグと目玉焼きをちょうどいい加減に焼き上げるコツもご紹介します。それでは、さっそく作っていきましょう。
フライパンひとつで簡単ロコモコ丼の材料(2人分)
具材
合挽肉 | 300g | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
サラダ油 玉ねぎを炒めるときに使用 | 小さじ1 | |
塩 | 小さじ1/4 | |
パン粉 | 20g | |
卵 | 1個 | |
牛脂 | 1個 | |
牛乳 | 大さじ2 | |
塩 | 少々 | |
こしょう | 少々 | |
サラダ油 焼くときに使用 | 小さじ1 | |
卵 | 2個 | |
水 | 大さじ1 |
ソース
しょうゆ | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ2 | |
酒 | 大さじ2 | |
砂糖 | 大さじ1 | |
ご飯 お好みで | 2膳 |
付けあわせ
お好きな野菜 |
フライパンひとつで簡単ロコモコ丼の作り方
サラダ油をフライパンに入れ、中火で熱します。フライパンが十分に熱されたら、切った玉ねぎを入れ、玉ねぎの色が飴色になるまで中火で炒めます。炒め終わったら、火を止めて、そのまま冷ましておきましょう。
卵を加えます。
パン粉、牛乳、刻んだ牛脂も加えましょう。最後に、塩とこしょうを加え、ヘラでよく混ぜます。牛脂の塊は、ヘラの先で潰すようにしてタネに馴染ませてください。しっかり混ざったら、ハンバーグのタネは完成です!
ソースの調味料を全て肉汁に入れ、よく混ぜ合わせます。
ハンバーグを焼いていたフライパンに、合わせたソースの材料を入れます。中火で熱し、ふつふつとして照りが出てきたら、火を止めます。これで、ソースの完成です!ハンバーグの肉汁を使うことで、旨味をしっかり閉じ込めたソースになります。
ソースまでできたら、いよいよ盛り付けです!
ハンバーグの焼き加減は「肉汁の透明度」で見分けて
焼き上がったと思ったハンバーグ、いざ食べようと割ってみたら、生焼けだった・・・。そんな経験はありませんか?ハンバーグの生焼けを見分けるポイントは、ずばり「肉汁の透明度」。焼けたハンバーグの表面をフライ返しで軽く押して、表面から出てきた肉汁が透き通っていたらしっかり火が通っている合図です。
逆に、この時に赤みのある汁が出てくるようであれば、もう少し焼くようにしましょう。表面ばかり焦げてしまうようであれば、蓋をして大さじ1程度の水を加え、蒸し焼きにするのがおすすめです。
肉感たっぷりのハンバーグと目玉焼きの黄身が絡んで絶品!
ハンバーグと目玉焼きが熱々のうちに、さっそくいただきました。艶々とした目玉焼きの黄身を割り、ハンバーグと絡めて食べるのがおすすめ。卵黄のねっとりとしたコクと、ハンバーグのジューシーさがとってもよく合います。一見、おしゃれなカフェプレートのようですが、お肉と卵の組み合わせなので、食べ応えはしっかりありますよ。 ソースは、甘口に仕上げてあるので大人もこどもも食べやすいのが嬉しいポイント。肉汁を加えたおかげで味に深みがあり、ひと手間加えた甲斐を実感していただけるはずです。
ワンプレートご飯を休日のランチに
大変そうに見えるロコモコ丼ですが、ワンプレートで盛り付けられる上、ワンパンで調理すれば意外と洗い物も少なくすみます。しかも、まるでカフェのようなおしゃれな気分になれますよ。ゆっくりとおうち時間を楽しみたい日の、休日ランチに試してみてはいかがでしょうか。
管理栄養士。レシピ提供、料理動画制作を中心に活動。カフェ、宅配食などのメニュー提供の実績あり。ヘルシーで見た目の楽しい料理が目標。趣味茶道で、和文化が好き。