洋食歴20年の料理人hiroです。ニンニクのパワーは絶大です。ご飯をすすませます。今回は鶏もも肉を使用してガーリックバター醤油炒めです。プチトマトを使用して、箸休めしつつもさらに進ませます。調理は至ってシンプルで、ヘルシーな炒め物です。それでは早速作っていきましょう。
鶏ももとほうれん草のガーリック醤油炒めの材料(2人)
具材
鶏もも | 1枚(250g) | |
ニンニク | 3かけ | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
ほうれん草 | 1束(150g) | |
プチトマト | 5粒 |
調味料
米油サラダ油で可 | 大さじ1 | |
塩 | 少々 | |
白胡椒 | 少々 | |
酒 | 大さじ2 | |
上白糖 | 大さじ1/2 | |
濃口醤油 | 大さじ2 | |
無塩バター | 10g |
鶏ももとほうれん草のガーリック醤油炒めの作り方
皮面から鶏ももを焼いていこう
鶏ももを皮面から焼いていきます。鶏ももを全て並べたら、火は弱火に。5分ほど時間をかけて焼いていきます。ゆっくり焼くことで皮面はパリッとするだけでなく、鶏油(チーユ)と言って、鶏の油がじんわりと出てきます。これが料理の旨味となります。
内面に塩と白胡椒を軽くふります。
5分ほどで皮面がパリッとして香ばしく焼けているのがわかります。菜箸でトントンと皮面を叩くとパリッと感が分かります。焼き色がついているのを確認したら、天地をひっくり返して、内面を弱火のまま1分ほど焼きます。
鶏ももを引き上げよう
内面を1分ほど焼いて火を切ります。鶏ももを全て油をフライパンに振り落としながら、お皿などに引き上げておきます。しっかりと米油+鶏油が残っているのが分かります。これで他の食材に旨みを含ませながら炒めていくのが狙いです。
玉ねぎとニンニクがしんなりとしたところで、先ほど焼いた鶏ももをフライパンに戻し…
その後にほうれん草も投入します。
ほうれん草に軽く塩を
フライパンいっぱいに広がったほうれん草に、軽く塩をふりかけます。下味がつくことはもちろんのこと、すぐに水分を吐き出して早い時間で炒めることができます。ここから中火に切り替えます。
その後に、上白糖と濃口醤油を加えてさらに炒めます。
ガリバタ醤油はご飯をすすませます
鶏ももからじんわりと出てくる鶏油で旨みを全体に広げていく調理法は他の料理にも使えます。ちょっとした心がけで料理の美味しさはアップするものです。また、今回の味付けは、ガーリックバター醤油と日本人好みですが、やはりこれがご飯をすすませる一番の要因ですね。まさに「鉄板」といったところです。ご飯をいつもより多く炊いておくことをオススメします。今回の鶏肉レシピ、是非とも食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。