こんにちは、料理研究家の桑村です。今回は、お肉の代わりにひよこ豆を使ったスパイスカレーをご紹介したいと思います。このカレーの味の決めては、なんといっても甘い香りと苦味をもつ「フェヌグリーク」と呼ばれるスパイスをつかうこと。 市販のカレールーを使う場合でも、フェヌグリークを加えてあげることで香りも味もよくなります。ぜひ常備してほしいスパイスのひとつです。では、ほくほくのひよこ豆に香ばしいフェネグリークの香りがたまらない、スパイスカレーを作っていきましょう。
フェヌグリークカレーの材料(2人分)
カレー材料
ひよこ豆の水煮 | 200g | |
にんじん | 1本 | |
ピーマン | 2個 | |
玉ネギ | 1個 | |
リンゴ | 1/2個 | |
にんにく | 2かけ | |
小麦粉 | 大さじ1 | |
トマトピューレ | 大さじ2 | |
コンソメ | 10g | |
オリーブオイル | 大さじ2 | |
フェヌグリークシード | 小さじ1 | |
カレー粉市販のもの | 大さじ2 | |
水 | 約500ml |
フェヌグリークカレーの作り方
フェヌグリークは、焦がすことにより苦味が抑えられるスパイスです。黒くなっても問題ありません。逆に焦がしがあまいと苦味が残ってしまいます。
ターメリックライスもおすすめ!
スパイスカレーと言えば「ナン」が有名ですね。手づくりナンや市販のナンと一緒に食べるのも良いのですが、ターメリックライスと一緒に食べるのもおすすめです。
作り方も簡単で、米3合を研いだら炊飯器に入れ、3合のメモリまで水を注ぎます。そこに、ターメリック小さじ1とバター15g。塩2gを加えて炊いたら出来上がりです。お好みで乾燥タイムをかけると風味がよくなります。
ほくほくのひよこ豆が美味しいスパイスカレー
たんぱく質やビタミン、食物繊維も豊富に含むひよこ豆は、子供から大人までぜひ食べてもらいたい食材。豆独特の臭みも少なく、煮込んでも形が崩れないのも嬉しいポイントです。カレーとの相性もよく、さっぱりとした味わいとほくほくの食感が楽しめます。
フェヌグリークとひよこ豆の旨味が味の決め手
お肉の代わりにひよこ豆を使ったスパイスカレー。ひよこ豆の旨味とフェヌグリークによるコクと風味で失敗の少ないレシピになっています。今回は簡単に作れるように市販のカレー粉を使いました。時間があったら、自分でカレースパイスを調合するとまた違った味わいを楽しめます。お好みで生姜を加えたり、ガラムマサラを加えるなど色々アレンジしてみて下さいね。
ハーブ料理研究家、ハーブ講師。私たちの健康や食文化に欠かせない植物「ハーブ」の魅力を発信中。ハーブ料理教室「手作り香房なごみ」を主催し、ハーブ活用術講座など多数開催。