管理栄養士の坂田です。今回ご紹介するのは、とろとろの玉ねぎの甘さがポイントな、シンプルなのに味わい深い肉じゃがです。しかも、レンジでチンするだけでできるので、忙しい日の夕飯のメインにも作り置きにもぴったりですよ。和食が食べたい日の定番料理に、ぜひどうぞ。さっそく、作っていきましょう!
とろとろ玉ねぎの絶品肉じゃがの材料(2人分)
具材
豚肉 | 100g | |
玉ねぎ | 1個 | |
じゃがいも 大の場合1/2個 | 2個 |
合わせ調味料
酒 | 大さじ2 | |
砂糖 | 大さじ1 | |
しょうゆ | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ1 | |
水 | 大さじ2 | |
おろし生姜 | 小さじ1/2 |
とろとろ玉ねぎの絶品肉じゃがの作り方
じゃがいもは、よく洗ってから、皮をむきます。じゃがいもに芽がある場合は、食中毒の原因になるので、必ずしっかり取り除いてください。アクが強い場合は、しばらく水にさらしておきましょう。
じゃがいもは、食べやすい大きさに切りましょう。大キスぎるとレンジで火が通りにくくなるので、7センチ角くらいがおすすめです。写真の大きさを目安にしてくださいね!
具材の上から、合わせ調味料をかけ、全体に馴染むようにさっと混ぜ合わせましょう。
ラップをかけて、600Wのレンジで6分加熱します。
玉ねぎの予熱がポイント!
今回のレシピのポイントは、玉ねぎだけ先にレンジで加熱すること。玉ねぎの予熱なしでも作れますが、先に玉ねぎだけで火を通すことで、より味が染み込みやすく、玉ねぎ本来の甘味が増します。玉ねぎの食感がくったりするので、まるで鍋でしっかり煮込んだような仕上がりになりますよ。
玉ねぎの食感を残したいなら、予熱はなしで
逆に、玉ねぎの食感を残すのが好み・・・という方は、玉ねぎの予熱なしで、他の具材と一緒に加熱しましょう。玉ねぎにちょウドよく火が通り、シャキッとした食感の残る肉じゃがになります。ご自分のお好みに合わせて、加減を調整してくださいね。
時間をおいて実食。しっかり味が染み込んでいる!
いつもなら、出来立てを食べたいところですが、煮物料理は、時間をおくとより味が染み込みます。そのため、今回はあえて一旦冷まし、再度温めて実食しました。ポイントの玉ねぎは、甘くとってもやわらか。煮汁が染み込んでいて、これだけでご飯がすすんでしまいます。じゃがいもも、ほっくりとしていてお箸で簡単に割れます。まるで、煮込んだかのような味わいです!夕飯のおかずにはもちろん、そのままタッパーに保管して、作り置きにも重宝紫蘇うです。
彩りをプラスするならいんげんを
今回は、簡単に調理するために基本の少ない材料を用意しましたが、もし緑をプラスしたいなら、いんげんがおすすめ。いんげんのすじをとってから、他の材料と一緒に加熱すれば、彩りのバランスが良くなりますよ。食感の変化もでるので、食べ応えもさらに増します。
野菜の時期にこだわるとさらに美味しさアップ
じゃがいもや玉ねぎは、通年出回っている食材ですが、もし新じゃがいもや新玉ねぎが入手できるようであれば、ぜひ試してみてくださいね。味が染み込みやすいので、さらに甘味が強く、やわらかな食感を楽しめますよ。
和食の定番料理に取り入れて
今回ご紹介したのは、甘い玉ねぎが決め手の、レンジでできる和食の定番肉じゃが。「レンジでつくった」と言わなければ、バレないようなクオリティの時短レシピです。ちょっと和食が食べたい、という日の定番料理に、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
管理栄養士。レシピ提供、料理動画制作を中心に活動。カフェ、宅配食などのメニュー提供の実績あり。ヘルシーで見た目の楽しい料理が目標。趣味茶道で、和文化が好き。