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冷麺の献立15選!夜ごはんにもう1品足したいお肉のおかずや野菜の副菜、スープを5人家族の料理好き主婦がご提案

もちもち弾力と喉ごしのよい冷麺=夏のイメージがありますが、献立を工夫すると季節を問わずおいしく食べられます。冷麺は糖質が多く、具材にも野菜はありますがタンパク質や食物繊維などの栄養が足りません。また「冷麺だけではなんだか物足りない…」と思う方も多いのではないでしょうか。

今回は冷麺に合うレシピをレシピル編集部員かつ5人家族の料理好き主婦が15個にまとめました。夜ごはんの支度やもう1品の献立に悩んだ時にお役立てください。

著者/なる子

旅行と料理が好きな食いしん坊主婦。約7年間作業療法士としてリハビリ病院勤務。現在は3世代5人暮らしで家族みんなが満足する簡単レシピを研究中。

まずはサッと作れる野菜の副菜5選

その1:付け合わせの定番「ほうれん草のナムル」

必要な材料…ほうれん草、ニンニク、白ごま、塩、上白糖、白胡椒、ごま油

調理時間の目安…15分

冷麺を置く焼肉屋さんでよく見かける野菜のナムル。ごま油のコクとニンニクの香りが食欲をそそりますね。

ほうれん草は貧血予防に大切な鉄分や、鉄分の吸収率を高めてくれるビタミンCが豊富なため女性におすすめの積極的に取り入れたい野菜です。ニンニクには糖質のエネルギー燃焼を助ける働きもあるので糖質を多く含む冷麺とも相性良し◎小松菜や春菊など冷蔵庫にある野菜でも同じ要領で作れますよ。

その2:冷麺の辛味をマイルドにする「ごぼうとにんじんのサラダ」

必要な材料…洗いごぼう、人参、白ごま、上白糖、味噌、濃口醤油、マヨネーズ、水、塩、上白糖、米酢

調理時間の目安…30分

「ちょっと口が辛くなってきた…」そんな時はマヨネーズの力を借りましょう!カロリーが気になる場合はマヨネーズの量を控えめに。ごぼうとにんじんを熱いうちにドレッシングと混ぜれば味のぼやけ防止になります。

ごぼうに含まれるイヌリンは食物繊維のひとつで血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります。よく噛むことで満足感が続きやすいです。お弁当のおかずにもいかがでしょうか。

その3:子供も大好き節約おかず「えのきの唐揚げ」

必要な材料…えのき茸、片栗粉、酒、しょうゆ、オイスターソース、塩、おろししょうが、おろしにんにく、揚げ油

調理時間の目安…15分

お財布に優しいほか、低カロリーで罪悪感なくいただけるミネラルたっぷりの栄養えのき。

下味をつけることでえのきが汁を吸って、噛んだ時にじゅわっと旨みが広がります。束にしたえのきは、お肉にも負けない食べごたえを感じられることでしょう。さっぱりとした冷麺のスープとサクサク食感の唐揚げはお箸が止まりません!お子さんのおやつに、大人のおつまみにもなる一品です。

その4:低カロリーで栄養たっぷり「砂肝と新玉のレモンマリネ」

必要な材料…砂肝、新玉ねぎ、塩、粒マスタード、はちみつ、レモン果汁、オリーブオイル、黒胡椒、パセリ

調理時間の目安…10分

冷麺の原材料は小麦粉やそば粉で糖質が多く含まれているため、タンパク質で栄養を補いましょう。糖質とタンパク質を一緒に摂取すると筋肉の成長を促進します。砂肝は別名「筋胃」と呼ばれ、良質なタンパク質が豊富で脂質が少ないヘルシーな食材です!

手間がかかりそうなイメージがある砂肝は薄く切ることで火の通りが早くなり、茹でて和えるだけなので意外と簡単です。みずみずしい新玉と噛めば噛むほどに旨みが増す砂肝は、冷麺と合わせて最後まで飽きずに食べられます。

その5:野菜を火に通して食べやすく「鮭と水菜のホットサラダ」

必要な材料…鮭、水菜、しめじ、エリンギ、ミニトマト、塩コショウ、オリーブオイル、しょうゆ、味噌、マヨネーズ、おろしにんにく

調理時間の目安…18分

「野菜不足だけど、いっぱい食べられない」という方にはホットサラダがおすすめ!野菜を加熱することでかさが減り、食べやすくなります。

鮭は不飽和脂肪酸が多く含まれており、記憶力や学習能力を高める働きや高血圧の予防が期待されます。鮭の皮の下には綺麗な肌作りに欠かせないコラーゲンがたっぷり含まれていますので、ぜひ丸ごと食べてみてくださいね!

ボリューム満点!がっつりメインおかず6選

その6:冷麺に合う王道おかず「ごまたっぷりピリ辛焼肉」

必要な材料…豚こま切れ肉、サニーレタス、玉ねぎ、長ねぎ、砂糖、しょうゆ、みそ、にんにく、豆板醤、白炒りごま、ごま油ごま油

調理時間の目安…20分

「焼肉屋でのシメは冷麺」という方も多いのではないでしょうか。冷麺と焼肉の組み合わせで、家族みんなが喜ぶお家焼肉屋さんに早変わり!レタスに巻いて食べることで栄養バランスもばっちりです◎

お肉を柔らかくするコツは下味の段階でごま油を絡めることと、蓋をして蒸し焼きにすること。やわらかい香りで料理を引き立てるごまには抗酸化作用が含まれ、いつまでも若々しく過ごしたい方を応援してくれます。

その7:もっちりカリッとお肉の旨みに舌鼓「豚にらチヂミ」

必要な材料…白玉粉、水、片栗粉、卵、醤油、豚ばら肉、ニラ、玉ねぎ、ごま油、醤油、酢、小口ねぎ、いりごま

調理時間の目安…20分

「冷麺だけではなんだか物足りない…」そんな時はチヂミがおすすめ。白玉粉を使うことでもっちり食感が生まれ食べ応えも抜群!にら独特の匂いの素であるアリシンは疲労回復をサポートしてくれます。アリシンは熱に弱いですが、油と一緒に調理することで分解されにくくなります。

カリッと焼いて食べやすい大きさにカットした後、2度焼するとよりカリカリッとおいしく仕上がります。豚肉の甘みとジューシーさに思わずうっとり。お酒の飲み過ぎにご注意ください。

その8:手間のかかる餃子はもう包まない!「納豆入り揚げ餃子」

必要な材料…豚ひき肉、キャベツ、ニラ、納豆、酒、醤油、餃子の皮、揚げ油

調理時間の目安…20分

「餃子って包むの面倒じゃない?」よく分かります。今日は包むのお休みしちゃいましょう!2枚の皮で具を包んで簡単楽チン♪お子さんにお手伝いをお願いして一緒に楽しめます。見た目もまんまるで可愛いですよ。冷麺の具材にも野菜はありますが、それだけでは物足りないので意外と野菜も多く摂取できる餃子の組み合わせも相性が良いです。

納豆は大粒やひきわりなど、ご自宅にある種類なんでもOK。納豆に含まれる大豆イソフラボンは髪やお肌のツヤやハリを助けてくれる働きや、イライラする自律神経を安定させてくれる働きもあります。

その9:くるくる巻いてレンジにお任せ「のり巻きチャーシュー」

必要な材料…豚ロース薄切り肉、焼きのり、片栗粉、塩こしょう、ポン酢、めんつゆ、砂糖、おろしにんにく

調理時間の目安…30分

「夜ごはんにもう1品足したいけど時間がない!」このレシピの材料は調味料あわせてたったの8つ。工程数が少なく、お肉を重ねた上に海苔を置いてくるくる巻くだけ簡単。通常お鍋でじっくり煮込むチャーシューですがレンジにお任せ、誰でも失敗せずにつくれちゃいます。

レンジで調理したとは思えないほど柔らかいお肉と、磯の香りが広がり美味しくいただけますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

その10:いつものおかずがワンランクアップ!「だし巻き卵のきのこあんかけ」

必要な材料…卵、白だし、水、こめ油、えのき、しいたけ、エリンギ、☆だし汁、☆醤油、☆みりん、☆砂糖、片栗粉、水、小ねぎ

卵やきのこは身近な食材で安価ですが、ひと手間かけると豪華なおかずになります。出来立てふわふわの卵焼きに旨みいっぱいの餡をとろーりかけたらお腹も心もほっこり。餡かけにすることでボリューミーさが増してくれるほか、小さなお子さんから高齢の方も食べやすくなります。きのこ餡はだし巻き卵以外にも厚揚げ豆腐やお魚との相性がよくアレンジの幅が広いです。

きのこは冷凍することで旨みがアップし、凍ったまま調理ができる便利アイテム♪きのこが余った時は試してみてください。

その11:やみつき海老プリ食感「和風海老フリッター」

必要な材料…冷凍むきえび、酒、薄力粉、ベーキングパウダー、白だし、塩、水、青のり、サラダ油、ごま油、中濃ソース、マヨネーズ、レモン

フリッターといえば油で揚げるのが一般的ですが、揚げ焼きにすることで片付けの手間が少なくなります。噛んだ瞬間のカリッと感と青のりの風味、ぷりっぷりの海老はやみつきになること間違いなし!家族から「また作って〜」のリクエストが聞こえそうです。

海老はただ美味しいだけではなく栄養も豊富な食材。海老の赤い色素であるアスタキサンチンには高い抗酸化作用があり、疲労回復効果が期待されます。捨ててしまいがちな海老のしっぽや殻にはカルシウムが含まれているので一緒に食べるのもおすすめですよ。

冷えたお腹を心地よく温めるスープ3選

その12:簡単なのに”本格的”を楽しめる「ユッケジャンスープ」

必要な材料…牛肉薄切り、長ねぎ、にんじん、ニラ、にんにく、卵、塩昆布、酒、しょうゆ、砂糖、コチュジャン、水、鶏がらスープの素、白ごま

冷たくあっさりとした冷麺には、温かいスープを合わせると食べ進みやすくなりますね。ユッケジャンスープは牛肉と食べやすい大きさにカットした野菜をコチュジャンベースで煮込んだスープです。本来は唐辛子で煮込みますが、こちらは辛さがコチュジャンのみ使われているので、量を調節すればお子さんも食べられますよ!

牛肉はタンパク質以外にも、免疫力を高め味覚に働く亜鉛が豊富な食材です。ねぎやにんにくで身体をぽかぽか温めましょう。余ったスープにご飯を入れるとクッパが完成、とても美味しいです。

その13:高タンパクで食べごたえ満点「ささみとかぶの卵スープ」

必要な材料…ささみ、かぶ、エリンギ、にんじん、溶き卵、片栗粉ごま油、塩コショウ、水、鶏ガラスープの素、おろしにんにく、水、片栗粉

「もうちょっと食べたい」に応えてくれる、野菜がゴロゴロ豪快に入った具沢山スープを冷麺と合わせてみてはいかがでしょうか。

かぶは煮込むと甘みと自然なとろみがついてくれます。葉もミネラルたっぷりですので、ぜひ入れてくださいね。消化酵素のアミラーゼが豊富なので、胃腸が弱っている時にもおすすめしたい一品です。スープ全体の彩りがとても綺麗で、見るのも食べるのも楽しくなります♪

その14:アレンジ抜群◎大根消費にも「大根のポタージュ」

必要な材料…大根、しいたけ、ベーコン、にんにく、酒、しょうゆ、みりん、砂糖、顆粒鶏がらスープ、水、小ねぎ

「淡白な味の大根と、濃厚を想像するポタージュの組み合わせってどうなんだろう?」と思いますよね。ベーコンとしいたけを使ってコクうま風味に仕上がります!お腹の調子を整える食物繊維が大根に含まれています。大根消費に困ったら、いつものサラダや煮物だけでなく、ポタージュも献立に入れてみてください。

牛乳や豆乳に変えても口当たりを優しくしてくれますよ。

余ったキムチでワンプラス!冷麺に合うおにぎりをご紹介

その15:決め手は韓国海苔「ごま油香るコクうまキムチおにぎり」

必要な材料…ごはん、キムチ、韓国のり、白炒りごま、酢、砂糖、醤油、ごま油、小ネギ(小口切り)

調理時間の目安…10分

「まだまだ食べたい」育ち盛りのお子さんや仕事終わりの旦那さんのリクエストに答えるおにぎりはこちら。冷麺に乗せて微妙に余ったキムチはおにぎりに入れて上手に消費しちゃいましょう!キムチは加熱すると旨みがアップします。

混ぜるだけで簡単なのに、ごま油がふわりと香り食欲をそそりますね。冷凍保存も可能です。

enjoy cooking!

タンパク質や野菜を冷麺と組み合わせると栄養ばっちり

この記事では、冷麺に合う献立15選をご紹介しました。作ってみたいレシピは見つかりましたか?

糖質が多い冷麺は栄養が偏りがちのため、お肉や卵のタンパク質やビタミンたっぷりの野菜をぜひ取り入れたいです。家族が喜ぶ、もりもりおかずやホッと温まるスープで食卓の時間を楽しんでくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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