定番のサラダやスープはもちろん、チャーハンが進む主菜や、箸休めになる副菜まで幅広いジャンルから選びました。昼夜いつでも使えるレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
食いしん坊父さんと料理上手母さんから生まれたサラブレット熊。栄養生化学で修士課程を卒業後、家族の朝食係が転じて料理ライターに。最近はお弁当男子も兼務。好きな食べ物は天丼。
パラパラチャーハンにはやっぱりコレ!温かいスープ・汁物4選
その1:チャーハンのお供といえばコレ!豆腐と玉子の「中華スープ」
必要な材料…卵、絹ごし豆腐、椎茸、九条ネギ、水、鶏ガラスープの素、薄口醤油、みりん、片栗粉、ごま油、白ごま
調理時間の目安…25分
まず一品目に紹介するのは、チャーハンの付け合わせの定番「中華スープ」。花咲く卵が美しいスープとチャーハンの組み合わせは、皆さん一度はどこかで食べたことがあるのではないでしょうか?豆腐と卵のとろとろとした、のど越しが、パラパラのチャーハンにベストマッチ。まさに王道の付け合わせです。
このレシピは、豆腐と卵が入っており、動物性・植物性両方のタンパク質が補えるのもうれしいポイント。炭水化物中心のチャーハンにピッタリの付け合わせです。
その2:生もずくの食感とのど越しが良い!食物繊維たっぷり「もずくスープ」
必要な材料…生もずく、生姜、水、和風だしの素、酒、醤油小ねぎ、生もずく、ミニトマト、生姜、溶き卵、水、鶏がらスープの素、酢、醤油
調理時間の目安…20分
ヘルシーさを求める人に、オススメの付け合わせとして、ご紹介したいのが「もずくスープ」です。生もずくのシャキシャキ感と、とろっとしたのど越しで、チャーハンが進む付け合わせ。和風出汁を使った優しい味付けのスープが、チャーハンを日本の家庭料理風に変身させます。
もずくはミネラルや食物繊維たっぷり含まれており、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果が期待できます。炭水化物中心のチャーハンに合わせるには、もってこいの一品です。
基本の「もずくスープ」!アレンジも♪生もずくでとろっとシャキシャキ
その3:冷蔵庫を空にしたいときもオススメ!チャーハンと具だくさん「豆乳豚汁」
必要な材料…豚バラ肉、人参、大根、しいたけ、ごぼう、長ネギ、こんにゃく、油揚げ、出汁、無調整豆乳、みそ、ごま油、ブラックペッパー
調理時間の目安…40分
ボリューム感のある汁物を足したいならば、「豚汁」はいかがでしょうか?具材たっぷりの豚汁は食べ応え十分。さらに豆乳を使うため、普通の豚汁よりも満足感があります。
豆乳と豚肉の植物・動物ダブルタンパクは、タンパク質吸収効率アップが期待でき、成長期の子供やアスリートにもオススメ。
チャーハン同様、残り物をどさっと入れられるので、冷蔵庫整理にも使える一品です。
その4:韓国料理と中華の相性は良い!辛さ控えめ「ユッケジャンスープ」
必要な材料…牛肉薄切り、長ねぎ、にんじん、ニラ、にんにく、卵、塩昆布、酒、しょうゆ、砂糖、コチュジャン、水、鶏がらスープの素、白ごま
チャーハンに少し刺激を加えたい方にオススメしたいのが「ユッケジャンスープ」です。ユッケジャンスープは韓国料理ですが、中華料理のチャーハンにも合う味付け。程良い辛さが食欲をそそります。
具材に肉も野菜も入っているので、炭水化物に偏りがちなチャーハンを栄養面からもフォロー。レシピの考案者さん曰く、ワインにも合うそうなので、お好きな方はお試しください。
ワインとも合う!おつまみピリ辛スープ「ユッケジャンスープ」のレシピ
相性抜群!豪快にチャーハンをかきこみたくなる主菜4選
その5:説明不要の名コンビ!チャーハンと「チンジャオロース」
必要な材料…牛薄切り肉、ピーマン、細切りたけのこ、サラダ油、塩、黒こしょう、片栗粉、しょうゆ、酒、みりん、中濃ソース、中華調味料、片栗粉、水
わざわざ説明する必要もないくらい定番の組み合わせチャーハンと「チンジャオロース」。濃厚な味わいと細切り野菜の心地よい食感で、みるみるチャーハンがなくなります。
チンジャオロースには、肉も野菜も含まれるため、炭水化物中心のチャーハンと栄養面でも相性は抜群。フライパン一つで手軽に一品増やせるのも、ハードルが低くてうれしいポイントです。
オイスターソース不要で簡単!15分でできるチンジャオロースのレシピ
その6:ビール片手に町中華気分!大葉とおくら入り「浜松餃子」
必要な材料…キャベツ、玉ねぎ、ニラ、ニンニク、豚ひき肉、大葉、おくら、餃子の皮、しょうゆ麹、顆粒ガラスープの素、ゴマ油
調理時間の目安…30分
続いて紹介するのも、チャーハンの相棒として定番の「餃子」です。このレシピでは、オクラ、大葉、キャベツなど野菜をたっぷりと使ったさっぱり系の餃子が作れます。炭水化物中心のチャーハンに野菜たっぷりの餃子を合わせれば、栄養バランスもばっちり!
きれいな焦げ目をつけてチャーハンの横に並べれば、気分は完全に町中華。瓶ビールとグラスを用意して乾杯したくなる献立です。
我が家の人気餃子を夏バージョンに♪大葉とおくら入り浜松餃子のレシピ
その7:豚を使わないヘルシー中華!厚揚げトマトの「酢豚風」
必要な材料…厚揚げ、トマト、玉ねぎ、ピーマン、ごま油、塩コショウ、酒、お酢、ケチャップ、おろしにんにく、片栗粉
調理時間の目安…15分
「チャーハンだけだと色味が寂しくなるのがちょっと」という方にオススメなのが、こちらのレシピです。色鮮やかな具材が食卓を華やかにしてくれます。
酢豚風の味付けですが、豚肉を使わないヘルシー料理。ダイエット中に満足感を味わいたい方は、このレシピをオートミールチャーハンに合わせるものオススメです。中華のこってり感を味わいつつ、肉なしトマト入りで、さっぱりと頂けます。
ヘルシー食材で大満足酢豚!ロカボな「厚揚げトマトの酢豚風」のレシピ
その8:子供も大人もみんな大好き!プリプリふわふわ「エビチリ卵」
必要な材料…むきえび、卵、しめじ、長ねぎ、しょうが、にんにく、豆板醤(トーバンジャン)、サラダ油、片栗粉、塩、片栗粉、酒ごま油、中華あじ調味料、酒
子供から大人まで皆に好かれる人気者「エビチリ」も、チャーハンに良く合う付け合わせです。ぷりぷりのエビと、とろとろ卵の組み合わせは、チャーハンとの相性抜群。おかずとして交互に食べても良し、上にかけて食べてもおいしい献立です。
具材としてはエビと卵がメインになるため、栄養バランスが気になる方は、チャーハンに野菜を多めに入れるのがオススメです。
低糖質でダイエットにも!卵を加えてボリュームアップなエビチリ
野菜系中華から箸休めまで!チャーハンにもう一品足したいときの副菜4選
その9:軽めの付け合わせが欲しいほしいときに!ポリポリ食感が楽しい「きゅうりの浅漬け」
必要な材料…きゅうり、赤唐辛子、出汁昆布、塩、みりん、薄口醤油、水
調理時間の目安…20分
「チャーハンに一品足したいけど、ボリュームはあまり増やしたくない」そんな方は「きゅうりの浅漬け」を合わせてみてはいかがでしょうか?本来ごはんのお供なので、チャーハンとも相性も良く、ポリポリとした食感が良い箸休めになります。
日持ちするので作り置きができ、だんだんと味が染みてくるので、その変化も楽しい浅漬け。お疲れの時は、冷凍チャーハンときゅうりの浅漬けを用意すれば、それだけで立派な一食が出来上がります。
【1週間日持ち】乱切りでしっかり味染み!しょっぱくならない基本の「きゅうりの浅漬け」のレシピ
その10:中華といえばこの味付け!小松菜と卵の「オイスターソース炒め」
必要な材料…鶏もも肉、卵、小松菜、玉ねぎ、ニンニク、ごま油、米油、塩、黒胡椒、酒、濃口醤油、オイスターソース
調理時間の目安…25分
中華の定番調味料「オイスターソース」。そんなオイスターソースの濃厚な旨味たっぷりの炒め物は、チャーハンとの相性抜群です。具材の小松菜は比較的価格も安定しており、シャキシャキとした歯ごたえが、チャーハンにはないアクセントをプラスしてくれます。
タンパク質と野菜が両方とれるので栄養面でもチャーハンをフォロー。オイスターソース炒めをおつまみに飲んで、締めにチャーハンという流れもおすすめです。
中華風おつまみ!「鶏もも肉と小松菜、卵のオイスターソース炒め」のレシピ
その11:一度覚えれば幅広く使える!ほうれん草の「ナムル」
必要な材料…ほうれん草、ニンニク、白ごま、塩、上白糖、白胡椒、ごま油
調理時間の目安…15分
中華料理というよりも焼肉屋さんのイメージが強い「ナムル」もチャーハンに合う付け合わせの一つ。このレシピでは、ほうれん草を使っていますが、作り方を一度覚えれば、もやしやピーマン、小松菜、人参など、幅広い野菜に応用ができます。
調理工程が茹でて、和えるだけで簡単なのもありがたいこのレシピ。急に一品足したい時でも、冷蔵庫にある野菜でちゃちゃっと作れるので、ぜひ一度お試しください。
塩茹でして和えるだけ!生ニンニクで食欲そそる基本の「ほうれん草のナムル」のレシピ
その12:しょうゆ麹を使って和と中華の融合!カラフル野菜で「麻婆大根」
必要な材料…大根、豚ひき肉、長ネギ、タケノコ、エリンギ、パプリカ(赤、黄)、小松菜、しょうゆ麹、オイスターソース、鶏ガラスープの素、本みりん、コチュジャン、水、料理酒、ごま油
調理時間の目安…20分
価格の上振れが激しい野菜が多い中、比較的安定感がある「大根」は、家計にとってありがたい存在。そんな大根を使った麻婆大根はチャーハンの付け合わせにピッタリの一品です。見た目がカラフルで華やかなので、チャーハンで不足しがちな彩を補うこともできます。
別皿で隣に添えるのも良いですが、チャーハンの上にかけて、あんかけチャーハン風にして食べるのもオススメです。
しょうゆ麹を使って和と中華の融合!カラフル野菜で麻婆大根のレシピ
野菜不足が気になる方に!チャーハンと一緒に食べたいサラダ3選
その13:野菜もお肉もさっぱり摂れる!「冷しゃぶサラダ」
必要な材料…豚ロース肉、水菜、長ネギ、大葉、水、酒、しょうゆ、お酢、きび砂糖、コチュジャン、ごま油、白炒りごま、すりおろしにんにく
調理時間の目安…15分
「肉も野菜も足したい。でも、あまり脂っぽいのは、ちょっと」そんな方にご提案したい付け合わせが、こちらのサラダです。油控えめ調理のため、さっぱり頂けますが、タンパク質もしっかりと補給できます。
レシピの通りピリ辛のタレにしても良し、辛さ抑えめにするも良し、お好みでアレンジ可能。市販のゴマダレを使うのも、子供受けが良くオススメです。
その14:中華とメキシコの異文化交流!パリパリ食感が楽しい「タコス風サラダ」
必要な材料…合挽き肉、玉ねぎ、にんにく、生姜、レタス、トマト、アボカド、トルティーヤチップス、シュレッドチーズ、カレー粉、ケチャップ、中濃ソース、しょうゆ、砂糖
調理時間の目安…10分
こちらも肉も野菜も一緒に食べられるレシピ「タコス風サラダ」です。赤、緑、黄色が鮮やかで、食卓をカラフルに盛り上げてくれます。
トルティーヤのパリパリとした食感が楽しい気分にさせてくれる一品。具材がほぼタコライスなので、ご飯との相性も良く、チャーハンに乗っけて異文化交流ライスにしても面白い味が楽しめます。
その15:ツナがソースだから子供も食べやすい!「ゆで玉子とほうれん草のサラダ」
必要な材料…ゆで玉子、ツナ缶、玉ねぎ、人参、ほうれん草、白ごま、ごま油、三温糖、薄口醤油、マヨネーズ、七味唐辛子、塩
調理時間の目安…25分
子供が好きな定番食材の一つ「ツナ」。具材として使いがちですが、こちらのレシピではソースとしてツナを使っています。具材として使っている卵は、完全栄養食と呼ばれ、栄養面でも優れた一品です。
危ない調理工程が比較的少ないので、お子様のお手伝いにもオススメ。ゆで卵を剥いたり、盛り付けをしたり、料理を作るところから一緒に楽しめるレシピです。
ツナソースがポイント!「ゆで玉子とほうれん草のツナサラダ」のレシピ
昼夜問わず活躍するチャーハン!一品足して見た目も栄養もレベルアップ!
メニューに困ったときに活躍するチャーハン。そんなチャーハンに合う付け合わせを様々な角度からご提案しました。
とりあえず作ったチャーハンも一品足せば、立派な献立に見えるもの。毎日の献立を考えるのは本当に大変ですが、この記事が、そんなお悩みを解決するヒントになればうれしいです。ぜひ今後の献立の参考にしてみてください。