そこで今回はレシピル編集部員で、かつ管理栄養士の私が、どて煮にピッタリなビタミンやミネラルを補える絶品副菜・サラダ・スープをご紹介します。この記事を参考に、おいしくバランスよくどて煮の献立を楽しんでくださいね!
栄養成分表示は欠かさずチェック!無添加食品大好き、健康オタクの管理栄養士。麹にハマり、自宅には自家製塩麹・醤油麹・玉葱麹を常備。偏食夫も滿足できるレシピを日々研究中。趣味はヨガ。
あっさり!野菜の副菜5選
その1:和えない!簡単レシピの「やみつきキャベツ」
必要な材料…キャベツ、ニンニク、生姜、ネギ、ごま油、上白糖、米酢、濃口醤油、塩、白ごま
調理時間の目安…20分
お箸が止まらない一品!ごま油・しょうが・にんにくの香りが効いた香味ソースがしっかりからむのでご飯のおかず、お酒のおつまみにもぴったりです!
キャベツを切ってソースをかけるだけの簡単・時短レシピは時間のないときにもピッタリ!香味ソースは、その時の気温や気分で温かい状態でも冷たい状態でもおいしくいただけますよ。
基本の”和えない”「やみつきキャベツ」!塩と香味ソースをかけるだけのお手軽レシピ!
その2:常備菜としても!「人参とツナのナムル」
必要な材料…人参、ツナ、塩、白胡椒、みりん、薄口醤油、ごま油、白ごま
調理時間の目安…20分
常備菜としても重宝する一品。
人参に豊富なビタミンA(脂溶性ビタミン)は油と一緒に摂ることで吸収率が高まるため、どて煮と摂ると効率よく栄養を吸収できますよ。安価でできてお財布にも優しいコスパ良しのおかずです。是非もう一品の副菜に取り入れてみて下さいね!
その3:おもてなしの一品にも!「パプリカとくるみで作るラペ」
必要な材料…赤パプリカ、黄パプリカ、くるみ、オリーブオイル、ワインビネガー、粒マスタード、はちみつ、塩、こしょう
調理時間の目安…15分
箸休めにピッタリな一品。
甘酸っぱい味付けが、どて煮の甘辛く濃厚な味わいと相性がいいため、献立に取り入れると食べ終わった後もさっぱりとしますよ。はちみつで甘さをプラスすることで子どもも食べやすいやさしい甘さに。彩りが華やかなので、おもてなしの一品としても活躍しますよ。
ビタミンたっぷり!美容と健康に嬉しいパプリカで作るラペのレシピ
その4:レモンの香りで爽やか!「白菜の浅漬け」
必要な材料…白菜、レモンの皮、出汁昆布、輪切り唐辛子、塩、上白糖、米酢、レモン果汁
調理時間の目安…20分
レモンの風味であっさりいただける一品です。
重石が家にないと自家製漬物を敬遠してしまいがちですが重石の代わりにペットボトルとボウルを使うことで自家製漬物が簡単に作ることができます。比較的短時間で味が入り、どて煮の箸休めにもピッタリ!冷蔵保存で1週間楽しめるので、常備菜としても大活躍しますよ。
重石は家にあるもの代用可!冬ごはんのお供に基本の「白菜の浅漬け」のレシピ
その5:塩もみがポイント!「基本の紅白なます」
必要な材料…大根、人参、白ごま、塩、上白糖、米酢、ゆずジュース
調理時間の目安…25分
ゆずジュースのほどよい酸味と野菜の甘さが重なり、味わい豊かな仕上がりに! 食卓にも栄養&彩りをプラスしてくれる一品です。
味ボケしないように大根と人参を決まった量の塩で塩もみした後、水気をしっかり取ることがポイント。水分を出した分だけ味が含みやすくなります。
切り方と塩もみでワンランク上に仕上がる!基本の「紅白なます」のレシピ
やみつき!絶品サラダ5選
その6:濃厚だけどさっぱり!「基本のマカロニサラダ」
必要な材料…マカロニ、きゅうり、人参、ハム、コーン、マヨネーズ、酢、砂糖、塩
調理時間の目安…20分
マイルドな味わいのマカロニサラダは、こってりしたどて煮と相性抜群!
マヨネーズだけで作ると重くなりがちなマカロニサラダをお酢を加えて仕上げることで濃厚だけどさっぱりと召し上がることができます。いつもとは一味違うマカロニサラダ、ぜひお試しくださいね。
基本のマカロニサラダのレシピ!マヨネーズ酢で濃厚さっぱりなお惣菜屋さんの味
その7:簡単!自家製ドレッシング!「チョレギサラダ」
必要な材料…レタス、サニーレタス、きゅうり、新玉ねぎ、海苔、ニンニク、上白糖、米酢、濃口醤油、ごま油、白ごま
調理時間の目安…25分
家にある調味料で簡単に作れる!自家製ドレッシングを使ったサラダのご紹介です。ドレッシングの隠し味、すりおろしニンニクでパンチの効いた味わいに。
ドレッシングは冷蔵保存で1ヶ月持つので、多めに作っておくと便利ですよ。このサラダに絹豆腐を加えて一緒に食べるのもボリュームが出ておすすめです。
これぞ店の味!家にある調味料で作る韓国風「チョレギサラダ+ドレッシング」のレシピ
その8:コク旨!クセになる!「ごぼうサラダ」
必要な材料…洗いごぼう、人参、白ごま、上白糖、味噌、濃口醤油、マヨネーズ、水、塩、上白糖、米酢
調理時間の目安…30分
擦りたての白ごまと味噌のコク・風味がたまらない一品!味が馴染むようにごぼう・人参は温かいうちにドレッシングと混ぜ合わせることがポイント!
温かい状態でも、もしくは一度冷ましてでも十分おいしくいただけます。お弁当のおかずにもピッタリですよ。
ボイル加減とドレッシングが決め手!歯ごたえが丁度良い基本の「ごぼうサラダ」のレシピ
その9:シャキシャキ食感!お箸が止まらない「白菜のサラダ」
必要な材料…白菜、かいわれ、人参、白ごま、塩、上白糖、米酢、薄口醤油、ごま油
調理時間の目安…20分
ごま油の香りが食欲そそる、シンプルでおいしい一品です。
白菜は切った後、冷水につけることがポイント!パリッと歯切れの良い食感に!白菜は煮たり焼いたりすると栄養素が流れ出てしまいますが、サラダにするとそのまま良い栄養価の状態で摂取することが出来ますよ。
ごま香るドレッシングでシャキシャキ感を楽しむ!基本の「白菜サラダ」のレシピ
その10:もう一品に!さっぱり「基本のトマトサラダ」
必要な材料…トマト、玉ねぎ、パセリ、塩、白胡椒、レモンジュース、米酢、オリーブオイル
調理時間の目安…20分
切って和えるだけの簡単・時短レシピ。玉ねぎの辛味を抜くために、みじん切りにした後水にさらすこと、カットしたトマトには甘みをアップさせるために塩をふることがポイント!
酸が際立つ場合は上白糖やハチミツなどの糖の力を借りて角を取るとまろやかになり食べやすくなりますよ。
シンプルな一皿!ダイエットにもぴったりな基本の「トマトサラダ」のレシピ
栄養満点!具だくさんスープ5選
その11:野菜がゴロゴロ!ボリューム満点!「鶏皮だしの具沢山野菜スープ」
必要な材料…鶏皮、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、キャベツの葉、ブロッコリー、にんにく、水、ケチャップ、コンソメ顆粒、塩、黒こしょう
調理時間の目安…25分
だくさんでやさしい味わいの野菜スープ。鶏皮だしのうま味と野菜の甘みが、小さい子どもからご年配の方まで好まれる一品です。
甘辛いどて煮に添えるとホッとしますよ。
捨てちゃう鶏皮の有効活用に!鶏皮だしの具沢山野菜スープのレシピ
その12:とろとろなめらか!体に優しい「ひきわり納豆汁」
必要な材料…ひきわり納豆、木綿豆腐、にんじん、しめじ、みそ、こんぶだししょうゆ、和風だし、水、細ネギ、七味唐辛子
調理時間の目安…10分
お口当たりがよく、スルッと食べやすい一品。定番のみそ汁とはひと味違ったおいしさをご紹介です。
納豆と具だくさんの野菜で栄養満点!お好みで七味唐辛子をかけてもおいしく仕上がります。
その13:ほっこりあたたまる!「基本のけんちん汁」
必要な材料…木綿豆腐、油揚げ、こんにゃく、大根、人参、洗いごぼう、レンコン、ジャガイモ、長ネギ、生姜、水、昆布、米油、ごま油、塩
調理時間の目安…30分
あっさりとしていておかず感覚で食べられる食べごたえ抜群の汁物のご紹介です。野菜がたっぷり摂れるので、どて煮で不足してしまう野菜もしっかり補えますよ。
ポイントは食材から出てくるアクを丁寧に取り除くこと!アクは食材から出てくる苦味やえぐ味、臭みの原因となる成分です。これを丁寧に引くのと引かないとでは仕上がりに差が出るのは明確!こまめに丁寧にアク取りすることを心がけましょう。
たっぷり野菜で心も体もホッとする!おいしく作れる基本の「けんちん汁」のレシピ
その14:濃厚!やみつき!「カマンベールチーズの具だくさんスープ」
必要な材料…たまねぎ、にんじん、じゃがいも、キャベツ、スナップエンドウ、カマンベールチーズ、オリーブオイル、水、豆乳、コンソメキューブ、塩、ブラックペッパー
調理時間の目安…30分
野菜の甘みとカマンベールチーズのコクが合わさってうま味たっぷり、濃厚で食べごたえ抜群の一品。
たんぱく質や食物繊維が豊富な栄養満点の豆乳をベースにすることで、気になるカロリーと脂質を抑えられますよ。
濃厚な食べるスープ!具だくさんな「カマンベールの贅沢スープ」のレシピ
その15:トロッと感がくせになる!「基本のなめこの味噌汁」
必要な材料…なめこ、長ネギ、絹ごし豆腐、水、出汁パック、味噌、粉山椒
調理時間の目安…20分
独特のトロッと感が楽しめる一品です。
なめこは軽く水洗いし、仕上げる一歩手前で加え、1分程度、加熱することがポイント!なめこは加熱しすぎると栄養素や旨み成分がなくなり、ドロッとしたものが前面に出てしまうので、1分ほどの加熱で十分!盛る前に粉山椒を「椀盛り」すると風味の良いお味噌汁に仕上がります。
ほんのひと手間で本格味!独特のトロ感がたまらない基本の「なめこの味噌汁」のレシピ
相性抜群の付け合わせで、どて煮の美味しさを引き立てよう!
この記事ではどて煮と相性抜群の栄養バランスのよい副菜・サラダ・スープをご紹介しました。どて煮は濃い料理なので、あっさりとした副菜やサラダ、スープなどのバリエーションを知っておくと便利ですね。
どて煮の美味しさを引き立てるために、今回ご紹介したレシピの中からお気に入りを見つけて、ぜひチャレンジしてみてくださいね。