
こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。カラフルな色と甘みが魅力の野菜「パプリカ」は、ビタミンCとEが豊富で美容と健康に嬉しい食材です。でも、どうやって食べれば良いか迷ってしまいますよね。今回はにんじんのラペ風に薄切りにしてたっぷり食べられるレシピをご紹介します。それでは早速作っていきましょう!
パプリカのラペの材料(2人分)

主な材料
赤パプリカ | 1/2個 | |
黄パプリカ | 1/2個 | |
くるみ | 20g |
ドレッシングの材料
オリーブオイル | 大さじ2 | |
ワインビネガー | 小さじ2 | |
粒マスタード | 大さじ1 | |
はちみつ | 小さじ1 | |
塩 | 小さじ1/2 | |
こしょう | 適量 |
パプリカのラペの作り方

パプリカは美容の強い味方
パプリカには「ビタミンC」と「ビタミンE」がとても豊富です。ビタミンCは美肌効果が、ビタミンEは老化防止などが期待出来ます。また、「βカロテン」もとても豊富。身体をさびさせると言われる活性酸素の発生を予防してくれます。
過度なストレスや不規則な生活などで増えてしまいがちなので、積極的に取り入れたい野菜ですね。今回のように薄切りにしてドレッシングで和えれば、1個分ペロリと美味しく食べられますよ。

パプリカをまな板にグッと押しつけて、平らな状態にしましょう。押しつけた時に少しヒビが入っても大丈夫です。パプリカのサイズが大きくてカットしづらい場合は、縦半分にカットしてから作業して下さい。そのまま1~2mm幅に薄くスライスします。

取り置いていた部分も薄くスライスします。今回のように1~2mmの極薄切りにするとドレッシングが馴染みやすく、しんなりとして食べやすい状態になります。シャキシャキっとした張りのある食感が好みの方は、5mm幅くらいの厚みにカットして下さい。

粒マスタードとはちみつがパプリカを引き立てます
オリーブオイルとワインビネガーだけのシンプルなドレッシングでも美味しく仕上がりますが、今回はちょっと味のアクセントを加えてみました。
粒マスタードが入る事で独特の香りがプラスされて、ちょっと大人の雰囲気になります。また、はちみつを加えるとパプリカの甘みをグッと引き立ててくれて、ワンランクアップしたラペに仕上げてくれますよ。

保存容器に入れたらラップをかけ、空気を抜くようにしっかり密着させてください。こうする事でドレッシングが全体にしっかり行き渡った状態になり、味にムラが出来にくくなります。上にちょっとした重しを乗せても良いですね。
この状態で一晩マリネするとしっかり味が染みこみます。冷蔵庫で3日間くらい保存可能なので、常備菜としても活躍します。
パプリカの優しい甘みが引き立つ!止らない美味しさです

作りたてはフレッシュなシャキシャキ感が、マリネするとドレッシングがしっかり染みてこなれた味わいが楽しめるパプリカのラペ。冷蔵庫で3日くらい保存可能なので、常備菜としてもおすすめの一品です。はちみつの甘みが後押ししてくれるので、パプリカの優しい甘みがいつも以上に感じられますよ。粒マスタードの香りや、ワインビネガーの酸味も良いアクセントに。
彩りが華やかなので、おもてなしの一品としても活躍しそうですね。ラペにしてしまえばパプリカ1個分ペロリと食べられてしまうから不思議です。野菜不足解消に、美容と健康に、おすすめのレシピです。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」