
料理人hiroです。今回は基本の白菜の浅漬けレシピをご紹介します。重石が家にないと自家製漬物を敬遠してしまいがちですが、ペットボトルとボウルで代用して作ることが可能となります。比較的短時間で味が入り、レモンを加えることであっさりとしたサラダ感覚!1週間楽しめますよ。それでは早速作っていきましょう。
白菜の浅漬けの材料(5人前)

具材
白菜 | 1/4株(約600g) | |
レモンの皮国産 | 1個分 | |
出汁昆布2cm×4cm | 1枚 | |
輪切り唐辛子 | 小さじ1/2 |
調味料A
塩 | 小さじ1.5 |
調味料B
上白糖 | 大さじ1 | |
米酢 | 大さじ1 | |
レモン果汁 | 1個分 |
白菜の浅漬けの作り方
今回のレシピのポイント
白菜を塩で揉み、重石がわりにボウルとペットボトルで2時間ほどプレスします。すぐにでも食べられますが、日を経つにつれてゆっくり味が入っていくのも漬物作りの楽しさです。

大きめのボウルにカットした白菜を入れます。今回の白菜の使用量で使う塩は小さじ1.5です。その半分を混ぜ合わせます。

時間差で塩を揉み込む
白菜の白い部分と、葉の部分は固さが違います。先に固い部分に塩をふって早めに脱水を促すんですね。1.5cm幅にカットしておくと、当然ながら1本丸々で漬けるよりも早い時間で漬けることができます。

ボウルをふって揉んでいる間でも、じんわりと水気が出てきました。

次に、残りの柔らかい葉の部分を1.5cm幅にザクザクと切っていきます。

先に加えた白菜のボウルに切ったものを加え、残り半量の塩をふって混ぜ合わせます。

これで白菜の塩もみはOKです。脱水がとても早く、味が入りやすい状態となりました。そのまま常温に置いておきましょう。

皮に残った白い部分は苦味が強い部分です。綺麗に取り除いて薄皮の状態にしておきましょう。

レモンの皮をまとめて極細の千切りにします。

白菜を入れたボウルの中にレモンの皮の千切り、出汁昆布2cm×4cmを1枚、輪切り唐辛子を小さじ1/2加えて混ぜておきます。

ボウルにレモン汁を全て注いでおきましょう。

上白糖と米酢を各大さじ1ずつ足してよく混ぜます。

これが今回の合わせ酢です。

全体をさっくりと混ぜ合わせます。

今度はレモン果汁と酢のチカラでさらにしんなりとしてきます。

2ℓの水入りペットボトル2本を乗せて、浅漬けにします。浅漬けには代用で十分です。2時間ほど常温に置いておきましょう。
「本漬け」と「浅漬け」

漬物の中でも1ヶ月以上樽に漬け込んだものを「本漬け」、数日だけ漬け込んだものを「浅漬け」と言います。家で大根を1ヶ月ほど本漬けしたことありますが、常温に置いておくのが基本なので家中が漬物臭くなりました笑 逆に浅漬けだと数日だけ漬け込むので手軽にできますね。
過去にきゅうりの浅漬け も記事にしましたので、白菜と合わせてお家で楽しんでみて下さいね。 旬の安い時期に大量に漬け込むのがオススメです♪
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。