料理クリエイターの川久景子です。今回は春巻きの皮で包んだスパイシーなサモサレシピをご紹介します。具材には濃厚な味がおいしいベビーチーズがたっぷり入っているので、とてもクセになるおいしさです。おつまみにも、おやつにもおすすめです。では早速つくりましょう。
ベビーチーズ入りスパイシーサモサの材料(4人分)
具材
豚ひき肉 | 150g | |
ベビーチーズ | 5個(68g) | |
じゃがいも | 1個(160g) | |
玉ねぎ | 1/4個 |
調味料
にんにくすりおろし | 4g | |
カレー粉 | 小さじ1 | |
塩 | 0.5g | |
粗びき黒こしょう | 0.4g |
その他
春巻きの皮 | 10枚 | |
薄力粉 | 大さじ2 | |
水 | 大さじ3 | |
サラダ油 | 適量 |
付けあわせ
千切りキャベツ、千切りにんじん |
ベビーチーズ入りスパイシーサモサの作り方
じゃがいもの角切りは縦に切り分けてから切る
じゃがいもの仕上がりは1cm角に切りますが、まずは皮をむいたら縦四等分にし、さらにステック状になるよう縦長に切ってから1cm幅に切っていくと、立方体に切っていくことができます。
じゃがいもが小さい場合は、縦三等分など、調整してください。
ひき肉を細かくほぐしながら炒め、玉ねぎが半透明になってきたらじゃがいもを加え、炒め合わせます。じゃがいもはすでに火が通っている状態なので、表面に軽く焼き色がつき、油が馴染むように炒め合わせましょう。 火を止め、調味料を加えて味が馴染むように混ぜ、あら熱をとります。
調味料を加えたあとは、あら熱をとるのがコツ!
しっかり炒めて火を通し、調味料を加えたあとは火からおろし、あら熱をとります。こうすることで、あとで加えるベビーチーズを溶かさずにしっかり混ぜることができるからです。
あまり時間がない場合は、濡らした布巾をしっかり絞り、その上にフライパンをのせて冷ますと時間を短縮しながら冷ますことができますよ。
水溶き薄力粉をつけて折った1辺は、しっかりくっつくように指で押しながら糊付けしていくことで、具を包んだ時に袋がほどける心配がありません。
春巻きの皮で包むと、加熱しても具が出る心配がない!
サモサをつくるときに春巻きの皮の代わりによく使われることが多い餃子の皮ですが、意外にしっかり包むのがむずかしいことがあります。具を包みすぎたり、うまく糊付けできなかったり。
その点、春巻きの皮で包むことで、具を詰め込む分量が分かりやすく、糊付けもしっかりできるので、初心者のかたも安心して包むことができますよ。
あら熱がとれた具材に冷凍室で凍らせておいたプロセスチーズを混ぜ合わせます。
そのまま左側へかぶせてふたをして、三角形になるように張り合わせて最後に軽く押して皮同士を密着させます。皮がしっかり覆うことで、具材がこぼれることなく、しっかり包まれますよ。
詰める具は八分目が適量!
袋状の春巻きの皮に具材を詰めるとき、ついついたくさん入れたくなりますが、袋の八分目程度が適量です。ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうとうまく皮を三角形に包みにくくなり、そして加熱時に尖った部分(じゃがいもやベビーチーズ)が破れやすくなるため、適量を詰め込みましょう。
適量にすることで、先ほどお伝えした通り、皮が破れにくくなります。
パリパリの皮にスパイシーさとチーズの濃厚さがおいしい!
揚げたてのパリパリとした皮にカレーとにんにくのスパイシーな味が印象的。ベビーチーズが半分程度溶け、独特な濃厚な味が具材を包み込んで止まらなくなるおいしさに。強すぎないスパイシーさなので、子供も食べやすい仕上がりです。冷めてもおいしいのが嬉しいですよ。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。