大さじ調味で白いご飯に合うおかず料理研究家の川久景子です。今回は鶏もも肉と4月〜6月に旬を迎えるスナップエンドウを使ったピーナッツバター炒めをご紹介します。パンに塗ることが多いピーナッツバターを調味料として使うことでかなり”はじめて出会う味”に感激してしまうおいしさですよ。加熱することでつやも出てくるので一層おいしい見た目になります! 隠し味に使うコチュジャンが甘さの中にピリッとした辛みを与えて中華風炒めに仕上げてくれます。26cmフライパンひとつあればできるのも嬉しいポイントです。 さっそく作っていきましょう!
鶏肉のピーナッツバターソテーの材料(2人分)
具材
鶏もも | 1枚(250g) | |
スナップエンドウ | 12本 | |
片栗粉 | 大さじ2 | |
サラダ油 | 適量 |
調味料
ピーナッツバター | 大さじ1・1/2 | |
コチュジャン | 大さじ1/2 | |
砂糖 | 大さじ1/2 | |
しょうゆ | 大さじ1 | |
ぬるま湯 | 大さじ2 | |
ごま油 | 大さじ1/2 | |
にんにく | 1/2かけ(2.5g) |
トッピング
細切り唐辛子あれば | ふたつまみ |
鶏肉のピーナッツバターソテーの作り方
鶏肉をボウルに入れ、片栗粉を振るい入れたら肉全体に粉が行き渡るようにまぶします。
手でもみ込むようにして、しっかり粉をまぶします。
スナップエンドウの表面に軽く焼き色がつき、緑色が濃くなれば焼き上がりです。一旦フライパンから取り出して油をきります。
スナップエンドウは火の通りが早く、焼き色もつきやすいので焦げないように気をつけてください。
鶏肉全体にこんがりきつね色に焼き色がついたら、さらに表面がカリッカリになり、香ばしくなるように強火にして焼きます。カリッカリに表面を焼くことで、食べた時に歯応えがしっかり味わえます。
皮がカリッカリになったら一旦取り出し、油をきります。
火を止め、フライパンに残った余分な油をキッチンペーパーで拭き取ります。
いざ実食。ピーナッツの甘さとコチュジャンの辛みが効いておいしい!
器に盛りつけ、(あれば)細切り唐辛子をのせて完成です。 ピーナッツバターを煮詰めてできた濃いピーナッツの甘さとコチュジャン、にんにくの辛みがしっかり効いて独特のこってり感の中にカリカリに焼いた鶏肉の表面と鶏ももらしいやわらかな歯応えが印象的な仕上がりです。 対して、スナップエンドウのカリッとした歯ごたえは下ゆでしていないのでいいアクセントなり、飽きない食感です。
ピーナッツバターを使うことで初めての味に感激するおいしさに!
ピーナッツバターを調味料に使う発想はちょっと冒険的。なかなか料理に使う機会が少ないであろうピーナッツバターですが、調味料に使うことで独特の甘さとコクが個性的で、まさに初めての味に感激しちゃいますよ。食材につやも与えてくれるので、見た目もおいしさをワンランクアップしてくれますね!
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。