料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、ビール好きにはもってこいの酸っぱおいしいおつまみレシピです。ふっくら蒸した鶏むね肉に梅肉とかつお節で和えたあと引くおいしさのスピードメニュー。電子レンジひとつでできる手軽さも嬉しい一品。では早速作りましょう。
鶏むね肉の梅肉和えの材料(4人分)
具材
鶏むね肉 | 2枚(500g) |
調味料
梅干し | 3個(40g) | |
砂糖 | 大さじ1/2 | |
しょうゆ | 大さじ1/2 | |
かつお節 | 1g | |
ごま油 | 大さじ1/2 | |
白いりごま | 大さじ1 |
その他
梅酒 | 大さじ | |
細ネギ | 2本 |
鶏むね肉の梅肉和えの作り方
ネギは包丁の先端部分で切る!
細ネギを小口切りにする時、切った途端まな板からコロコロ転がってしまったりして散らばることがありますが、実は包丁の尖った先端部分で切ることで、散らばらずに切ることができます。
逆に、やってしまいがちなのは包丁の幅広の部分(柄に近い部分)で切ること。この部分を使うと、包丁を上下に大きく動かすので、細ネギが散らばってしまう原因になるので気をつけましょう。
鶏皮は使わない!
鶏むね肉の皮は今回の料理では使いません。手で皮を取り除いて外します。最近では、鶏むね肉の皮をはじめから外した状態で陳列して売られている店舗もありますので、皮なしが見つけられたら、そちらを利用すると効率よく調理を進められますよ。
ボウルにふんわりラップをし、電子レンジで600ワットの4分加熱し、一旦取り出して上下を返し、再度ラップをして電子レンジで3分加熱。今回、鶏肉を丸ごと加熱したため、加熱時間が長いですが、小さめに切り分けた鶏肉なら、加熱は短くなります。 電子レンジの加熱時間は各メーカーの機器によって違うため、調整してください。
あまり細かくし過ぎず、大きすぎないように気をつけながらほぐしてください。ほぐす鶏肉の大きさに強弱をつけることで、調味料も馴染みやすくなります。
味に深みをだすかつお節は必須!
梅干しの酸味に加え、砂糖やしょうゆの甘辛な味に深みを出すのがかつお節の役目。1gとはいえ、かつお節は軽いため、1gでもしっかり役目を果たしてくれる影の立役者でもあります。
そして、鶏肉に調味料がしっかり絡むようにつなぎの役割も。
優しい酸味と鶏肉の弾力がビールのおつまみに好相性!
ふっくら蒸し加熱した鶏むね肉は、冷やしても硬くならずにやわらかく、やさしい歯応え。調味料が絡み、特に梅の酸味とかつお節の旨味のある深い味が中まで染みておいしいのひと言に尽きます。最後にごま油と白いりごまの風味が全体を包み込んでくれますよ。
細ネギのもつ独特の香りがフワッと鼻に抜けて和風のおつまみにしてくれます。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。