そこで今回はうな丼にピッタリなバランスのとれた献立を付け合わせ、卵を使ったおかず、汁物に分けてレシピル編集部員で、かつ管理栄養士の私が紹介します。うなぎが高価なので、コストを抑えたものを中心にレシピを選定。この記事を参考に、おいしくバランスよくうな丼を楽しんでくださいね!
四年制管理栄養士養成学校を卒業後、約6年間保育園にて勤務。これまでに約300人以上の子どもの栄養管理、調理、食育活動を行う。猫と北欧が大好きで日々、心地よい暮らしを模索中。
子どももよろこぶ!野菜メインの付け合わせ3選
その1:ツナソースで食べやすい!「ゆで玉子とほうれん草のサラダ」
必要な材料…ゆで玉子、ツナ缶、玉ねぎ、人参、ほうれん草、白ごま、ごま油、三温糖、薄口醤油、マヨネーズ、七味唐辛子、塩
調理時間の目安…25分
「子どもが好きなツナを使って野菜を食べてほしい」そんな時におすすめです。たっぷり入った野菜も、一度サッと炒めているからカサがグッと減り、何より味の決め手のツナソースが絡まってモリモリ食べやすい!野菜嫌いの子どもも、旨みの強いツナのおかげで食べてくれるかもしれません。
輪切りに切った玉子をバランスよく飾ってさらに豪華に。食べ応えもUPします。
ツナソースがポイント!「ゆで玉子とほうれん草のツナサラダ」のレシピ
その2:とろっと食べやすい!「ブロッコリーの卵あんかけ」
必要な材料…ブロッコリー、玉子、水、鶏ガラスープの素、薄口醤油、塩、みりん、ごま油、片栗粉
調理時間の目安…25分
ビタミンCたっぷりのブロッコリーを使ったレシピ。固めに茹でて、とろとろに仕上げた卵をかけて召し上がってくださいね。やさしい食感と、シンプルな味付けなので、うな丼を邪魔せず栄養バランスをととのえます。
メイン料理で楽しんで!中華風「ブロッコリーの卵あんかけ」のレシピ
その3:味しっかり目でサックサク♪「えのき茸の唐揚げ」
必要な材料…えのき茸、片栗粉、酒、しょうゆ、オイスターソース、塩、おろししょうが、おろしにんにく、揚げ油
調理時間の目安…15分
うな丼に足りない食物繊維を豊富に含むえのき。そんなえのきを唐揚げにした変わり種レシピです。えのきを食べやすい大きさにさいたら、オイスターソースのコクがきいたタレに漬けて、油でカラッと揚げるだけ。サクッとした食感がやみつきになります。
コスパもいいので、たくさん作って食べれるのも嬉しいポイントです。
えのき茸嫌いさんも食欲そそる!サクサクえのき茸の唐揚げレシピ
コスパ◎サッと簡単にできる付け合わせ5選
その4:レンジでOK!すぐにできる「えのきと小松菜の煮浸し」
必要な材料…小松菜、えのきだけ、油揚げ、めんつゆ(3倍濃縮)、砂糖、すりおろし生姜、ごま油、水、白ごま
調理時間の目安…5分
「コスパよく簡単にできる副菜が欲しい」そんな時におすすめです。レンジで簡単!火を使わずにボウル一つでできるので、洗い物が少ないのも嬉しいポイントです。しっかり味も馴染むので、箸休めに最適です。うな丼が高価な分、コスパが優れている点でもおすすめです。
もう一品欲しい時にレンジで一発!えのきと小松菜の煮びたしのレシピ
その5:ジュワッと上品なお出汁が広がる「油揚げ炊いたん」
必要な材料…油揚げ、九条ネギ、水、和風顆粒出汁、上白糖、薄口醤油、みりん
調理時間の目安…25分
使う食材は油揚げとネギのみ。出汁の旨みを最大限にたのしめます。一口噛めば口いっぱいにお出汁が広がりますよ。うな丼にはシンプルで上品な味がぴったり!作り方も簡単なので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
大量消費に、作り置きに便利!京のおばんざい「油揚げの炊いたん」のレシピ
その6:豊かなごまの風味♪「三つ葉ともやしのナムル」
必要な材料…三つ葉、もやし、ニンニク、白ごま、ごま油、塩、黒胡椒、薄口醤油
調理時間の目安…20分
「彩りがよく簡単にできる付け合わせが欲しい」そんな時におすすめです。すぐに火が通る食材なので、サッと簡単。ニンニクの香りと、ごま油の風味が食欲をそそります。シンプルで飽きのこない味わいが、甘辛い濃厚なタレがかかったうな丼にぴったりですよ。
おいしく、コストも抑えられるので家計も助かります。
その7:パッと華やか◎フレッシュな「トマトとしらすの簡単サラダ」
必要な材料…玉ねぎ、にんにく、オリーブオイル、トマト、大葉、ごま油、サラダ油、お酢、塩、しらす
調理時間の目安…5分
おもてなしにも活躍する、シンプルで色鮮やかなサラダ。野菜の瑞々しさと、しらすの旨みが存分に堪能できます。大葉を仕上げにトッピングして、彩りとさわやかさをプラスしてくださいね。また、カリッとしたニンニクチップもいい食感と味のアクセントになってお酒にも合いますよ。
食卓の彩りがさみしい時に!トマトとしらすの簡単サラダのレシピ
その8:さっぱりさわやかな付け合わせ「白菜の浅漬け」
必要な材料…白菜、レモンの皮、出汁昆布、輪切り唐辛子、塩、上白糖、米酢、レモン果汁
調理時間の目安…20分
やっぱりシンプルが一番おすすめ!たっぷりの白菜を消費できる、定番の浅漬けレシピ。レモンの爽やかさと、唐辛子のアクセントが加わりさっぱりとどんな料理も相性抜群です。ペットボトルを使えば、誰でも簡単に作れるのでぜひ試してみてくださいね。
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もう一品に!卵を使ったおかず4選
その9:シンプルが一番!お弁当にもうれしい「だし巻きたまご」
必要な材料…たまご、だし汁、薄口しょうゆ、みりん、砂糖、片栗粉、油
調理時間の目安…5分
「いつものたまご焼きをおいしくアップデートしたい」そんな時におすすめです。シンプルに卵と出汁を堪能できるのが魅力のたまご焼き。このレシピでは、片栗粉をプラスしています。たったこれだけで卵が破れにくく、冷めてもふわふわな食感を保ってくれますよ。
上品な味が、うな丼の良さをより引き立ててくれます。
基本のだし巻きたまごのレシピ!失敗なしの黄金比でふんわりじゅわっと!お弁当にもぴったり
その10:彩りがうつくしい「枝豆と玉子のサラダ」
必要な材料…卵、玉ねぎ、ベーコン、冷凍枝豆、レタス、塩、白胡椒、上白糖、米酢、マヨネーズ
調理時間の目安…30分
子どももよろこぶ少し甘めで、彩りがうつくしいサラダ。玉子のふわふわ食感と、ベーコンの塩味、レタスのシャキシャキ感がマヨネーズを加えることで、絶妙にマッチしています。うな丼に足りない、食物繊維もとれるので全体の栄養バランスがととのいます。
卵大量消費!おつまみにピッタリ「枝豆と玉子のサラダ」のレシピ
その11:旨みが詰まった「椎茸と油揚げの玉子とじ」
必要な材料…玉子、椎茸、油揚げ、九条ネギ、水、上白糖、和風顆粒出汁、みりん、濃口醤油
調理時間の目安…20分
フライパンひとつで簡単にできる、椎茸と出汁の旨みがたっぷり詰まった一品。やさしい味わいが、濃厚なうな丼を引き立ててくれます。とろっと口当たりも良いので、体調が悪い時にも栄養がとれて食べやすいのでおすすめです。
その12:シンプルな味付けで素材の味をたのしむ「しめじとベーコンの卵炒め」
必要な材料…しめじ、ベーコン、卵、しょうゆ、レモン汁、粗びき黒こしょう
調理時間の目安…10分
使う食材は3つのみ!そして加える調味料も3つのみ。シンプルだから、素材それぞれのおいしさを堪能できます。レモンのさわやかさと、黒胡椒のアクセントを存分に味わってくださいね。作り置きやお弁当にもおすすめなおかずレシピです。
10分で完成!シンプル爆速爆うま「しめじとベーコンの卵炒め」レシピ
素材のおいしさが溶け込んだ汁物3選
その13:磯の風味♪彩り豊かな「あおさの味噌汁」
必要な材料…あおさ、絹ごし豆腐、人参、長ねぎ、水、出汁パック、味噌
調理時間の目安…20分
定番の味噌汁の食材に、食物繊維とカリウムなどのミネラルたっぷりのあおさをプラス。これだけで、いつもの汁物も磯の風味が感じられて、栄養価もグッとUP!香りと色を保つために、加熱はせず最後に加えてくださいね。
磯の香りと色を逃さない!心も体もホッと温まる基本の「あおさの味噌汁」のレシピ
その14:旨みが体にしみわたる「しじみの味噌汁」
必要な材料…しじみ、長ネギ、手まり麩、出汁昆布、水、味噌、粉山椒
調理時間の目安…20分
二日酔いに定番のしじみの味噌汁に、かわいらしい手鞠麩を加えた一品。上品で飽きのこない味わいが、うな丼をより贅沢に引き立てます。粉山椒を最後に加えると、より香りをたのしめるのでおすすめです。
旨味たっぷり基本の「しじみの味噌汁」レシピ!疲労・二日酔いの身体によくしみる一品
その15:シンプルが一番合う「大根の味噌汁」
必要な材料…大根、油揚げ、細ねぎ、水、水、出汁パック、味噌
調理時間の目安…25分
「大根を使った汁物をワンランク上の仕上がりにしたい」そんな時におすすめです。定番の大根と、油揚げ、ねぎを合わせた味噌汁。間違いない組み合わせが、うな丼を邪魔しません。
大根は下茹でをすることで、独特の苦味とアクを取り除けます。しっかり処理すると全体のクオリティがぐっと高まりますよ。
【冷蔵3日】厚めにカットして存在感UP!失敗しない基本の「大根の味噌汁」のレシピ
好みのレシピを組み合わせて、うな丼をもっとおいしくバランスよく楽しもう!
この記事では、うな丼に合うおかずを15品ご紹介しました。気になるレシピはありましたか?うな丼は食べ応えがあって、ビタミンやミネラルも豊富な栄養に優れた丼ぶり。ただ、ビタミンCや食物繊維など特定の栄養素は不足気味です。ぜひ今回紹介したレシピ組み合わせて、よりうな丼をおいしくバランスよく味わってくださね。