クリーム煮の献立15選！もう一品加えたいおかず・主食・副菜やスープなどバランスのとれた付け合わせを管理栄養士が提案

寒い時期は特にうれしい、体を温めるクリーム煮。鮭や鶏肉など魚介や肉をメインに、野菜と合わせて旨みとまろやかな味わいがたのしめるのが特徴です。ただ、タンパク質は十分でもミネラルやビタミンが少し不足気味。

そこで今回はクリーム煮にピッタリなバランスのとれた献立をおかず、付け合わせ、主食、スープに分けてレシピル編集部員で、かつ管理栄養士の私が紹介します。この記事を参考に、おいしくバランスよくクリーム煮を楽しんでくださいね！

著者／mooomint

四年制管理栄養士養成学校を卒業後、約6年間保育園にて勤務。これまでに約300人以上の子どもの栄養管理、調理、食育活動を行う。猫と北欧が大好きで日々、心地よい暮らしを模索中。

簡単にできる！もう一品におすすめなおかず4選

その1：しっとりジューシー！浸けて焼くだけ「味噌マヨチキン」

必要な材料…鶏むね肉、料理酒、片栗粉、塩、こしょう、味噌、マヨネーズ、砂糖、しょうゆ、ごま油、野菜

高タンパク質で低脂質な鶏むね肉を、下味に浸けて焼いただけのお手軽レシピ。パサつきがちな鶏むね肉もマヨネーズの油分のおかげで、しっとりジューシーに。味噌の風味とコクを、表面を香ばしく焼いてさらにたのしんでくださいね。

その2：おもてなしにも！パッと食卓が華やぐ「タコのスパニッシュオムレツ」

必要な材料…ボイルタコ、卵、ピーマン、玉ねぎ、エリンギ、オリーブオイル、おろしにんにく、刻みパセリ、ケチャップ、粉チーズ、塩コショウ

調理時間の目安…25分

高タンパク質で低脂質なタコに、野菜ときのこをたっぷり入れたヘルシーながらボリュームもあるオムレツ。具沢山で彩りも美しく、パーティーやおもてなしの場でも活躍してくれます。一度にたくさんできるので、作り置きやお弁当にもおすすめです。

その3：ハーブ香る♪本格的「バルサミコソースの白身魚ソテー」

必要な材料…白身魚、オリーブオイル、バター、小麦粉、塩・こしょう、フレッシュセージ、バルサミコ酢、しょうゆ、はちみつ

鯛やヒラメなどの淡白な白身魚をシンプルにソテーし、セージの香りとバルサミコ酢の酸味を効かせたさわやかなソース。パリッとした表面と、クリーム煮のまろやかさが相性抜群です。特製ソースはお肉にも合うので、ぜひ色んなアレンジでたのしんでみてくださいね。

その4：しっとりやわらか◎みんなだいすき「ポークチャップ」

必要な材料…豚ロース肉、サラダ油、塩、砂糖、水、玉ねぎ、にんにく、ケチャップ、酒、中濃ソース、コンソメ、水、塩、黒こしょう

塩と砂糖、水を合わせた塩糖水でお肉がしっとりやわらかに。じっくり漬けたら、こんがり火を通してニンニクの香りがきいた調味料に絡めて仕上げましょう。ご飯に合う味付けが、まろやかでやさしいクリーム煮をよく引き立ててくれます。

野菜は足りないので、付け合わせやスープからたっぷりとるようにしてくださいね。

あっさりヘルシー！ダイエットにもおすすめな付け合わせ4選

その5：コスパ◎お弁当や作り置きにも便利！「きのこのマリネ」

必要な材料…椎茸、舞茸、エリンギ、しめじ、イタリアンパセリ、米油、塩、白胡椒、白ワイン、米酢、レモンジュース、オリーブオイル

調理時間の目安…25分

たっぷりのきのこを4種類使った贅沢レシピ。食物繊維とビタミンDが豊富にとれるので、美容やダイエットにぴったりです。香り高くしっかり炒めて、お酢とレモンジュースの酸味プラスして旨みを引き立てましょう。たくさん作って常備しておくと、あともう一品足したい時にたいへん役立ちします。

その6：子どももよろこぶ♪手作りツナソースが決め手の「ゆで玉子とほうれん草のツナサラダ」

必要な材料…ゆで玉子、ツナ缶、玉ねぎ、人参、ほうれん草、白ごま、ごま油、三温糖、薄口醤油、マヨネーズ、七味唐辛子、塩

調理時間の目安…25分

「子どもにたっぷり野菜を食べてほしい」そんな時におすすめです。火を通して炒めることで、グッとカサが減るのでもりもり野菜が食べられます。ツナはそのままではなくちょっと一手間。ツナに、ごまの風味とマヨネーズのコクを合わせて、特製の子どももだいすきなツナソースに。

ゆで玉子を輪切りの豪快さも、満足感を与えてくれます。

その7：簡単！さわやか◎美肌にもおすすめ「トマトサラダ」

必要な材料…トマト、玉ねぎ、パセリ、塩、白胡椒、レモンジュース、米酢、オリーブオイル

調理時間の目安…20分

サッと簡単！火を使わないでできるので、あと一品足したい時に便利です。フレッシュなトマトと、玉ねぎの瑞々しさとすっきりとした酸味がまろやかで濃厚なクリーム煮をさっぱりリセットしてくれますよ。

その8：健康や美容にもってこい「えびとパプリカのマリネ」

必要な材料…むきえび、赤パプリカ、黄パプリカ、玉ねぎ、片栗粉、水、塩、酒、塩、オリーブオイル、白ワインビネガー、はちみつ、ハーブソルト、黒こしょう

調理時間の目安…15分

「おもてなしにも使えて、おしゃれで簡単な副菜がほしい」そんな時におすすめです。プリッとしたえびと、カラフルなパプリカはレンジで加熱してマリネ液に漬けるだけ。白ワインビネガーの酸味と、はちみつのまろやかさでさっぱりと素材の旨みをたのしめます。

合わせて食べたい！おすすめの主食4選

その9：アンチョビときのこの風味♪「きのこパスタ」

必要な材料…スパゲッティーニ、しめじ、マッシュルーム、にんにく、赤とうがらし、オリーブオイル、アンチョビ、塩、こしょう

調理時間の目安…15分

旨みたっぷりのきのこと、アンチョビの塩味がきいた大人なパスタ。ニンニクと唐辛子が入っているので、パンチがきいています。まろやかで濃厚なクリーム煮に合わせると、良いアクセントになるので組み合わせバッチリですよ。

その10：ぷちぷちプリプリ！「玄米入りえびピラフ」

必要な材料…玄米、白米、冷凍エビ、玉ねぎ、ニンジン、セロリ、ブロッコリーの芯、パプリカ(赤、黄)、マッシュルーム、にんにく、バター、塩、ホワイトペッパー、顆粒コンソメ、オリーブオイル

調理時間の目安…20分

玄米はビタミンB群、ビタミンE、鉄、マグネシウム、カリウム、マンガン、亜鉛などさまざまな栄養が豊富に含んでいます。ご飯と同じ割合だから、食べやすく栄養もとれますよ。それでも固さや風味が気になる場合は、白米2：玄米1にするとおすすめ。

たっぷりの野菜に、高タンパク質で低脂質なえびが入っているから、食べ応えもあってバランスもバッチリです。

その11：がっつり食べ応え◎「ガーリックハムチーズトースト」

必要な材料…食パン、にんにく、ハム、ピザ用チーズ、粗びき黒こしょう、バター、粉チーズ、青のり

調理時間の目安…20分

潰したニンニクに、バター、粉チーズ、青のりで風味UP！食パンの1枚にハムとピザ用チーズをのせ、もう一方はニンニクバターを。こんがり焼けたチーズと、とろけた食感と食べ応えのある味がやみつきになる絶品トーストです。

クリーム煮と相性は良いですが、付け合わせやスープからしっかり野菜をとってくださいね。

その12：缶詰で簡単！栄養たっぷり「アラビアータ」

必要な材料…さば水煮缶詰、玉ねぎ、にんにく、赤とうがらし、パルメザンチーズ、スパゲッティ、オリーブオイル、カットトマト缶、塩、粗びき黒こしょう、ドライパセリ

良質な脂質を持つサバをピリッと辛いトマトベースで仕上げたアラビアータ。ソースは、トマト缶にサバ缶を使うので下処理いらずで簡単です。味わいだけでなくクリーム煮の白色と、アラビアータの赤色が見た目でもコントラストがあるので、組み合わせバッチリです。

ちょっぴりスパイシーな簡単スープ3選

その13：レンジで簡単！旨みがぎゅっと詰まった「丸ごと玉ねぎのカレースープ」

必要な材料…玉ねぎ、ベーコン、ミックスベジタブル、カレールー、コンソメ、水、粉チーズ、乾燥パセリ

調理時間の目安…15分

「洗い物をとにかく減らして、スープを作りたい」そんな時におすすめです。なんとこのレシピでは鍋を使いません。スープを盛り付ける器で、全て電子レンジ加熱でOK。なので洗い物が簡単！

調理もシンプルで、玉ねぎの旨みと彩り豊かなミックスベジタブル、味付けがブレないカレールーを入れるのサッと簡単に作りたい時にたいへん重宝します。

その14：ちょっぴりスパイシー！トマトジュースで簡単「チリ風スープ」

必要な材料…トマトジュース、合挽き肉、ミックスビーンズ、玉ねぎ、人参、ケチャップ、中濃ソース、しょうゆ、砂糖、コンソメ、カレー粉、すりおろしにんにく、すりおろししょうが、塩、胡椒

調理時間の目安…15分

トマトジュースをベースに、カレー粉でスパイシーに仕上げたチリ風スープ。挽肉と旨みと野菜の甘み、砂糖やケチャップが入っているから辛さの中にしっかり旨みが感じられます。ピリッと香るアクセントが、まろやかなクリーム煮を引き立ててくれますよ。

その15：豆板醤とラー油でピリッとうまい「豚肉とキノコの辛スープ」

必要な材料…豚こま切れ肉、しめじ、生キクラゲ、椎茸、チンゲン菜、ニンニク、米油、豆板醤、鶏ガラスープの素、塩、酒、薄口醤油、水、ラー油

調理時間の目安…30分

豚肉にキノコがたっぷり入った食べ応え抜群のスープ。ニンニクの香りと、ラー油のピリ辛さがきいていてたっぷりの具もペロリと食べられてしまいます。クリーム煮と異なるテイストなので、相性も良いですよ。

好みのレシピを組み合わせて、クリーム煮をもっとおいしくバランスよく楽しもう！

この記事では、クリーム煮に合うおかずを15品ご紹介しました。気になるレシピはありましたか？クリーム煮は、鮭やチキンをメインに使えばタンパク質は十分ですが、ビタミンやミネラルを補う野菜はもう少しプラスしたいところ。ぜひ今回紹介したレシピ組み合わせて、よりクリーム煮をおいしくバランスよく味わってくださね。